考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

アスノ家の夢

「夢」という切り口でガンダムAGEについてつらつらと考えてみました。今回はアスノ3代だけですが、他のキャラについても「夢」は重要なキーワードですね

フリットの夢

アスノ家3代に受け継がれるフリットの夢は「みんなを守る救世主になる」。うん、今考えると「みんな」という言葉選びはあからさまw

イワークさんやリリアとその友達だけでなく、彼らに苦しい暮らしを強いているザラムやエウバの連中も「みんな」の中に入ってたことがポイントになる

セムの夢

初登場が不良に絡まれてる友達を助けにくるシーン、その不良の親玉なガキ大将でも助ける、などといかにもフリットの夢を受け継ぐのにふさわしいキャラをしているアセム。しかし軍に入った彼はXラウンダー能力がなかったりと「出来の悪い息子」キャラになってしまう

そもそもの問題は守るべき「みんな」の中に入ってたゼハートが敵だったこと*1。そりゃあ敵は守れんわな。こうしてアセムは迷い、迷走する

結局、この問題をアセムフリットから受け継いだ夢ではなくウルフを目標にする夢を選ぶことで解決した

キオの夢

出来の悪い息子と違ってじいちゃんの夢を素直に受け継いでくれる孫、キオ。しかし彼の素直さは祖父の思惑を超え、敵であるはずのヴェイガンの人間も「みんな」の一員だと考えるようになる

ここでアセムにとっての「みんな」の一人がヴェイガンだったり、ヴェイガンに通じていれば地球人であっても「みんな」の中から切り捨てていったフリットであったり、こういうアセム編の描写が効いてくる

*1:ゼハートが「みんな」に入っているのは憲兵からかばったところでわかる。その回でゼハートが敵だとわかるんだよなぁ…