考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――⑤戦争は準備が9割

近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました。北イタリアはもう負かした

目次

南イタリアを名乗らぬ両シチリア

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――②外交努力

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――③植民地競争

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――④議会政治

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――④’イタリア統一戦争?

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――⑤戦争は準備が9割(←現在のページ)

南イタリアを名乗らぬ両シチリア――⑥戦争沙汰も金次第

※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・GDP・人口・国家ランキング

前回のあらすじ

kurutto115.hatenablog.com

十数年大きな戦争とは無縁だった両シチリアであったが、北イタリア平定に伊土戦争と、立て続けに大きな戦争を行って勝利。更には経済の急速な発展により諸外国から列強と見なされるまでになった。ナイル川の源流を発見するなどアフリカ進出に力を入れる両シチリアの、次なる標的は…

[11/13]~1857年・£38.3百万・12.7百万人・5位

UI改善MODを一つ追加

Steam Workshop::One Outliner to Rule Them All

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悪評がそろそろ0になるので勿体ないから次の戦争しよう。将来の石油産出を見越してボルネオ島を侵略するのだが、この国ポルトガルと防衛協定があるの厄介だな

よく見るとポルトガルの兵力が悲しいほど少ないが、念には念を入れよう

北隣のスールーを先に攻略し、陸続きにしてから悪評が減ってきた頃にこのブルンガンと戦う

兵力が少ないので当然あっさり屈服。スールーは金が取れるし、港が作ってあってちゃんと市場アクセスがあるのも良い

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コンゴ川探検に成功

もしやと思って入植地を隣に増やしたら

1ヶ所の植民地成長って50日より短くならないから、植民能力がオーバーしてたら複数箇所入植した方が良いのね

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ニュージーランド南島で金発見!

北海道はレベル1だったけどこっちは4もあるぜ

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探検ラッシュの最後はニジェール川

予算が9千ポンドも必要なのがすごい

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気がついたら悪評が0になっていて勿体ないので次の国を侵略する

というわけでエチオピアの小国シダモを。これくらいの国は小国すぎて武力で傀儡化しても悪評が外交的に保護国化したのと同じくらいで済むのだ*1

やっぱりあっさり武力に屈する

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このゲームは大国の経済圏にコバンザメするのが強く、同じ理屈で植民地の方が本国より豊かになったりするわけだが

そんなわけで以前傀儡化したボラナはすっかりヨーロッパに引けを取らない生活水準を達成しており(なお奴隷)、最近傀儡化したスールーなんか生活水準の高さが世界第3位である

ってそもそも両シチリアが2位なんかい(ちなみに1位はオラニエ。金山パワーすごい)

その両シチリアで一番豊かなのはケニア植民地なのであった

こうしてイケイケな両シチリアはランキングもアメリカやプロイセンを抜いて5位である

ロシアだってすぐに抜けるぜ!

[11/14]~1858年・£41.5百万・13.1百万人・5位

従属国に建設を指示できるMODを追加

Steam Workshop::Best Order

これでインフラが足りない国に鉄道を作らせたり、港が無くて市場アクセスゼロの国や海軍が無くて遠征について来れない国も何とかできる

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水管ボイラーの研究を完了

次は化学的漂白で時代Ⅱの生産技術を埋めに行く

さて、これで各種施設を効率化できるところだが何だか様子がおかしい

北海道の鉱山がどこも人がいない

どういうことかと思ったら、重商主義から保護主義に移行して交易所のオーナーが商店主から資本家になった結果、たまたま北海道に作られていた交易所に北海道中の資本家が吸い上げられ、鉱山が運営できなくなっていたのだ

しょうがないので最終的に貿易路を作り直して交易所を他の州に移動させて何とかした(相変わらず北海道全体では資本家足りてないけど)

