考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

舞台「やがて君になる」を見て闇が深い女の百合を存分に摂取しよう!(特にスタァライトのオタクにおススメ)

というわけで今回は推しコンテンツ布教記事です

今回ご紹介する作品はこちら!

anime.dmkt-sp.jp

舞台「やがて君になる。アニメ化もされた大人気百合漫画『やがて君になる』(通称やが君)を舞台化したやつです。dアニメストアで絶賛配信中!

先日これを見ながら「いいぞ燈子先輩、もっと心の闇をさらけ出せ!」みたいなことを真っ昼間からツイートしてたらそれなりに反応がくるわけです。流石毎週女児向けアイドルアニメを実況してるアカウントのフォロワー、百合の話題は拾うし実写にも適合している。しかし、この作品はもっと届くべきところに届くべきだ! 適当にツイートしてるだけじゃ波及力が足りねぇ! と思ったのでこうしてガチ布教記事を書きました

(記事を書いてる途中で配信期間が今月末までとのお知らせがあったのでみんな急いで見てくれ!)

f:id:kurutto115:20210811150033p:plain

『やが君』の前に『スタァライト』の話をします

そもそも何で今になって舞台のやが君を見たのかとか、この舞台の個人的一押しポイントについて語るためには、まず『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』(通称スタァライト)の話をしなければならない…。のですが、テレビアニメと劇場版アニメのスタァライトについて重大なネタバレを思いっきりすることになるので、スタァライトのネタバレが嫌な人は↓に箇条書きした押さえてもらいたいポイントだけ読んで、目次(↓にもあります)のリンクから”ここからようやく『やが君』の話です”まで飛んでください

  • 以下押さえてもらいたいポイント
  • スタァライトには大場なな(だいば なな)という、感情が重くて性格が面倒で闇を抱えたヤバい女が登場する
  • そんな大場ななを演じる小泉萌香さんは舞台やが君にも出演。ヒロインの七海燈子(ななみ とうこ)を演じている
  • 演者でお察しの通り七海燈子もかなりヤバい女です。配役の大当たりっぷりが楽しめます

これだけ押さえてもらったら、スタァライトのネタバレを回避したい人は↓から”ここからようやく『やが君』の話です”に行ってください

スタァライトなら知ってるよ! 大場ななヤバいよねw」という人も先へ行ってもらって大丈夫です。今更大場ななを紹介する必要もないでしょうから。「大場ななが『やが君』でもヤバい女を演ってる」ことだけ把握してもらえればOK

スタァライト』のヤバい女と『やが君』の意外でもない関係

f:id:kurutto115:20210811150404j:plain

(と、ここで賑やかしにスタァライトのキービジュを貼っておく)

というわけでスタァライトの話なのですが、スタァライトってどんなやつかというと、女と女が巨大感情をぶつけ合いながらバトルする作品です。マジでこれ。そして舞台とアニメの2つを軸にしたコンテンツなので、舞台で切った張ったできる役者を連れてきてアニメも同じ人に演らせるという、演者にとって中々鬼畜なコンセプトです(やが君もそうだけど普通アニメと舞台はキャストが違うもんね…)*1。まあアニメから入ったオタクにとっては舞台も同じ人が演ってるので安心ですが*2

んで、このスタァライトに登場する9人のメインキャラの1人が大場なな(↑の画像だと一番右上)。作中でも最悪にヤバい最高な女です*3。ってヤバいヤバい言いすぎてる気がしますが、前提として大場ななは仲間思いで優しい子です。他のメインキャラをはじめとする仲間のことが大好きです。世話焼きでお菓子作って差し入れしてくれたりして、仲間達からばななの愛称で親しまれています。しかしあまりにも仲間を想う気持ちが強すぎた彼女は、進むべき未来で仲間が傷つくことを恐れ、仲間と作り上げた輝かしい日々に心が囚われてしまい、仲間を巻き込んで高校1年生の時間を延々とループしています(※ループを自覚できるのは大場ななのみ)

いや、ラスボスだろこんなん! ところが作ってる人たちはそんなこと思っておらず、大場ななは実際テレビアニメで中ボスポジションです。えぇ…。ともあれ、大場ななは敗れ、自分の知らない新しい日々へ進んでいくことを受け入れます。そんなわけですが、そこまでに見せる様々な姿――普段温和な彼女が過去を求める際に見せる冷徹さ、仲間を守ろうとするあまり守られることを強いる傲慢さ;そして変わってしまうことへの恐れ・嫉妬・憤りといった感情を露わにする姿は大変魅力的なわけです。それにしても真顔でヤバい事言ったり笑顔でヤバい事言ったりを散々やるので楽しい

