近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア2 (Victoria II) のプレイ日記です
あー、デイトレにも飽きたし、最近ゲームしてなかったし、Vic3まだまだ出なそうだし*1、ということでVic2をやります。ロシアでアジアの覇者となれ!
目次
〇 (今度こそ)3つの南下政策(←現在のページ)
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
[6/12]~1838年・179点(2位)
プレイ環境:Ver 3.04 (HoD)、日本語化MOD導入済み、難易度普通、セーブ&ロードあり
※ それと"Demand Concession"も「租界要求」と言うと「州一つまるごと租界って何だよ!?」となるので、それっぽく「租借地要求」と呼ぶことにします*3
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この前ロシアでプレイし始めたんだけど、アラスカから南下するのが上手く行かなくてやり直そうと思ってたら他のことで忙しくなって*4それっきりだったんだよなぁ
って1年前!? もうそんなに経つのか… その間に現代のロシアはヤバいことになってしまいましたが、Vic2は近代なので当然のごとく帝国主義的拡張に邁進します
とはいえ今回は割とゆるゆるプレイしたいので割と高望みはしない予定。史実の3+1方面での方針は…
① 中央アジア
ここは最初にマクラーンを取って港を確保*5し、次にカラートを攻めてパンジャーブに隣接します*6。北は攻めようにも序盤だと保護国化で一発併合できないんで進出しにくいんですよねー
後はこのまま、シンド→パンジャーブというお決まりのパターンに続けて中央アジアを制覇するタイプのプレイになります(前から一度やりたかったんだよなぁ)
この方面に進出するためににペルシアから通行権をもらい、オスマン対策でペルシアと同盟を組み、綿、鉄、石炭といった資源目当てにペルシアを勢力圏に入れます
おまけで東アフリカへの植民狙い。オマーンから1ステート*7奪って足掛かりにする(ザンジバルを解放すれば実質悪評0未満!*8)
②極東
地理的にロシア向けで資源も美味しく史実でも取りに行った満洲、外蒙古、新疆、朝鮮をいただく
満洲を勢力圏に入れるとイベントで外満洲が貰えて、モンゴルのトムスク州クズル県*9にコアが付くので真っ先に入れていきます。更に勢力圏に入れた国は敵の同盟国として参戦しないし、藩部や属国だと参戦はしても戦闘に参加しないので、満洲の次は他の清の藩部や同盟国を勢力圏へ(中国が近代化してしまうと領土を切り取るのに必要な悪評が増えるので急がないと)
後は港を作って樺太や千島に入植。余裕があったらそのまま太平洋へ
③ 近東
作戦①:恒例のギリシアが騒いで「危機」発生→オスマン領ドブロジャ州を見返りに参戦→ブルガリアとルーマニアを解放*10→「国を解放」でブルガリアのコアを回収→黒海からエーゲ海へ至る衛星国の完成
作戦②:プロイセンと同盟→当然オーストリアと戦争になる→東ガリツィア州をゲット
この方面はロールプレイにロマンがあるけど、大変なので欲張らない
④ 北アメリカ
カナダ北部に入植できるといいなぁ。後は終盤になってイギリスぶん殴ってカナダの太平洋側奪えるか
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というわけで始まり始まり。初動は基本前回と一緒
- 国力傾注/NationalFocusをキエフ州とモスクワ州で聖職者養成に設定
- 「イデオロギー思想」を研究
- キエフ州にセメント工場を建設
- ペトロパブロフスク県*11に海軍基地を建設
- ペルシアとプロイセンに同盟
- コーカンドと関係悪化*12
- 満洲に影響点獲得を設定*13
- マクラーン保護国化の開戦正当化を開始
- 予算は税率最大、陸軍備蓄半分、海軍備蓄最小、建設備蓄最大、教育費最大、官僚と軍人の給料を半分に設定
- 機械部品と鉄鋼、セメント、帆船の備蓄を設定
- 海軍を整理*14
以上を終えて時間を進める
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開始時に各国がどんどん同盟を結んでいくわけだが、イギリスがオスマンに付いた。面倒な
カラートがコーカンドと同盟。まとめて相手になってやる
コーカンドは更にペルシアと同盟。ペルシアは勢力圏に入れて参戦を防ごう
外交点が回復してきたので早速ペルシアから通行権を貰って、部隊をバローチスタンへ向かわせる
てか今まで気にしてなかったけど通行権貰うのにも外交点いるのね…
ラッキーなことに工作が発覚すること無くマクラーンへの開戦事由を獲得
最大10点近い悪評無しで済んだのはありがたい限り。早速開戦だ!
てか宣戦布告にも外交点使うんだねやっぱり
マクラーンの兵力は騎兵1個連隊だけなので、こちらの騎兵3個連隊をぶつければ楽勝だ
予算を上げて組織率を回復させている途中だが、向こう側の組織率の方が余っ程だったのでさっさと攻撃する
はい、勝利
相手が非文明国とはいえ、素の騎兵同士なので部隊の強さにそれほど差が無いはずだが、騎兵は斜め前も攻撃できるので数の差を最大限に生かせたのと、指揮官不在のデバフが大きかったか
戦闘が終わったので陸軍予算を下げられる。丁度貯金が尽きた辺りだった
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今度はブハラとペルシアが同盟。ペルシアを勢力圏に収める重要性が上がるぜ
ありがたいことにまだ悪評0なのでとっととカラートへの開戦正当化を始めた
開戦事由獲得スピードアップのイベントもあって、工作が発覚しても最大値の1/3程度の悪評で済んだ。ラッキーが続くぜ
ロシア民族主義的な教育政策を導入するイベント
研究点が減るが同化率が大きくアップするのは面白いな
ちなみにイベントのテキストはタタール人を同化させようという話だったが、実際に同化が進むのは主にユダヤ人であった
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ようやくマクラーンの占領が終わったので講和して併合
早速海軍基地を作ろうと思ったら金が足りねぇ!
しばらく待って貯めてから建設した
ポルトガルから同盟を提案されたので受諾。オマーン攻めとか手伝ってくれそう
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カラートへの開戦工作が終わったが
どうせコーカンドが同盟参戦してくるならこっちへの開戦事由も作っておこう
工作スピードダウンのイベントもあったが
またも工作が発覚せずに完了。今回悪評全然増えなくてウハウハだぜ
というわけで早速開戦したいところだが、丁度ほぼ同じタイミングで満洲を勢力圏に組み込むのが終わった!
ところで、もしやと思って以前のセーブで検証したところ、満洲を勢力圏に入れたままだと藩部の州を要求して清に宣戦しても内満洲を目的に選べない。その時は少々悪評を食らって勢力圏から排除するしかないね
満洲が終わったので次は兵力の多い広西を勢力圏に入れて無力化しようと思ったら、人口が多い補正で影響力が増えない。そんなのあったな! 同じく雲南も駄目なので青海で頑張る
清やイギリスがガンガン兵力を増やしてくることは分かっていたので、こちらも開始時から砲兵を少しずつ増やしているのだが、流石に値段がかかるのでそんなにたくさん増やせないなぁ
今の時代ならコスパで考えると非正規兵も結構使えるので、非正規兵で兵力水増しもアリだが、どうせ補給限界を考えると兵力増やしても進軍が大変になるだけなのでやらない
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いよいよカラートに宣戦布告だ
何とコーカンドはロシアに恐れをなして同盟を履行しなかった
それじゃあ困るのでこちらにも改めて宣戦布告しよう。どうせ元々同時に攻めるつもりだったから変わらん。むしろ予算を上げるのが一度で済むのが好都合
あ、でもこれだとペルシアに参戦要請が行く
セーフ! 流石にペルシアは友好国ロシアとの戦争は拒否
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早速ロシアのコサック騎兵がカラートへ攻め込む。こちらが向かわせた兵力2.7万に対して、向こうは前近代的な歩兵が2.7万(いつの間にか倍くらいに増えてるな…)
素の騎兵も前近代的な兵士という設定なようで、パラメータだと非正規兵とどっこいだが、敵が兵力を分散してるおかげでこちらの方が有利に戦えそうだ
ところで部隊の指揮官を再配置するやり方が分からなくて困ってたんだけど、顔グラじゃなくて名前のとこクリックすりゃ良かったのな
って戦争中に交代させると威信が減るのか!!(じゃあ後回しだな)
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敵を壊滅させて無事戦闘終了
そのまま更に奥地の敵に突っ込むが、そろそろ借金が膨れてきたので予算を削る
どうせカラートでもう一度戦闘するには十分だし、コーカンドはしばらく戦闘しないだろうから大丈夫だろう
というわけで次のカラートとの戦闘にも勝利。相手にも指揮官がいるせいかまともな勝負になり、敵を削りきれてない
なので組織率の低下した部隊を占領用に切り離して追撃。向こうが歩兵なのに対してこっちは騎兵なので、先回りして向こうに渡河ペナルティとこっちが陣地構築済みのペナルティを食らわせることができる
そもそも向こうの組織率が壊滅してるのもあって大勝利。同じことをもう一度やってカラート軍は崩壊した
こうして対カラート戦は占領を残すのみとなったので、更に陸軍予算を減らす
50%だと借金が減らないので…
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一方その頃、コーカンドは全部隊を首都に集めて籠城していた。というと聞こえが良いが、侵攻してくるロシア軍に対して全く攻撃してこない
お陰で安心して部隊を分けて一気に占領を進められる。そもそもコーカンドの首都があるフェルガナ盆地近辺に向かうには、西側の平原地帯がブハラ領で通れないからキルギス山脈を越える必要があり、補給限界の問題で一度に大部隊を移動させられないのだ
もしコーカンド軍が反撃の動きを見せたら、周囲を取り囲むように占領を続ける部隊を集めて対処すればよし
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急にペルシアが同盟を破棄してきた!?
近場で戦争してるのが悪いのか…??(謎)
ともあれ、どうせこの手のはすぐに同盟を結び直せばいいパターン
今やってる戦争が終われば受けてもらえるな。安心安心
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清やイギリスが順調に兵力を伸ばしているが、ロシアがこれ以上部隊増やしても予算がな…
今度軍事費上げるときは一時的に公務員給与下げたり関税かけたりするのもアリか
キリよく兵力80連隊にしたらしばらくは軍備拡張も一段落にしよう。ていうか砲兵ってやっぱり金食い虫だな。戦闘艦レベルで金かかるじゃん
つっても砲兵の代わりに歩兵にしてコスト削減するかと言うとなぁ
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首都以外のコーカンド全土を占領し終えたので講和。向こうが戦闘する気が無かったので一戦も交えること無く勝てて助かったぜ
てか和平案の合計値3って相手の受諾するかの態度がプラマイでギリギリプラスになってるんじゃなくて、そもそも領土獲得に必要なポイントが3しかないんかい(全土併合なら85とかだぞ)じゃあここまで頑張る必要無かったなぁ
ともあれ、コーカンドを将来的に一発併合可能な4ステートにできたし、新たな領土をゲットできたぜ
ところで、開戦するときに目標をコーカンド領セミレチエにしたはずなんだけど、コーカンド領アクモリンスクになってるなぁ? まあこっちは無主地越しじゃなく領土が繋がってるけど、1プロビしかないんだよなぁ(コーカンド領セミレチエは2プロビ)
一方、戦争を終えたコーカンドは改めてペルシアと同盟を結ぶのであった
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キエフ州に工場を作ったので、全国で工員への転職が生じてはキエフ州へ国内移住していくのだが、何故か↓中央薄緑のトヴェリ州では工員の移住が進まない
なのでここに次の工場を作ろう。ここの産品は材木なので製材所だ
しっかし大抵の工場は作るのに1万ポンド以上かかって、セメント工場の安さが分かる
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ようやくカラート全土の占領が終わったので講和
こうして円滑にインド洋北岸で一定の領土を手に入れることができたぞ!
この辺りはひとまずこれくらいにして、次は中国を攻める準備だ
ペルシアとの同盟は復活させておく
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順位はまだまだ2位を維持してるけどすぐにフランスに抜かれるわ
[6/13]~1838年・179点(2位)
消耗した部隊を補充するため、陸軍維持費を最大に
そのままだと大赤字になるので、一時的に教育費を半分、関税を15%にして耐える
コーカンドとヒヴァが同盟結成。後でまとめて叩いてくれよう
一方オーストリアがスペインと同盟。これは後々敵になるか
最初の研究、「イデオロギー思想」が完了
増えた国力傾注は聖職者養成に使うとして、関連する発明で多様性が上がっていって研究点が増えるぞ~
研究点大幅アップの「観念論」が解禁されるまではまだ1年半ほどあるので
その間に「取引の自由」を研究しておく。1段目で必要な研究点が少ないので、「観念論」を待ってる間に終わる計算
リトアニア州も工員に転職した人口が移住しないので工場を建てる
リトアニアの産物は主に小麦なので蒸留酒工場だ(てかまだトヴェリ州の工場も完成までまだ200日くらいある*15)。100人ちょっとの工員でスタートしたキエフ州は今や1000人を超える規模になっている
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大して時間が経ってないのでギリでフランスに追い越されてない
[6/14]~1840年・188点(3位)
プーシキン死去イベントとかあるんだ
中央シベリア州とかいう辺鄙なところに移住しない工員が大勢いる~
しょうがないので工場作ろう。鉄と石炭両方産出するから製鉄所がぴったりだな
資金が足りなかったがこういうのはさっさと作りたいので、陸軍維持費上げる時と同様に教育費を削り関税を上げて建設開始*16
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青海を勢力圏へ。次は朝鮮を入れたら中国と戦争するかな
エジプトから同盟提案。全然頭に無かったが、オスマンを邪魔するパートナーとして丁度いい
何せ、これからオスマンがエジプト領の中核州を回収する邪魔ができるんだからな(既に1ステート取られちゃってるけど)
悪評に余裕があるのでシンドも征服しちゃおう
戦費を節約するために中国と平行して攻めようかと思ったが、中国攻めの前に悪評0になって勿体ないので先にやってしまう
一度ほぼマックスで悪評食らってムカついたので、やり直したら最大値の7割強で済んだ。こんなもんだな
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両シチリアから同盟提案が来たので受ける
パンジャーブがペルシアと同盟したが、いつものごとくペルシアを勢力圏に入れとけば問題ない
問題はいよいよイギリスがパンジャーブを勢力圏に入れようとしてきてることだ
こちらもある程度対抗しておかねば。蜜月関係だと介入してくる可能性があるからな
更にスペインが満洲にちょっかいを出してきてる
将来的に引っぺがしてくれると都合が良いが、まだその時ではない
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シンド保護国化の正当化と、ついでに現地で兵力の補充が済んだのでいよいよ宣戦
敵部隊を攻撃しようとしたら逃げられた上に、その間に向こうが組織率回復しちゃったのにこっちは金ケチって組織率半分くらいのまま突っ込んだりしたけど勝利
いや、でもこちらの被害を無駄に増やした感はあるな…
ともあれ、追撃して敵軍を殲滅したので占領戦に移る。無駄に味方を消耗することはないので騎兵だけ残してロシア領に戻そう。って、これは…
新しく敵部隊編成してるじゃん!
編成直後の部隊は組織率がゼロとはいえ、少々不安なので占領部隊を増やしておくとともに陸軍維持費も下げないでおく
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開戦工作の悪評と戦争継続のせいか、ポルトガルと両シチリアから同盟を切られる
まあこんなの戦争が終わってから結び直せばいいんだが
ってポルトガルがフランスに取られたー!?
せっかくオマーン攻めのお供になると思ってたのに
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敵の新規部隊は当然被害ゼロで即撃退
後々ロシアのものになる兵士を無駄遣いしやがって
すっかり忘れてたけどカムチャツカに海軍基地が完成したので樺太に入植
予定通り「観念論」が解禁される前に「取引の自由」が研究し終わったので、数ヶ月貯めた研究点突っ込んで「観念論」の研究スタート
てか最初は1日6点くらいだった研究点が今や1日9点で大分増えたな? 「観念論」が終われば更に1.5倍でウハウハだ!
ところで、「取引の自由」が終わったことで資源収集事業 (RGO) を中心に労働者の移動があったらしく
せっかく中央シベリア州とかいうド田舎に工場作ったのに、100人以上いた工員が4人しか残ってねぇ!(製鉄所は建築期間が結構短いけど間に合わなかった…)
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エジプトにも同盟を破棄されたが
問題ない。シンドは降伏し、併合された
ということで両シチリア及びエジプトとの同盟は復活させる
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ロシアも工業点が加算されるようになり、意外とフランスに抜かれないと思ってたら、流石に向こうが一気に伸ばしてきた
[6/15]占領に要する時間について
陸軍ユニットの偵察パラメータの効果って具体的にどう効くんだ?と疑問に思ったので攻略wiki(英語)を確認
- 偵察パラメータ1ごとに占領速度50%アップ
- 占領中の部隊の偵察パラメータの最大値が適用される
- 偵察パラメータを持つユニットの割合が占領中の部隊のうち10%を下回ると、占領速度アップの効果は低下する
- 要塞レベル1ごとに占領時間75%アップ
- 攻城パラメータ1ごとに要塞レベルを1ずつ無効化する
- 占領中の部隊の攻城パラメータの最大値が適用される
- 攻城パラメータを持つユニットの割合が占領中の部隊のうち10%を下回ると、要塞レベル無効化の効果は低下する
なるほどね。部隊の一部を騎兵や工兵にすれば十分なのか
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次の記事へ続く
*1:とか言ってたら年内に発売するとのアナウンスが!
*2:EU4だとプロヴィンスを州と呼ぶ方がしっくりきますが…
*3:ちょっと調べたところ、英語だと「租界」も「租借地」も"Concession"になるようで…
*4:何で忙しかったかは忘れたが
*6:隣接すると影響力にボーナスがかかるので
*7:EU4で州(プロヴィンス)の数詞を「プロビ」にすると呼びやすかったので、Vic2でも州の数詞を「ステート」にします
*8:英wikiによると衛星国の隣にも植民できるそうなので大丈夫だよね…?
*10:これで増えた悪評を相殺できる
*12:ランダムイベントで開戦事由獲得狙い
*13:スウェーデンとペルシアは様子見。スウェーデンはイギリスに取られないよう注意する
*14:まあ25隻のオスマンに対抗できるくらいありゃいいだろ。と思ったが予算が厳しいのでもっと減らすことになるのであった
*15:こういうのは借金してさっさと作っとくべきだな
*16:借金も利用しようと思ったが大した額借りられねぇ