スピーカーの底面が土台と直に接していると、スピーカーの振動が土台に伝わって土台がいらぬ音を発してしまう。そこでスピーカーを土台から浮かして振動が直に伝わることを防ぐのが、スピーカーに対するインシュレーターの第一の機能である。これだけを考えるなら割と何でもインシュレーターとして使用できる。有名どころは10円玉
現在使用しているスピーカーは元から厚さ1mmほどのゴムの足がついているので底面と土台の物理的な接触はすでに制限されているが、さらにものを挟むことで音質の改善になるか軽く試してみたのである。材質によって音が違うというのでやってみたところ超手軽でアホみたいに音が変わるので軽く遊んでみるにはうってつけであった
以下詳しい結果。使用したのは定番の10円玉、15mm角に切った薄ダンボール、ペットボトルキャップの３種類であるが
10円玉：全体的にクリアな音に
ダンボール：低中音が強調される
PETキャップ：ボーカルがはっきりし、それ以外は抑えられる
素直に「音質が良くなった」と言えるのは10円玉だが、他の２つも簡単にイコライザーのような効果が得られて面白い
スピーカーを置いている机にはデスクマットを敷いている*1ので、スピーカーのゴム足と合わせて柔らかすぎるところに金属を合わせることで上手いこと振動を抑制できたのが10円玉の結果だろうか。10円玉なしと比べてぐっとS/Nが高まった感じだ
*1:できれば机の板に直に置きたいところだがこのデスクマット、接着されてるので…
