考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

ジュエルペット各作から好みの「通常回」をピックアップしてみた

皆さんおはリル〜(流行れ*1
ということでリルリルフェアリルも始まり微妙に時期を外してしまいましたが、ジュエルペットのテレビアニメ終了に伴いこれまでのシリーズを振り返ろうということで自分の好きな回をあげていきたいと思います。
シリーズ各作を振り返りたいので2話/1作をピックアップすることとし、人気の集中しがちな重要な回は避けて選ぶ人の個性が出そうな普通の回(記事タイトルではとりあえず「通常回」と呼びました*2)を選びました。
ということでこの記事を読んだ方は、ツイッターとかブログとかで「自分はこの回が好きだな〜」みたいにこの記事をダシにジュエルペットを語って個性を炸裂させてくれれば、ジュエルペットクラスタもより盛り上がって自分もハッピーです。

(無印)ジュエルペット

第7話「ムキムキ!七つの傷を持つ執事」

大体第7話というのはスタッフが慣れてきたタイミングかつ1クール目半分経過した山場ということで面白い回になりやすいらしく、ジュエルペットではその年最高レベルの回になることも多いのですが、無印の7話も面白い。ていうか何でたこ焼きなんだ、北斗パロはわかるけどっていう食べ物がギャグになるあたりが実に無印ジュエルペットなんですよ

第40話「ウキウキ!?ハッピー初夢大騒動」

ジュエルペットはどうも毎年52話きっちり放送するという契約になっていたらしく、毎年お正月でも曜日や時間をずらして容赦なく放送していたものですが、無印のこの回は「お正月の特番ってつまらないよね〜」*3とか言ってたらお正月バラエティを自分でやるはめになるというお話。ジュエルペットのキャラ達がバラエティやるのはめっちゃ面白かったので正直毎年やってもよかったレベルというか他の番組でも積極的にネタをパクっていただきたい*4

ジュエルペット てぃんくる☆

第20話「10倍魔法でドッキ☆ドキ!」

「自分の望みもあるけどみんなの幸せを守りたい」オチという、コメディ色の強い回の割に終盤の展開にがっつりつながっているこの回ですが、メインキャラの欲望が丸出しになってるのが微笑ましくて楽しい。沙羅さんとか10倍魔法自体は割と冷静に使ったと思ったら「きのこ絶滅魔法が完成したわ!!」だもんなぁw

あと、惚れ薬がばっちり効いて10歳くらい年下のガチ幼女に欲情してるレオンくんの図はよくよく考えるとヤバいと思います!

あ、あとこの次の21話も面白くて、豚まんに魔法をかけるあかりちゃんのささやかな幸せとか、眼鏡ミリアとか沙羅さんのドレス姿とか沙羅さんのドレス姿とか色々あるというか

「9話で明らかになってたけどミリアと沙羅さんマジでこれまで『友達の友達』だったな。というか元から知り合いなんだから、そうでもなけりゃとっくに友達になってるはずか」とか色々あって話は尽きないんですが、このブログの過去記事を見れば明らかなように自分がてぃんくるについて語りだすと止まらないので次に移りましょう

第34話「天秤にかけてドッキ☆ドキ!」

校長が魔法通販で買った変なアイテムが一騒動起こすというてぃんくるでは定番のパターンの回ですが、今回はレアレア(人間)界が主な騒動の舞台だったり、魔法通販のアイテムには珍しくテン・ビンちゃんが普通にお役立ちアイテムだったりと独特なところがあります。というかテン・ビンちゃん可愛い

この二人組がひと騒ぎ起こしつつ人々のお悩みをバシバシ解決していくのが楽しいのですが、普通のコメディ回と思わせてその中で前回あかりちゃんが祐馬君に告白したのを受けた展開があったりして面白い。それにしてもアメリカから来日してアキバでアニメグッズ買い漁る金髪ツインテ猫耳幼女(声:きりりん氏)とかいう傑物が土朝の子供向けアニメに登場していたとか恐ろしい

ジュエルペット サンシャイン

第14話「ドキドキ花火でイェイッ!」「パカーパカーパカーイェイッ!」

挿入歌を交えた衝撃的な展開でAパートを〆て

何事もなかったかのようにBパートを始めるあたりいかにもサンシャインという回。とは言えAパートの展開が尾を引いているのか、花音様がヒロインがしちゃいけない表情連発でいつもの数割増しでルビーに突っかかってくるあたりも実にサンシャイン。

というかこれで一旦恋愛バトル大勝利まで持って行った花音様すげーな…
まあ掛け値なしに美少女なので当然ッ!

ともあれBパートは実にコミカルでテンポ良くて楽しい。サンシャインの短い尺でテンポよくコメディやる回は見返しやすくていいですね。あとひなたの怒らせると怖い面が見えてきたのもこの回あたりだったか

第33話「爆走! ジュエルシューズでイェイッ!」「フローラの牧場でイェイッ!」

サンシャインの単発2話構成の回の中でも特に2話ともクオリティが高いこの回。Aパートは真っ白に燃え尽きつつも足は相変わらず動き続けているという絵面にインパクトありまくりな、あしたのジョーパロの傑作が見られるわけですがそれに留まらず、アイテムに変身したジュエルペットとキャッキャしてる女子達の可愛らしい姿や、ルビーを騙して言うことを聞かせる花音様の畜生っぷりなど見どころ満載

Bパートはサンシャインとは思えないような素直ないい話をして、最後にブラックなオチで〆るのがほんとスタッフに一本取られた感じですなぁ

ジュエルペット きら☆デコッ!

