近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました。北イタリアには負けないぞ!
目次
〇 南イタリアを名乗らぬ両シチリア――④’イタリア統一戦争?(←現在のページ)
- 目次
- 前回のあらすじ
- [11/9]~1851年・£17.2百万・10.5百万人・8位
- [11/10]~1853年・£24.2百万・10.9百万人・8位
- [11/11]~1854年・£26.9百万・11.2百万人・7位
- [11/12]~1855年・£30.9百万・11.3百万人・7位
- [11/13]~1856年・£33.5百万・11.8百万人・6位
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・GDP・人口・国家ランキング
前回のあらすじ
ついに両シチリア王国にも議会が開かれたんですが、色々思いついたので③が終わったところに戻ります
[11/9]~1851年・£17.2百万・10.5百万人・8位
インターフェース改善MODを追加
Steam Workshop::More Spreadsheets
Vic3で最もこなれてないのがこういうとこなので、人気のMODにこの手のやつがどんどん上がってくるから探すの楽
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5ちゃんで「両シチリアは初っ端教皇領傀儡化できるから強い」と言われていたので試してみたところ確かにフランスに貸しを作るだけで簡単に行けますね*1
ところで、教皇領を市場に取り込むとオーストリア市場と陸上で接することができるわけですが、ここで良いことを思いつきました
イタリア統一しちゃえばオーストリアとフランス相手に陸上貿易できるので船団が要らない!!!!
これはめっちゃ美味しい。とはいえイタリアに飲み込まれず両シチリアだけで北イタリアより豊かになるのが趣旨のこのプレイでイタリアを統一してしまっては差し障りがある。そこでですよ。イタリア統一戦争しても、勝った時点では両シチリアのままなんです。イタリアに国家変態せず併合した国々を従属国として開放すれば、実質的に北イタリア諸国を属国化しただけなのでロールプレイ的にギリセーフ! ということでイタリア統一戦争(?)をやるところからやり直してみました*2
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影響力が溢れてると悪評の減りが速いので、ライバルを増やして影響力を稼ぎます。ギリシアは前から候補だったけど、何でコスタリカもライバルにできるんだろう…?(まあライバルにしても差し支えないからむしろ助かるが)
ブラジルとスウェーデンは北イタリア出兵に干渉してくるので、ライバルにするのは戦争が始まってから。オスマンはチュートリアルのジャーナルで関係改善してみよう!ってなってるのでそれを終わらせてからにします。スペインは北アフリカで絡むのでライバル視せず逆に関係改善*3
こうして頑張れば悪名の減衰速度を20%近く上げられます。年5ポイント減が6になるので、24弱の悪評なら4年でおさらばですね
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というわけで以前やったのと同じように戦争を進めようと思ったんですが、今回の教皇領はロシアを呼ぶのねーと思った瞬間にロシアが「やっぱ無しね」とか言い出す
その時は結局代わりにオーストリアが呼ばれたので、こっちはプロイセンとロシアのどっちを呼ぼうかなーって話ですが、ふと疑問が一つ脳裏をよぎる
何で今回は中々列強が呼ばれなかったんだ??
思い当たるのは今回将軍を遅めに動員したこと。やり直して1人目の将軍17個大隊だけを動員すると…
やった、列強の介入抜きで戦争できる!!*4
(2人目の将軍は他国が追加で参戦できなくなる「戦争秒読み」フェイズに動員を始めました。列強が出てこないならそれで全然間に合う*5)
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これなら楽勝だぜ!っと思ったら
初戦で局地的な兵力差が倍の戦闘になり、
敵の方が倍の被害出してるのに敗北
しかしこの戦線に両シチリアが敵軍を引きつけたお陰でトスカーナの部隊が各所で易々と戦線を突破
結果敵側の厭戦が凄い勢いで上がり
開戦5ヶ月ちょっとで降伏
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これで北部が併合されるので
従属国として解放します
征服されて住民が急進派になった土地をパージできるから助かる~*6
まあサヴォワ、ニース、ロマーニャ、ウンブリアは残っちゃうんだが、別に良いか!*7
ともあれ併合して社会不安が高い州には鎮圧の布告
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1ヶ国単位だとほんのちょっとだけど、従属国に結構影響力取られるなぁ
まあ上納金をガッツリ貰えるんで有難いですがね
あ、関税同盟も従属国の扱いだから、盟主を食っちゃえば貰えるんだ
[11/10]~1853年・£24.2百万・10.9百万人・8位
追加のインターフェース改善MODと、探検のバグ修正MODを入れました
Steam Workshop::Dense Buildings
Steam Workshop::Expeditions Fix
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内務制度を自由の保障に改正する
選挙が終わるまで正当性が死んでるので、あまり急ぐ必要も無いが
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北海道で金を発見!