こうして無事に時間が進むようになって劇場版。大場ななの仲間達は高校卒業を間近に控えてすっかり落ち着いてきた、と言えば聞こえがいいですが、あの頃のギラギラした気持ちが薄れてすっかり腑抜けてしまっています。結果、大場なな、キレる! そりゃあより輝ける未来を選んだ結果がこれじゃあね… というわけで仲間を叩き直すため、彼女達を再び戦いの中に放り込み、発破をかけるために全員ぶち殺すつもりで暴れまわります。うん、理屈は分かるがやっぱりこいつヤベぇな

そんな大場ななを見事に演じた小泉萌香さんは、あまりにはまり役だったため以降こういう役ばかり来るようになったそうな。実際どんなものかと思ってウィキペディアの出演作品リストを見ると

f:id:kurutto115:20210811232341p:plain

舞台 やがて君になる(中略)- 主演・七海燈子 役

あっ、ふーん……… 確かにやが君の燈子先輩もヤバい女だもんな!

というわけでこりゃもう舞台のやが君も見るっきゃないなとなりました。あの大場ななが燈子先輩だなんて、素晴らしく恐ろしいことになっているに違いないと。七海燈子がどんな感じにヤバいのかは追々説明するとして、強いて大場ななとの共通する要素で紹介するとしたら「変わることを恐れて未来を忘れてしまった女」といったところでしょうか

あ、話がやが君に移る前に、スタァライトの公式が舞台第2作のキャラ別見せ場ピックアップ動画を公開してるので、興味がある人向けに大場ななのやつを置いときます*4

www.youtube.com

ここからようやく『やが君』の話です

f:id:kurutto115:20210812001003p:plain

(画像はdアニのサムネより)

ようやく話がやが君に辿り着きましたので、まずは作品紹介から。やが君の原作は月刊コミック電撃大王に連載された漫画(完結済)で、女の子同士の関係性を描く百合漫画の中でもガチの恋愛漫画が百合専門誌以外でも受け入れられることを示した、昨今の百合ジャンルの盛り上がりにおける一つのマイルストーン的な存在です

次にあらすじ! 恋愛に憧れるものの高校1年生になっても恋心を抱いたことがないのがコンプレックスの少女、小糸侑(こいと ゆう)は2年生で才色兼備の少女、七海燈子(ななみ とうこ)と出会う。燈子は男女問わず告白してくるほどモテるのだが、恋愛感情が全く湧かないのだという(告白は全部きっぱり断ってます。この時点で結構厄介な女だなこいつ…)。侑は同類を見つけたと思うも、燈子は侑に恋してしまう(過去に縛られまくってる癖に色々やりたい放題な燈子先輩伝説がここに始まる…)。恋心を得た燈子に嫉妬する侑。しかし燈子は侑が燈子のことを好きにならないから良いのだという(どう考えても闇があるぞ七海燈子!)。侑は燈子の愛情を受け入れることにするが、彼女に付き合ううちに燈子を好く気持ちが芽生えてしまう。燈子との関係を壊してしまわぬよう、侑は次第に膨らむ好意を押し殺して苦悩する。といったところで全体の半分くらいなんですが、いやーやっぱり燈子先輩は悪い女ですねー。ちなみに舞台は原作がまだ終盤やってる頃の作品なので、終盤の一波乱を回避してすんなりハッピーエンドになるようにしています*5

キャラごとに『やが君』の魅力を語るぞ!

続いてキャラ紹介といきますか。舞台版を布教する記事なので、漫画やアニメとの違いや舞台ならではのポイントにも注目していきますぞ

(画像は舞台版公式のキャスト紹介より)

f:id:kurutto115:20210812222441p:plain

小糸侑(こいと ゆう)

我らが主人公。燈子先輩を心の闇から救い出してくれるヒーローだぞ! しかも燈子先輩は恋愛漫画のヒロインとしては難易度高い方なので侑ちゃんはめっちゃデキルやつである。侑ちゃんからは燈子先輩を求めることも拒絶することもNGという綱渡りを強いられるわけだが、燈子先輩は2手目くらいで衝動的にキスしてくるようなやつなので難しすぎる…*6 流石は有能主人公として知られるラブライブの高咲侑の名前のネタ元と言われるだけはある(補足

やが君では燈子先輩と後で紹介する佐伯先輩が2大面倒くさい女なのですが、原作では侑ちゃんも割と面倒くさい性格してます。以外とダウナーなキャラだし。ところが舞台の侑ちゃんは面倒くささが薄れて、元気で真っ直ぐな主人公らしい性格になっています。侑ちゃんまで面倒くさいと舞台の尺では収拾がつかないってことかなぁ?