それと軍拡の一環で北海道にも陸軍を置くようにしたけど、士官が足りないので規模縮小のうえ戦列歩兵にした

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法改正で民間医療保険を導入

攻略wikiによると制度レベル1につき財力当たりの死亡率-0.3%だそうだが、四捨五入で表示が0%になってるの酷い

プチブルに加えなんと地主が指導者の特性により自由放任主義に大賛成なので、いまのうちに法改正を通しておく

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エチオピアのいくつかの国は外交的に保護国化できそうな感じなので融資して貸しを作っている

駄目そうな国は武力で対処だ

悪評が下がってきたのでまたまた仕掛ける

エチオピアにはオーストリアも関心を向けているが、こちらではちょっかい出すつもりは無いらしく、無血で済ませられた*2

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化学的漂白の研究が完了

最近生産技術を優先していたが、時代Ⅱを埋めたので社会技術に移ろう。というわけで中央公文書館を研究

最近課税キャパがギリギリになってきたから丁度良い

シチリアはもう大量移民のおかげで行政府ガンガン建て増ししないと無理だけど)

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エチオピアの方で戦争の機運。うちが暴れてパワーバランス崩しちゃったかなー?

って攻められてる方に貸しがあるから滅んでもらっちゃ困る。参戦しよう。これで両シチリアに恩義のあるウェローがシェワとウェレガを食ってくれれば、後々まとめて外交的に保護国にできるってわけよ*3

念のためオーストリアが出てこないように軍の動員をギリギリまで引っ張って戦争開始だ

[11/15]~1859年・£46.3百万・13.2百万人・4位

1.0.6に無事アップデートしました

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急にエジプトとの貿易協定が切られたと思ったら、ロシアの関税同盟に入ってるー!?

いや、別に貿易協定が無くなったり他所の関税同盟に入られるのは良いんだけど、いきなりそれやられて既存の貿易路が無くなるのは対応が大変だ

見ろ、エジプトから大量に輸入してた砂糖が不足してる! 逆に帆船が余ってるし、早く新しい貿易路を設定しなきゃ

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エチオピアの小国同士でも陸軍が戦列歩兵なので中々やるじゃないか

てか攻められた方も兵力に劣るとは言え、防御に徹すれば余裕で戦闘に勝てる感じだ

勿論こいつら相手に両シチリアの強さは圧倒的だ

しっかしいくら全員散兵とはいえ、とんでもないキルレシオが飛び出したな…

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生活水準が世界一になったぜ!

これで更に移民が来やすくなるだろうけれど、次に発生したのは手下にした北イタリアから、こっちの植民地の隣にあるフランス植民地への大規模移民であった

これ、一つの市場の一つの民族が対象だから、南イタリアに移住した北イタリア人が移住する一方でオーストリア領にいる北イタリア人は移住しないの腹立つなぁ

結果フランス領ケニアは北イタリアがマジョリティに(一体どこの国の植民地なんだ…)

更に大規模移民は隣の州にも波及するのだが、国の違いを考慮しない仕様なので

平気で植民地の隣の現地国家にヨーロッパ人が移民する結果となり驚く

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シェワが降伏し、そのしばらく後にウェレガも降伏

無事ウェローがこれらの国を平らげた

しっかし弱い国が相手だから戦闘による死傷者は百の桁で済んでるが、消耗で1万人も死んでるのか…

こりゃ今度はもっと動員を減らした方が良いな

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ニジェール川探検に成功!

これにより両シチリアの威信はロシアを抜き列強4位だ

[11/16]~1860年・£48.8百万・13.5百万人・4位

戦争してる間に悪評が0になってたので次の戦争を始めたいが、最近何処に行っても列強(特にオーストリア)が相手の助っ人に呼ばるオチになるので、安全に手を出せる相手が限られてくる

幸いロシアが同盟を結んでくれるので、ヨーロッパでオーストリア軍を押し留めている間にアフリカやインドネシアで目当ての国を倒すことは可能だろう*4

しかし仏墺露英、特に陸続きでノーコストな仏墺との貿易に頼りまくってる両シチリアとしては、一時的でもオーストリアと戦争して貿易が途絶えるのは面倒なので避けたい。そんな状況でこちらに都合の良い国がごく少数存在する

