考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(株で食ってくぞ!)

リサーチ! バランス投信の三冠王!?

皆さんは野村インデックスF・内外7資産バランス・H型という投資信託をご存じでしょうか? 「7資産」の時点で「え? 8資産じゃなくて??」という感想になること請け合いだと思いますが、実はこの投信、値動き(ボラティリティ)が少なくてシャープレシオが高いとして一部で有名だとか

こんなのがあると備忘録的に日記にちょろっと書いて終わりにしようと思ったのですが、どうせならコロナショックに際しても他よりボラティリティが低いままなのかどうか興味が湧いてきたので、何種類かのバランス型投資信託でリターン、リスク(ボラティリティ)、シャープレシオを比較してみることにしました。果たして三冠王と呼べる投信は現れるのか!?

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野村7資産とは

正式名称を「野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型」という(長い!)この投資信託(「野村7資産」とでも略させていただきます)

詳しいことはきっちり書かれてるよそのブログに丸投げするとして

indexhikaku.hatenablog.jp

バランスファンドの中でもリスクが小さくシャープレシオが高いのが特徴とのこと

それにしても色々面白いというか一見してマニア好みじゃなさそうなポイントが散見されますね

新興国株式に投資しない

2000年代以降成長著しい新興国の株式に投資しないのは意外ですが、リスクの割りにリターンが小さいということですか

②為替ヘッジあり

コスト要因なのでインデックス投資家から嫌われがちな為替ヘッジですが、為替リスクを減らすことで全体のリスク低減に有利なようです

REITが株や債券と同じ割合

よく8資産均等とかのバランスファンドが「株や債券と比べて時価総額の小さいREITにオーバーウェイトしてる」と批判されてるイメージ

ともあれ、この特徴がリスクリターン比を良くしているらしいんですが、果たして最新のデータではどうなっているのか!?

バランスファンドの比較

というわけで実際に調べてみたわけですが、最近の下落でどいつもこいつもマイナスばっかりでシャープレシオが意味を成さない! というわけでリターンとリスクのみ表にしました*1

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ブログで表にするのは面倒なので相変わらずのスクショ戦法。バランスファンドは独断と偏見により見繕いました

とはいえ3年リターンすら出てないような最近のファンドばっかりだし、何といえばいいのやら。最近は債券も下落してましたが、やっぱり債券の割合が大きい方が下落が緩いですねという当たり前の感想が出てくる。でも債券割合が50%と大きくても、海外資産の割合が大きいとかなり下落してますね*2。国別の時価総額加重平均で割合決めてるようなやつ。そんな中でもセゾンバンガード・グローバルバランスFは4資産均等型並みの下落で済んでますが、ボラティリティは十分高いのが興味深いですね。為替か? 為替のせいなのか??

ここで注目なのが新光7資産バランスファンド(以下「新光7資産」)。新興国株を除いた7資産のバランスファンドが野村7資産以外にもあったのには驚きですが、この新光7資産、この1~3年だと野村7資産よりリターン、リスクともに優れているのです! 野村との違いは7資産に均等に分散するのと、為替ヘッジなしなところ。でも信託報酬が倍以上あるからなぁ

(追記)

その後ふと他にもよさげなバランスファンドがないものか調べたら見つけました

その名もノーロード明治安田5資産バランス!!

投資信託のモーニングスター|スナップショット[ノーロード 明治安田 5資産バランス(安定成長)]

投資信託のモーニングスター|スナップショット[ノーロード 明治安田 5資産バランス(積極)]

株式と債券の割合で3種類あるのですが、今回は債券5割の安定成長コースと債券3割の積極コースを見てみましょう。比較対象は↑のリストでいい感じだったニッセイ4資産均等と新光7資産。それぞれ債券5割と債券約3割のファンド同士の比較です

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ね? いい感じでしょ、明治安田5資産

上でも触れましたが、やはり海外資産が増えるとボラティリティもリターンも悪化するようで、比較対象のニッセイ4資産均等と新光7資産は国内外が半々なのに対して、明治安田5資産は2/3程度国内資産なのが功を奏したようです

*1:タイトルの「三冠王」とは

*2:日本は新型コロナの被害まだましだし、円高もあったからなぁ