ところで侑ちゃんの髪の色、かなり薄くてアニメだとほとんどピンクなくらいですが、実写にすると別に普通な色でびっくり。原作よりはちょっと濃い目かもしれませんが、全然実写でも違和感ないのは意外でした

f:id:kurutto115:20210812222614p:plain

七海燈子(ななみ とうこ)

才色兼備な生徒会長。は仮の姿で、そう見られるよう皆が求める自分を演出している。完璧超人であることにいっぱいいっぱいな、心に救いを必要としてる系ヒロイン。侑にだけ油断した素の自分を見せることができる。彼女が自分を偽るのには過去のとある出来事が関係しているのだが……

この人は上手い事取り繕ってるようで、侑ちゃんや次に紹介する佐伯先輩から見ると色々駄々漏れっていう、そんな意外と抜けてるところも魅力なんですが、舞台だと尺の関係か抜けてるとこの描写が少ないので割とちゃんとしてますね。弱音を見せる時に見せてくる正統派ヒロインという感じ。更に侑ちゃんや佐伯先輩にとって燈子先輩のことはお見通しな一方で、燈子先輩は自分のことでいっぱいいっぱいなので侑ちゃんや佐伯先輩の腹の内をあんまり察することができてません。このせいで燈子先輩は原作終盤にかなりやらかしてしまうのですが、舞台の燈子先輩はここぞというタイミングでちゃんと侑ちゃんのことを分かってくれてるのでそのままハッピーエンド直行! この人原作より優秀だな…(まあ侑ちゃんが原作より素直で分かりやすいのもあるんでしょうけれど

そもそも滅茶苦茶上手い人が演じているので、燈子先輩もちゃんと演じられてそうな雰囲気が醸し出されているような気もしますw*7

こうして原作の弱点が一部回避されている燈子先輩ですが、抱える闇が見える場面はあまり削れないため、全体的なバランスとしては病みキャラっぷりが上がってる気がします。更に演者が演者なので鬼気迫る演技がすごい迫力(大場ななも凄かったもんね)。原作より怖いよこの人!(ガチな時の大場ななの顔でマジギレしてる時の大場ななの声が出てくるのでそりゃあ怖い)(いいぞ、もっと心の闇を見せてくれ!)

この燈子先輩を何とかしないといけない侑ちゃんは当然苦労するわけですが、そもそも燈子先輩は雁字搦めで身動きできなくなってるキャラな癖に色んなところでやりたい放題なので、侑ちゃんはめっちゃ振り回されます。例えば有名な「シャミ子が悪いんだよ」は実際には存在しない台詞ですが、燈子先輩はほんとに「侑のせいだよ」って言っちゃいますからね(舞台でもばっちり言います)。悪い女なのはあんたの方だ!

こんな大変な女を演じる方も大変なわけで、燈子先輩(それと同様に演技力求められるキャラな佐伯先輩)は演者が本当に上手い。この二人は台詞を聞くと即「燈子先輩と佐伯先輩だ!」ってなるレベル(まあこの二人は案外口調に特徴あるのでその効果もあるとは思いますが)

f:id:kurutto115:20210812222701p:plain

佐伯沙弥香(さえき さやか)

頼れる副会長。燈子先輩とは1年の頃からの付き合いで、お互いに欠かせない友でありライバル。例えば定期テストでは毎回学年1位を争っている間柄です。この手の展開だとこっそり手加減して1位を譲ってるのがありがちですが、佐伯先輩はそこまで頭のおかしい女ではないので普通にガチの勝負をしています

