近世を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヨーロッパ・ユニバーサリス4 (Europa Universalis IV) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
元記事:
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
- [4/19]~1445年・0点(-位)
- [4/20]~1449年・0点(-位)
- [4/20]~1457年・0点(22位)
- [4/22]~1466年・1点(23位)
- [4/23]~1482年・2点(27位)
[4/19]~1445年・0点(-位)
Ver.1.29.5。適用DLCはDharma以外全て。使用MODは日本語化MODとテクスチャ改善MODくらい。セーブ&ロードありでプレイ*1
記事タイトルはつまり「オスマンに負けないように頑張る」くらいの意味です
交易国家らしく地中海を中心に交易の要所を押さえていきたいけどどうなることやら。とりあえずアフリカ沿岸は押さえてアジアに進出して交易額を流し込むのは鉄板なのでなんとかなるだろう
攻略Wikiに載ってた外交レベル3止めでアイディアに外交点突っ込む戦略が今のバージョンでも通用するのかという試金石でもあります。いけそうならそのうちオランダプレイでも同じことやる予定
まずは商人再配置したり顧問を雇ったり宿敵指定したり。選んだ宿敵はプロヴァンス、フィレンツェ、ビザンツ。はい、攻めたいところにある隣国ですね
後は大国と同盟を結んで…と思ったら結んでくれないので関係改善
してる間にミラノに攻められてやり直す。大国が駄目ならまず小国同士で同盟組まんといかんな。というわけで貿易同盟を組む
交易力を転送してくれるので、同じジェノヴァノードのルッカとシエナ、上流のキプロス(アレッポノード)、ヨハネ騎士団(イスタンブールノード)、アルバニア(ラグーザノード)、ナッサウ(ラインラントノード)を加盟させる。上流のそのまた上流なナッサウはぶっちゃけ数合わせである。てかキプロスはイスタンブールノードだと思ったのにそのまた上流のアレッポノードかい! そもそもイスタンブールノードがジェノヴァノードからは直接の上流じゃないな…*2 ともあれ、加盟国が多くなるとマイナス補正がつくのでこれ以上加盟させるのは無理だな
それとやり直した結果、教皇領に宿敵指定されてない世界線を引いておいた
ナショナルフォーカスは統治。さっさとアイディア解禁を目指すぞ~*3
――――
ところで商人共和国は交易都市とやらを設置できるらしい*4
試しにエーゲ海の島を選んでみると…
うん? 新しい国として独立するの? それはどうしよう…… しょぼいプロビだから独立させて単独の国にした方が強いな! よし、交易都市を独立させるぞ!
なるほど、革命政体だと作れる衛星国みたいに色々決められるのか。んで、新たな国は従属国ではなく貿易同盟の加盟国となる、と。ともあれこれで、交易都市スチオは独立した。大体現代のギリシャ共和国北エーゲ地方にあたる土地で、スチオとはつまりヒオス(キオス)島のことか
待てよ、独立させちゃって従属国でないということは、これではビザンツとかに請求権つけられないじゃん! まあ、そんなにバンバン戦争できる戦力ないし、放っておいてもいいんだが、ビザンツを宿敵指定した意味が…
――――
後は何かのはずみでフランスとの同盟が切れるのを待つ*5。そこに早くも百年戦争が再開
このイベントはイギリスから宣戦する形になるので、プロヴァンスが防衛戦争における同盟の履行を拒否すれば早くもチャンスだったが、残念! 同盟は履行された
――――
そういや開幕で階級から君主点を召し上げてない。と思ったら商人共和国では階級システムは有効ではない
代わりに派閥システムがあるというわけか
ここら辺なかなか新鮮だなー。てかそもそも共和制の国やるのが初めてだったわ
――――
関係改善が進んで同盟組みたい大国がようやく首を縦に振るところまでやってきた
最初の同盟相手はカスティーリャ。強大なアラゴンを敵に回すつもりはないが、チュニジアの交易中心地をもらいたいのでその対策。後々オスマンやマムルークを相手にすることになっても力強い味方になってくれるだろう
同盟とは関係ないが、スペイン(とポルトガル)が新大陸に進出してセビリアノードに富が流れ込めば、おこぼれでジェノヴァノードも儲かる仕組みだ。そして新大陸はイベリア勢に任せて、こちらはアフリカに進出して儲ける、と
次の同盟国はオーストリア。ヴェネツィアを攻めるときのおこぼれ狙いと、オスマン対策である
ぶっちゃけオスマン対策としてはオーストリアは心もとなくて、マムルークと同盟を組んでおきたいところだが異教徒だし難しいよね。まあカスティーリャもいるから心配はないだろう。あとは後々ロシアと組めれば、攻められる心配もなくなって安心だが
こうして関係の良い同盟国を二つ得たので、共通ミッション「信頼できる同盟」を達成
――――
黒海沿岸の東半分は請求権つけられるので、ジャンダルとかトレビゾンドとかイメレティが持ってる交易中心地ほしいな~
でも今のジェノヴァの戦力では厳しいよなぁ。今のシステムだとすぐに同盟国こき使うわけにはいかないし…
[4/20]~1449年・0点(-位)
ともあれ敵戦力を確認してみよう。トレビゾンドとイメレティが同盟を組んでいて、
ともに兵力は6千ずつ
一方、ジェノヴァの扶養限界は1万2千。維持費の支払いも問題ない。いけるんじゃね??