こちらのカッファは初手で追加の戦争目標を複数突っ込んで来たため、もう他国を援軍に呼べるほどの工作値が残っていない。結果このまま戦争に突入

(あんまり動員しすぎると無駄に消耗が増えるけど、今回はもっと思い切って動員しとけば無血で相手が折れた気もする)

まあそういう反省は次に生かすとして、エチオピアの従属国が良い感じに戦ってくれている

こうして上手いこと敵は足止めしてこちらは占領を進め

終盤はそこそこ抵抗されたが全土占領

消耗による死者は約5千人と前回の半分に減らすことができた

このまま向こうが戦意喪失するまで待って終戦

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植民のスピードが上がってきた(けど2ヶ所では上限超えるためスピードアップできない)ので3ヶ所目の入植を開始

東アフリカでどんどん領土を広げていくぞ! まだまだ染料や煙草や茶が足りないから、農園を作れる土地とそこで働く人間は沢山欲しい

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行政府を結構建て増したおかげで医療制度をレベル3に上げられるぞ

レベル4も可能なのでもっと上げたいところ

[11/17]~1860年・£53.2百万・14.3百万人・4位

休戦が切れたので以前傀儡にしたエチオピアのボラナを併合する

向こうが工作値を残してたから列強が呼ばれるかとヒヤヒヤしたが

呼ばれたのは近場の小国だったので助かった

こちらが30個大隊ほどを動員したら無事諦めてくれて楽に終わって助かる

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従属国からの併合でも流石に他国を征服すると急進派が激増する~

儲かる農園をガンガン作って収入を上げることで大人しくさせないと

ってこの州だいぶ労働力余ってるな?(東アフリカの植民地がちょこちょこ農園作ると割とすぐ労働力が足りなくなるのに比べて助かる)

しかもここ、いくら従属国時代に稼いでて金があったからって陸軍が散兵ってことは士官のなり手に困らない…ってコト!?(北海道は足りないのに…)

実際工場を建てるときに出てくる資格持ちが足りないって警告がこの州には出ないようなので、いざとなったら本土並みに工場が作れる。エチオピアって実はポテンシャルめっちゃ高い??(取り敢えず兵舎を増やして軍拡に貢献してもらった)

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中央公文書館の研究が完了。これで課税キャパが増えて助かる~*5

次の研究は引き続き時代Ⅱを埋めるため平等主義

すぐに欲しい技術ってわけじゃないけど、これを取らないと進められない時代Ⅱの技術がまだあるので

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自由放任主義の法改正が可決

これで資本家の投資プールへの出資が倍になるので、建設費をガツンと増やせるぞ!

次の法改正は警察制度を専門的な警察に変更

支持が大きいし、地主は現在ウッキウキなので多少機嫌を損ねても全然平気だ

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ロシアが意外なことにアラビアに進出しようとしてるので味方してやる

相手は無血で折れるわけだが*6、それはどうでも良いとして、ロシアを支持した効果がこちら

この前5ちゃんで聞いたのだが、成程こうして列強に媚びを売れば良いわけだ*7

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次の記事に続く

kurutto115.hatenablog.com

*1:てか外交的に保護国化しても悪評食らうのか。納得ではある

*2:インドネシアにはちょっかい出してくるようになったので困ってるんだよなぁ

*3:大きくなられると戦力差による補正が減るというデメリットもあるが

*4:流石に戦列歩兵しかいないロシア軍の力を借りるのではオーストリア自体を倒すのは無理だろうが。単純に数だけで考えても両シチリアとロシアを足してようやくオーストリアと互角程度だし

*5:税収が週3万ポンドくらい増えた

*6:オマーンが相手側に付いた結果、こちらの植民地との境界に戦線が生じ、そこにちょこっと軍を差し向けてやったのが功を奏したようだ

*7:しっかし時代Ⅳ技術の多国間同盟を相手が持ってない限り、列強との同盟は早い者勝ちか。オーストリアはモロッコ、フランスはスペインに取られてしまっている。こりゃロシアを他に取られないうちに同盟しとくべきか?