第30話「イケメン・パラダイス村デコ〜!」

きらデコってちょくちょく異世界ファンタジー異文化ギャグというか、お伽話的寓話的ギャグというか な話があって*5、シリーズ他作品にはない独特さがある*6、というかジュエルペットの中でも特に異世界ファンタジー感の強い作品なんですが*7、そんな中でもお気に入りの回がこれ。美醜の感覚が逆転しているというネタはオーソドックスですが。まあぶっちゃけますと自分はアメリ悠木碧声が大好きなので、きらデコとハッピネスのアメリ回は当然評価高くなるという話でもあります

第34話「恋のカラフル・トーナメントデコ〜!」

ジュエルペットに登場する人間男子は変態・ネタキャラだらけな中で特にきらデコの面々は変人揃いなわけですが(というかレッドとブルーが飛び抜けて酷い)、こいつらをフュージョンさせたらいいとこどりで理想のイケメンになるんじゃね?というお話。短所を消して長所だけ残してるあたり、ルビー史上最も高度に魔法を活用している気がする。なのに最後のオチでイオが混ざると全部駄目になるというw 確かにイオは変態だけどきらデコ5のやつらに比べたら割とマシだろw

ジュエルペット ハッピネス

第7話「なでなでするパカ〜!」

割とまともなんだけどやっぱり変人という、ハッピネスの作風を体現したようなイケメン先輩4人組の浅野先輩が自分の心をさらけ出しちゃうお話。先輩組の友情が描かれたりメインキャラ(まりえちゃんトリオ除く)の活躍が満遍なくつめこまれていて楽しい。ここ↓らへんのテンポの良さときたら

それにしてもエンジェラの「パカー」の癒やしオーラが半端無いので、話の納得感が高まる!

第39話「わすれちゃったよ〜!」

「忘年会って言ってるけど納会だこれ!?」な年末回。ただでさえキャラ付けが迷子なローサが自分を見失ってるとか、必死の形相でもちをこねるのを先輩たちに観察される面々とか色々酷いが、

op曲とed曲が兼用なのをネタにした上で、edがオチになるという仕掛けが最高w しかも次回から新opなので、曲をネタにするタイミングはこの回が最後だったのだ

ところで2ちゃんあたりだとEKメンズの評判やたら悪かったけど何でだろ。めっちゃ面白いのに。「洒落たフラワーアレンジメントだ」というやたら悪役らしい台詞で登場し、「まだ認知度が足りないようだね」と改めて名乗りをやり、パワーアップしたおかげでKの向きが逆じゃなくなった49話とか最高の切れ味だったじゃん!

ディジュエルペット

第10話「パラソルはレディのたしなみ」

どこぞのネゴシエーターが「自由とはそういうものだ」言いそうなお話。レディとしての規範を身につけるレッスンを通してそんなの知るか!な展開もありつつ、結局は他者を慮るのが大事なのだというレディジュエルペットらしい回。それにしても歴代一いちゃいちゃ濃度高いなこのアニメ

第27話「カレーのプリンスさまっ!」

流石にレッスンばかりで話を作るのはネタがなくなるのか、3クール目に入った途端にジュエルペットらしくギャグが飛び出してきた回。こんな回でもリリアンの正体に関する伏線をさらっと張っているのが恐ろしい。ともあれ自分がこの回で一番好きなのはプリンス達が自分の好きなカレーについて熱く語っているくだり。ハッピネスの先輩達もそうだったけど男子の友情が感じられてほっこりしますなぁ

ジュエルペット マジカルチェンジ

第5話「メロンパンカーニバル」「そしてみんないなくなった」

マジカルチェンジを語る上で避けて通れないメロンパン回。変人ばっかりのコメディで主人公は真人間のツッコミ役かと思ったらやっぱりこいつも変人だ!という定番のパターン。その後お決まりのパターンとなる非生物マジカルチェンジのはしりでもある。メロンパン回単体の評価は溢れてるので他の人に任せるとして、自分はBパートでも継続してルビーが皿だったどころか、最後のオチまで皿だったところを評価したいですね。サンシャインの切り替えっぷりに対して、マジカルチェンジの話がつながってるパターン。朔太郎は安定の被害者。それにしても皿だから「ディッシュ」という、安直かつ子供には通じない語尾はジュエルペットらしいかも

第7話「朔太郎養子化計画」「ガーネットが来た!」


画像のあいりやらローラの倒錯した妄想がやたらフェティッシュなAパートに、女児向けらしい百合ないい話にジュエルポッドヘッドのビジュアルが面白すぎるBパートという回。こうしてシリーズ振り返って気づいたのだけれど、あいりの変人っぷりやローラの倒錯っぷりは歴代だと男子が担ってたキャラ付けな気がします。まあそれがむしろ可愛いんだし美少女なんで百難隠しますよね!

それにしても擬人化ガーネットは女児向けアニメの主人公を担えるレベルの美少女っぷりだ*8

結び

いや〜、こうして振り返ってみると7年の重みはすごいというか、懐かしさがこみ上げてくるというか。とにかくジュエルペットがいかに面白いアニメだったか再確認できました。ありがとうジュエルペット! 7年間楽しかった!

*1:リルぷりの「ぷり」をプリパラが持って行ったのでセガトイズに残った「リル」をリルリルフェアリルが受け継いだ説、好きです

*2:ジュエルペットの通常は他アニメの異常ではないかという異論はさておく

*3:でも駅伝はめっちゃ面白いだろ!(筆者主観)

*4:とは言えサンシャインは思いっきりバラエティ番組パロった回やってたし、アイドルアニメでもバラエティ番組回とかあるので大体実現してるのか…?

*5:有名なサンマ回とか

*6:家のサイズが違うせいでぴんくが窮屈な思いをする序盤の描写好きです

*7:きらデコ以外のジュエルペット達は人間世界に思いっきり染まっているというw

*8:あむちゃんとみあ先生を足して2で割ったとも言う