扶養限界MAXにしてミッション達成。イメレティの狙ってる土地に請求権を捏造
これで開戦できる。後は黒海方面に兵を送るだけだな
東ローマもこれで終わりだな…
――――
4年に一度の選挙。現支配者(ドージェ)は統治のパラメータが低いので、そこが高い候補に挿げ替える
他がどうにもパラメータ低くなるのが商人共和国の悩みどころ
官僚の候補が当選したのでギルドの影響力がアップ。支配的な派閥になった
ふむふむ。だが我が国は戦争の直前。貴族派閥から陸軍への補正が欲しいので、軍事点を消費して貴族の影響力をアップ
これで貴族が支配的な派閥になるわけか
なるほどな~
[4/20]~1457年・0点(22位)
準備が整ったので戦争だ!
開幕、敵艦隊と戦闘に入る
ジェノヴァの艦船を全て集めたので当然勝利!
以降制海権を握りつつ、陸も進軍していく。占領地に移動してきた敵軍と会敵
こっちの占領地なので向こうは渡河のマイナス補正を食らう。向こうの方が数が多かったが問題なく勝利
後は敵首都の要塞を落とすだけだ
――――
いやー、こちらが手を出す隙はなかったね。コンスタンティノープルをオスマンが手に入れたことでイベント発生。「オスマン帝国が腹を立てれば、宣戦布告で応じるかもしれません」何それ怖い
というわけで交易力ダウンを甘んじて受け入れたわけだが、こっちにはオーストリアとスペインがついてるんだから、攻められることはなかったのでは? まあ黒海方面の交易力が落ちても大したことないので
――――
序盤なのでなかなか要塞が落ちないのだが、攻略し始めたところで恐れていたことが起こった。ビザンツを平らげたオスマンが、次にアルバニアへと食指を伸ばしたのだ
あー。自分が強い国と同盟組んでても、貿易同盟の相手が攻められると危険なのは後から気づいたんだよなぁ。まあ、諦めてアルバニアだけの被害で済めば御の字だな~
とか思っていたら、アルバニア独自の同盟国もいるので、ジェノヴァの貿易同盟参加国に加えて、ミラノにヴェネツィアとその手下どもまで参戦している
意外と味方が多いが、ともあれ並行してのんびり別の戦争している場合じゃないな。イメレティ・トレビゾンドとは講和する
要塞を落としてないので土地がもらえないのが残念だが、賠償金をゲット
まあ、ジェノヴァは国の規模の割りに裕福なので、これくらいの賠償金はしょぼく感じるけどね!
敵軍を殲滅したのでキルレシオはいい感じだ
格安で大型船をもらえるイベントが発生。おいしい
ルネサンスが誕生。イタリアの国なので近い
フルボッコにしてやったのでイメレティは隣のグルジアに攻められる
さて、せっかく黒海周辺に軍がいるので、オスマンの属国に成り下がっているクリミアの首都を城攻めしてやった
無事陥落。クリミアの占領を進めるより、味方が頑張ってるバルカン方面へ向かおう
最初は参戦してなかったオスマンの同盟国、白羊朝が同盟を履行。敵が増えやがった
とはいえ、オスマンが1万強の部隊を3程度、クリミアが1.2万、白羊朝が1万弱の戦力を投入してきても、ヴェネツィアとミラノが2万弱を擁し*6、さらに数千~1万数千が他に10ヶ国以上もいる*7。なので意外なことに、オスマンに対して普通に戦えている
さらにヴェネツィア艦隊が強いのでこっちが制海権押さえてる。すごいな
そこでふと気づく
アルバニアに☆3将軍! そうか、これがアルバニア・トラップ戦略で有名なスカンデルベグか
(5, 5, 5, 0)はマジで強い
というわけで中盤戦はアルバニア軍にくっついて動くことにした
――――
しばらくして敵軍がはるばるヴェネツィアやジェノヴァまでやってきて城攻めにいそしんでいる
なんでかっていうと、こっちが普通に強いのでバルカン半島とクリミアをすっかり占領されたからですね…
そしてオスマンに落とされていたアルバニアの首都レジャを奪還!