待ちわびたぜ~、このゴールドラッシュをよぉ
まだ1ヶ所だけなのでドンドン見つかってくれ
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オスマンがエジプトと戦争してるので便乗するのですが
トリポリやチュニジアとは関係改善しちゃったので直接これらの従属国移譲では宣戦できない。そこで別の理由で宣戦するにしても、悪名が上がらないからってワラキア解放でやると、保護国への宣戦なので別地域の従属国は出てこないためトリポリやチュニジアと戦えない
これの何が困るって、敵の首都州を(一部でも)占領するか、戦争目的の州を(一部でも)占領しないと、向こうの戦意をマイナスにできないんですね(これ下手すると首都州が無傷だと戦争目的をクリアしても駄目だな)
そこでコーカサス方面のカルス州を名目に外交戦を始めます。何故かっつーとアナトリア方面は敵艦隊が守ってるけど、その分他ががら空きなので上陸できるから
(例えば隣のトラブゾン州はアナトリアなので敵艦隊に迎撃されます)
口出ししてくる国が全然無いのも有難い
トリポリの移譲を戦争目的に追加(チュニジアはまたの機会ということで)
そのまま無事開戦
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今回の法改正ですが、運悪くバッドイベントを引いてしまいました
行政力ダウンとかされたらたまったもんじゃないので、泣く泣く成功率ダウンを選びます
これで成功率0%になってしまったので、諦めて別の法改正をします
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早速トリポリに上陸作戦
敵がエジプトとの戦争に向かっていてこちらに全くいないので、艦隊が足りないペナルティとか関係無く作戦成功!
こちらは別の将軍に任せて、次は北トラキアに上陸します。ボスポラス海峡を無事抜けて作戦成功!(どうやら沿岸哨戒している艦隊は、現地への上陸を防ぐだけで通過は迎撃できないようです*8)
北トラキアと西トラキアはバルカン方面に属する地域なので敵艦隊に邪魔されませんが、首都のある東トラキア州に隣接しているため、敵がいないとこうして一気に首都州の一部を占領できるんですね
こうして無事に敵の戦意をマイナスに下げられるようになりました
(カルス州に上陸する必要は無いのね)
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トリポリ戦線はサルディーニャの将軍が来てくれたのでそっちに任せて、敵のいないバルカン半島に将軍を集めてやりたい放題!
していたらオスマンがエジプトと講和
これまではエジプトがオスマンの全軍を引きつけてくれてたのが、今度はまとめてこっちに来てしまう!!
何とか敵が揃うまでにこちらの部隊を良い感じに配置して拮抗状態を作り出した。これなら防御に徹すれば負けないので、敵の戦意が失われるのをそのまま待てば良い。ってあれ?
全然余裕で勝てるぞこれ。あー、こちらは戦列歩兵主体に散兵も混ざってるけど、向こうは戦列歩兵以外に非正規兵もかなり混ざってるのか。そりゃだいぶ差が出るわ
それじゃあこっちの戦線は攻勢に出よう
ふはは、このままアドリア海に突き落としてやるわw
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銃用雷管の研究が完了
これで弾薬工場が建てられるのでいよいよ本格的に陸軍を散兵に切り替えられる
次の研究は衣類や家具の生産を増やせる機械化工業で
大砲の生産を増やせる榴弾砲も捨てがたいが。あるいはニトログリセリンで化学工場の爆薬生産を増やすとか
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気付いたらオスマンが和平に応じるようになってたのでさっさと講和
無事トリポリをゲットできました!
ところでトリポリくん、港が無いので両シチリアへの市場アクセスがゼロ*9
従属国越しだと植民もできないみたいだし、これは今後併合して直轄植民地だな
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何かやけにGDP増えてると思ったら、
北イタリアを経済圏に取り込んだ1851年から2年で1.4倍になっており、年率18.6%もの経済成長を達成していました。やったぜ!
[11/11]~1854年・£26.9百万・11.2百万人・7位
戦争が終わって軍司令官の手が空いてるうちにナイル源流を探索します
探検家特性持ってる将軍いるのにそいつは選択肢にいないのかよ!!
丁度予算が余ってるから良いけど、探検に週6千ポンドもかかるのか…
こうして始まった探検ですが、序盤に調子乗って積極的な選択肢選びすぎた気がする*10
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ワインがやたら値上がりしてるけど、代わりにコーヒーやお茶に需要が移るでしょって思ってたら
イタリア人(とフランス人)が執着してるせいで無理だこれ!! 大人しく小麦畑を増やす*11
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官僚を選挙制にする法改正が可決
共和主義者ガリバルディのおかげで軍部が喜ぶから、これで軍が嫌がる内務制度「自由の保障」を通しても安心だ(でもプチブルの政治力が上がると反対が強まるなぁ)
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気がついたら列強なってるぜ!!