以前から燈子先輩のことが好き。だけど踏み込めない。佐伯先輩には燈子先輩のことが丸わかりなので、踏み込むとアウトなのが分かっちゃってるわけですね。結果、現状に安住することに。これで佐伯先輩は燈子先輩の一番でいられる。燈子先輩は触れられたくない部分には触れないでいてくれる佐伯先輩がありがたい。win-winなわけです。こうしてにっちもさっちもいかない状態が出来上がってしまい、佐伯先輩は現状を変えたい思いと現状を維持したい思いの二律背反に悶々とする羽目になっています

まあそこに侑ちゃんが現れてかっさらわれるわけですが。幼馴染ヒロインみたいなポジションなので致し方ない。晴れて恋愛漫画のライバルキャラとなった佐伯先輩は、燈子先輩がこのままなら侑ちゃんに取られることないけど、やっぱり燈子先輩には救われてほしいし、侑ちゃんには燈子先輩を救えるけど、何で燈子先輩を救うのは自分じゃなかったんだと悩みまくることになります。結果、ライバルとして侑ちゃんの前に立ちふさがる時には何か面倒くさいなこの人!って感じになります。色々と協力してはくれるんですけどね。燈子先輩のためなので

こんな面倒くさい佐伯先輩ですが燈子先輩には弱い。燈子先輩は佐伯先輩の扱いが上手すぎるので、結局上手い事言いくるめられていい様に使われちゃう。多分侑ちゃんがヒーロー気質なのに対して佐伯先輩はヒロイン気質で、そこが燈子先輩の演じる燈子先輩にピタリと嵌っちゃうんだな(だから負けるんだけど)。攻めの侑ちゃんに対して受け守りの佐伯先輩。いつか燈子先輩が思いに応えてくれるのをいつまでも待つつもりでいられる(だから負けるんだけど)

佐伯先輩と燈子先輩は美人コンビでこの点でも互いに並び立つ存在という設定なのですが、それが伝わるキャスティングになってるのが恐ろしいですね…。この二人は演技力も相当要求されるのに

ところで漫画やアニメだと落ち着いた髪色に感じられる佐伯先輩ですが、実写にすると結構派手なので驚きますね。色の再現度かなり高いのに

f:id:kurutto115:20210812222732p:plain

槙聖司(まき せいじ)

生徒会男子その1。自分は誰にも恋せず、他者の恋を観察することを楽しみとしている。と書くと若干中二病的な格好良さがあるが、つまりは重度のカプ厨である

…実際2次元で中性的なイケメンがやってると割と格好いいやつなんですけど、実写の実在感でやられるといくらイケメンでも身も蓋も無く「このカプ厨最悪だな!」という印象になりますね

侑ちゃんが燈子先輩のことどう思ってるのかわざわざ探りを入れてくる悪いカプ厨な面もあれば、悩める侑ちゃんへ的確なアドバイスしてくれる良いカプ厨な面も併せ持っています。というか槙君が関係性のオタクなせいで理解力高くてアドバイスの精度ばっちりなの面白すぎるw

f:id:kurutto115:20210812222803p:plain

堂島卓(どうじま すぐる)

生徒会男子その2。ノリが軽くて明るいムードメーカー。宣材写真がやたらイケメンだけど三枚目キャラですw

原作だと結構シリアスに格好良く活躍するエピソードがありますが、舞台ではカットされてるので終始賑やかしです。メインの連中がやたら重くしてくる空気を和らげてくれます

槙君が原作:こいつ良い奴だな…→舞台:こいつ良い奴だけど気持ち悪いな… となるのに対して、堂島君は相変わらず「こいつ良い奴だな!」という安定した印象がありますね

f:id:kurutto115:20210812222842p:plain f:id:kurutto115:20210812222913p:plain

叶こよみ(かのう こよみ)・日向朱里(ひゅうが あかり)

侑の友人二人組。結構本筋に関わるこよみは割と出番あるのに対して、朱里は活躍するエピソードがカットされて完全に友人その2です

アニメのこよみはCV. 小原好美にも関わらず意外と普通の声出してるのに対して、舞台のこよみはアニメよりアニメ声なのが面白いw

f:id:kurutto115:20210812222950p:plain f:id:kurutto115:20210812223021p:plain

箱崎理子(はこざき りこ)・児玉都(こだま みやこ)

生徒会の面倒を見てる先生と近くの喫茶店の店長。熱々同棲中カップ

実写だとこの二人の距離感がダイレクトに伝わってくるのでヤバいです。というか都さんの出番、本筋とあんまり関わらない細かいところもカットされずに残ってるな。この二人のイチャイチャが見たい観客へのサービスか??