長々戦争している間に君主点も貯まる。ついに統治技術が国家アイディア取れるまで来たぞ
選ぶのはもちろん探検アイディアだ
このために外交点を外交技術に使わず貯めておいた。まずは探検家を雇えるようになるぞ
ポルトガルと関係を改善しておいて、探検の拠点にするために港を借りた*8
一方、戦争の方は終盤。ついに脱落者が出た
てかこっちにも個別和平の申し出が来てる
まあうちの国は予算も黒字だし反乱の心配もないしで、講和する理由がないんだがな。首都を落とされても戦争を続けるぞ!
しかし段々と
味方が脱落していく
それでもついには勝利!
いやー。まさかオスマンに中小国の連合で勝てるとはね。序盤でまだオスマンの強さがそれなりだったのと、流石にこっちの味方が多かったからな
この勝利によりアルバニアは領土を獲得。1プロビ国家じゃなくなったので貿易同盟から離脱した
やっぱ貿易同盟のシステムってクソじゃない?? せっかく頑張ったのに報われない…
――――
戦争が終わったので、宿敵のうちビザンツが滅んだ穴を埋める。テオドロでいいか。弱いし
ジェノヴァにより軍が壊滅したイメレティ、グルジアに攻められるもこれを撃退。逆に全土併合してのける
攻めたい相手が強くなるのはなぁ…
――――
探検を実行したんだけど、元々知ってる範囲からちょっと広がっただけ
これ、ポルトガルから借りてる港は基点にカウントされてないな?
[4/22]~1466年・1点(23位)
大国でプレイすると宿敵も相応の大国になるが、中小国でプレイすると宿敵も然りなので、大国と同盟していれば向こうから攻めてくる危険は少ない
つまり、侮辱しても安全ということだ
戦力投射を稼ごう
――――
2番目の探検アイディアで植民者をゲットだが、まだ植民できる範囲が無主地まで届かん。次のアイディアで植民範囲が広がるまでの我慢だ…
首都がルネサンスを受容したのでもう国全体での受容が可能。小さい国だとこういうとこ楽
その頃黒海周辺ではイメレティが黒羊朝にほとんど食われていた
欲しかった交易中心地も取られちゃって、結構でかい国だから手が出せないな…
――――
宿敵テオドロを凌駕した。まあ1プロビ国家相手じゃね
戦力投射がもらえるのでおいしい*9。代わりの宿敵はミラノにしとくか。サヴォアより同盟国が弱い*10
探検アイディアのために外交点が欲しいから、選挙の候補は外交官を選ぼう
キプロスが貿易同盟から離脱しよった
貿易同盟の加盟国が減った分、新たに加盟したい国から申し出があった
というわけでフランクフルトが加盟
いよいよ3番目の探検アイディアをゲット
これで植民可能範囲が1.5倍に伸び、カナリア諸島西部、テネリフェ島に入植できるぞ
植民地のイベント。植民地の珍品で多少の君主点ゲット
ジェノヴァが植民地を設立していた頃、トレビゾンドと同盟国テオドロがオスマンに攻撃されていた
2ヶ国はあっさり併合された。狙ってたのにかっさらわれた~
でも植民地に資金が必要だから、戦争してる余裕がないんだよな
[4/23]~1482年・2点(27位)
プラスだからまだいいが、植民地への支出で予算が心もとない
おかげで陸軍を半減したままにしているがよろしくないな。あんまり活用してない海軍に金がかさんでいるのを予算削減だ。残念だが、金がかかる大型艦を処分しよう
しかしどこも買い取ってくれない
せっかくの大型艦をただで捨てるのはなぁ…
待てよ、もうすぐ国内の改宗が完了するから宣教師の費用が浮く
なんだ、大型艦捨てなくても十分じゃん。実際、改宗が終わればこの通り↓であった
通常の同盟で十分であれば、わざわざ交易力転送する必要もないしな
その頃ミラノがスイスを征服した結果、スイスが1プロビ国家になっていたので
代わりに貿易同盟に引き込む
一方ルッカはといえばヴェネツィアの貿易同盟に加入。そっちへ行きたかったわけかこんちくしょう
ルッカが離脱しただけで、交易収入が6ダカット超えていたのがそれなりに目減りしている