上位と差が大きいから難しいかと思ったらそうでもなかったな*12
[11/12]~1855年・£30.9百万・11.3百万人・7位
内務制度の法律を変えようかと思ったけど賛成派が弱いので
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ケニアの植民地化が完了
フランスに割り込まれてどうなるかと思ったが、上手いことフランスをブロックできる位置関係になった。続いて隣のリフトバレー地域に植民地を拡大するとして
北にあるエチオピア諸侯のボラナがこっちに敵対しているので征服してしまおう
フランスがエチオピア方面に手を出すのをブロックしつつ、こちらがエチオピアに進出する橋頭堡になる(史実でイタリアが征服してたエチオピアは手中に収めたい*13)
2、3のエチオピア諸侯がボラナに協力を申し出た*14が、こちらの軍が前線に到着した途端向こうは折れた(そりゃ前近代軍8個大隊が、最新式の陸軍17個大隊に直面したらね…)
[11/13]~1856年・£33.5百万・11.8百万人・6位
探検で隊長が死んで後任が登場するイベントが発生した結果
いや、オセアニアに着任されても指揮する部隊がねーよ!
しかし、偶然探検家の特性を持つ彼のおかげで、そこから一月も経たずに探検が成功したのであった
(探検成功の効果で探検家特性貰える意味が無い)
ともあれ探検中に死亡した将軍の後任を雇おう
予算に余裕があるから、陸軍を当初の倍、海軍を当初の4倍の100個大隊40個分艦隊規模に増強する予定だ*15
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機械化工場の技術を研究完了
服なんか全然足りないし家具も安けりゃ助かるのでありがたい
ようやく人手不足になりつつあるので次は水管ボイラーで効率を上げるぞ!
というかそろそろ農場とか鉱山とか、人手に困って無くても効率化しないと工場に比べて儲からなくなってきた*16
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北海道の砂金が枯れたぁ
まあ金鉱山建てれば良いんですけどね
もっと金山見つからないかなぁ
なにせ金鉱山1つで貨幣発行額週1千ポンドも増える
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オセアニアに配属された将軍がやること無いので
今度はコンゴの探検を行う
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ニトログリセリンの技術が伝播
これで鉱山の生産が増えまくるけど、爆薬の需給を調整するのにてんてこ舞いよ
適当に鉱山にガンガン使わせると、爆薬が高騰して化学工場は儲かるけど鉱山が結局儲からなくなり、ついでに弾薬工場の収益が死ぬ。てか鉱山の規模が大きいと供給が間に合わないけど先に供給を増やそうとすると値崩れするので加減が難しい
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農民を政権に入れたら農民党が解党してプチブルが自由貿易党を作ってた今回の選挙が終了
次の法改正は医療制度
公的医療保険にしようと思ってたけど、実業家がやたらキレるので民間医療保険で
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ついに自国に向かう大規模移民が発生! てイングランド人がイギリス脱出て*18
しっかし年100万人を超えるペースって凄いな。これしかも隣の州にも余波あるからね
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ブログ更新して文章チェックしてたら、見出しのGDPが5年でほぼ倍増してることに気付いてビビる
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次の記事へ続く
*1:フランスを呼ばないと向こうにオーストリアがつくのでマズい
*2:どうも後になるほど他の国がちょっかい出してきて厄介っぽい
*3:ライバルと関係改善同時でも合わせるとプラスだった気もする
*4:何が嬉しいって、列強との貿易路が停止しないから経済への悪影響を避けられる
*5:それどころか3人目を動員する必要も無い
*6:普通にイタリア形成する場合も、イタリアになる前に一旦従属国として解放して落ち着いてからイタリア形成で併合しなおした方が良いかも
*7:つーかむしろ南イタリア人が殆どのラツィオ州を残して、北イタリア人しかいないロマーニャ州を捨てたい
*8:まあバルカン方面は全部地中海から直接繋がってる扱いになってる可能性もありますが…
*10:遠征が失敗すると権力-10%が痛い
*11:ワインが高いおかげで穀物が余り気味でも小麦畑の経営が悪化しないので助かる
*12:東インド会社の小作農反乱でさえ列強になれちゃってるし
*14:地続きじゃないので何の助けにもならない
*15:てか傀儡国連中は上納金払ってる分を軍縮してるよね。サルディーニャとか両シチリアと互角の軍事力だったのに今じゃ一桁大隊しかいねぇ
*16:コーヒーとか染料みたいに需要がタイトだと全然平気だけど、綿とか絹とかはそんなに供給に困ってないので、輸送がだいぶ安くならないと厳しいですね…
*17:内務制度を自由の保障にするには邪魔だけど、いかんせんインテリが弱くて確率が低いので他の法改正を優先する。今のとこ急進派に困ってないしな