ちなみに舞台の都さんはアニメの都さん(CV. 森なな子)にも引けを取らないイケボでびっくりします

舞台版『やが君』の特徴

キャラ語りでかなり言いたいことは言えた感じですが、その他の舞台版の特徴をば

まずすごくテンポがいいです。全体の長さは2時間くらいなんですが、その尺でおおよそ原作単行本(全8巻)の第6巻までやります(ここで上手い事ハッピーエンドにする)。アニメはop/ed抜いたら20分くらいを1クール13話やって5巻の途中まで*8なので、それと比べたら断然尺が限られるわけですね。話の細かい流れは再構成して、当然枝葉のエピソードは削れるだけ削ってますが、それに加えてテンポの良さが少ない尺を有効活用しています。何せ場面転換が滅茶苦茶スムーズ! 上手が教室だったのが侑ちゃんが歩いていくと同時に照明が切り替わって下手が生徒会室になったり、屋内にいた侑ちゃんが歩き出した途端に照明と効果音で屋外に移ったりします。それでいて間を取るべき時はちゃんとしていて緩急におかしいところはない

短い時間で見れるのもあってやが君入門にはぴったりですね。短い尺に作品のエッセンスが凝縮されているので、エピソード間の関連も分かりやすいですし

ところでこの舞台、opがあります。燈子先輩が侑ちゃんに告白する序盤の山場で流れ出すアニメのop曲! こんなのずるいぞアニメかよ*9と思っていたら曲に合わせて登場人物が次々と現れ背後に名前が映し出される。完全にopですね、わかります。opで個人的に好きなのは佐伯先輩が振り返った先に満を持して燈子先輩が現れたところでサビに入るあたり

ちなみに自分はこの手の2.5次元舞台を全然見たことなくて、せいぜいアイドルアニメのリアルライブを見たことがある程度だった*10んですが、スタァライトの舞台がdアニメストアで期間限定公開だったのでそれを一気見した勢いでやが君の舞台にも手を出しました

最後に念押ししておきますが、dアニメストアでの配信が8月末で終了してしまうことがわかったのでご注意を!*11

f:id:kurutto115:20210826005318p:plain

補足

高咲侑は『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の主人公。元々はゲームにおけるプレイヤーキャラ*12のため、どんどん女の子と仲良くなってしっかり支えてくれるデキルやつである。容姿や名前は設定されておらず、便宜上「あなた」と呼ばれていたが、アニメではそうもいかないのでアニメ版「あなた」ちゃんのキャラデザなどが設定され、名前は公募された案の中から投票で決まった。「高」はこれまでの主人公2人の名前がこの字から始まることから、「咲」は虹ヶ咲学園の名前から、「侑」はあなた→youからというのが定説だが、「ユウ」がこの字なのは「やが君人気だもんね~」というのがネットでのお決まりの反応であった。まあ小糸の侑ちゃんも『やがて君になる』の「君」→you からだろうしね

*1:逆にアニメ畑なのに舞台に放り込まれて殺陣やらされる伊藤彩沙も大変だな。あ、三森すずこさんは両方大丈夫ですよね

*2:アニメではアニメに不慣れな人の演技聞かされるともいう

*3:まあスタァライトのキャラ大概ヤバい奴だが

*4:しっかし舞台やるときは髪もきっちり染めるけど、動画のサムネとかに使う宣材写真撮るときはそうもいかないので黒いまんまなんだなw

*5:ちなみに原作終盤の展開を踏まえた再公演が予定されていたがコロナで延期されている

*6:やっぱ燈子先輩厄介すぎるな… 自分でやったくせに自分でも驚いてる場合か! 流石の侑ちゃんでも序盤は燈子先輩を同類だと思って惹かれたり、自分に恋した燈子先輩の裏切りを恨んだりするのでかなり危なかった

*7:その点アニメはCV. 寿美菜子で、演者が上手くても実は隙のある感じが出てましたね

*8:いい感じに終わらせたけどやっぱり中途半端すぎる…

*9:ちなみにアニメでも告白の後にop曲流して1話終了なので、やっぱりこれ、アニメすぎる…

*10:それでもMCでキャストがキャラ演じるの喜んで見てるので、まあ適正は十分だったのでしょう

*11:コロナで延期された再公演の日程が決まったあたりでまた配信されそうな気がしますが

*12:初出は文字媒体らしいけど