向こうから仕掛けてくれば確実につぶせるので、万一挑発に乗ってくれれば万々歳と侮辱を飛ばしておく
まあ当然向こうから仕掛けて来やしなかったわけだが
――――
気が付いたらオスマンがジャンダルを攻めている
便乗したいが、最近改宗と植民で予算的に対外戦争の余裕がなかったもんで請求権でっち上げてない
この戦争の結果、オスマンはご丁寧に交易中心地だけ奪っていたのであった
――――
選挙で外交官の候補を選び、派閥の主流が貴族から商人に移った結果
貴族が反乱を起こすイベント発生。攻略wiki(英語)によると貴族が主流派閥じゃないと選挙のたびにこのイベントが起こるらしい。勘弁してくれ
とりあえず焦ってイベントの選択肢を選ぶ前に、反乱軍が湧く土地から軍を逃がし、要塞を起動して軍の維持費をMAXに。それからイベントを終えればようやく反乱軍が湧くので猶予が得られるというわけだ。さらに兵力が足りないので歩兵ユニットを5千ほど用意してから攻撃
丁度補充した兵力がやられた感じで平定できた
丁度その頃統治技術が進み、2つ目のアイディアを選べる
というわけで拡張アイディアです
貿易同盟のリーダーだと、同盟の参加国の間でイベントが発生するようで。例えばこんなん
カナリア諸島の植民地がついに自立!
というわけでその近くのアフリカ西部に入植
いつの間にかルッカがヴェネツィアの貿易同盟から抜けてる。その代わりハンガリーと同盟しているが、こちらも同盟国を呼べるので勝てるな…!
貿易同盟から離脱されたので請求権はでっち上げてある。というわけで宣戦。カスティーリャが参戦してくれないが、向こうもハンガリーが参戦しないのでOK
開幕敵艦隊を沈める
敵はルッカとミラノ合わせて2万強、オーストリアはそれよりちょっと少ない程度で、敵は二手に分かれてるから十分勝てる。というわけでジェノヴァ軍はコルシカ島に逃げて予算最小。高みの見物っと
ミラノの友好国であるブルゴーニュが部隊を貸し出してきた! まあこれも各個撃破できれば大丈夫でしょ
首都ジェノヴァが落とされたが、向こうも首都ミラノが包囲されている。戦争は順調だ
こうして戦争している間にオスマンがアルバニアと再戦。もうジェノヴァ貿易同盟とは関わりのない国です… ご愁傷様
どこかの原住民とのいざこざイベント。これ入植地じゃないな。なら攻撃性上がっても別に
オーストリア軍が上手いこと敵軍を返り討ちにし、ミラノ首都が陥落。だが、敵が束になると危険だ。今のうちにミラノと講和し、ミラノ軍とミラノに貸し出されているブルゴーニュ軍を離脱させよう
ミラノ領が欲しくないかといえば嘘になるが、危険は冒さず講和。せっかくなのでオーストリアへ領土を割譲させる。賠償金も多額だが、ジェノヴァは全く戦ってないので全然受け取れない
孤立無援となったルッカもオーストリアが落としてくれたので講和
中核化に必要な統治点は拡張アイディアに回したいので属国化する
戦果表示で気づいたんだが、オーストリアにはもう砲兵がいるんだな。道理で要塞落とすのが敵よりやけに早いと思った
ちなみに属国でなく併合すると現皇帝プファルツ伯から返還要求が来る
断っても攻めてきたりしないけど。こっちには同盟国がいるもんね
戦って属国にしたとはいえ、なかなかの独立要求である。まずは関係改善しないと
あとは外交技術を進める。実は既に探検アイディアをコンプリートしたので、外交点を技術に費やせるのだ。さらばレベル3止め
ところでオスマンとアルバニアの戦争はヴェネツィアが離脱。属国ナクソスが自由になったので
こちらの貿易同盟に取り込む
アルバニアは哀れ全土併合され滅亡した
ナッサウがヘッセンに勝って2プロビとなり、貿易同盟を離脱
ポルトガルが既にカリブ海へ進出していた。ともあれ、ポルトガルと同等に植民地競争できるんだから、外交レベル3止め戦略は有効だな
それにこちらは既に探検アイディアをコンプしているので、やろうと思えば現地国家を殴り放題だし
――――
次の記事: