考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

グレートブリテン帝国物語――⑤グレート・ゲームの趨勢定まる

近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました

目次

〇 グレートブリテン帝国物語

〇 グレートブリテン帝国物語――②海のグレート・ゲーム

〇 グレートブリテン帝国物語――③泰平の眠りを覚ます

〇 グレートブリテン帝国物語――④ブロックの角逐

グレートブリテン帝国物語――⑤グレート・ゲームの趨勢定まる(←現在のページ)

グレートブリテン帝国物語――⑥第3次百年戦争

グレートブリテン帝国物語――⑦インドの鬱屈

〇 グレートブリテン帝国物語――⑧英普協商

〇 グレートブリテン帝国物語――⑨帝国の墓場へ

〇 グレートブリテン帝国物語――⑩ヒマラヤを越えて

〇 グレートブリテン帝国物語――⑪アンデスの麓に

〇 グレートブリテン帝国物語――⑫フランス解体

〇 グレートブリテン帝国物語――⑬権利と闘争

〇 グレートブリテン帝国物語――⑭平穏

〇 グレートブリテン帝国物語――⑮逆襲のロシア

〇 グレートブリテン帝国物語――⑯電化

〇 グレートブリテン帝国物語――⑰未だ明白なる天命

〇 グレートブリテン帝国物語――⑱火事場泥棒(更新中!)

※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・GDP・人口・国家ランキング

前回のあらすじ

kurutto115.hatenablog.com

先だってのサルディーニャ=ピエモンテを巡るロシアとオーストリアの戦争といい、東欧ではきな臭い話が絶えることが無い。今度はオスマン帝国の内戦が起こると聞きつけたイギリスは、反乱軍に加勢してこの東方の帝国を丸ごと乗っ取るべく画策している

その頃ロシアは極東で南下政策をフランスに阻まれたうえ、バルハシ湖からアラル海までの広大な一帯を清に奪われ、中央アジアでの南下も困難になってしまう。更に近東一帯もイギリスの手に落ちようとしているその時、ロシアに残された最後の南への出口、コーカサスの先ではペルシアが隙を見せていた

アフガニスタン遠征の背後からペルシアを一気に手中に収めるロシア乾坤一擲の策、そんな危険な動きを、イギリスが見逃すはずはなかった

[7/5]~1853年・£48.3百万・51.6百万人・1位

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アメリカはすっかりメキシコから取るもん取っていった

一方オスマン内戦はイギリスの加勢もあって反乱軍が圧倒的優勢である

間もなく始まるロシアとの戦争も何とかなりそうだ。アフガン戦線はロシア軍が来れないので、コーカサス戦線を守り切ればこちらの勝ちだ

そこでここにイギリス本国軍団50個大隊を率いる防衛戦略の達人を配置

ただでさえバフが凄いのに、更に「強固防衛」を命じて上乗せドン! 物資の消費が増えるがイギリスの財政なら苦では無いぜ

この防御は絶対に抜けまい!って要の将軍が死んだー!?

仕方ないので急いでトルコで戦っている防衛戦略家の将軍を呼んできて穴埋めする*1

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そんなこんなで慌ただしくペルシアでの戦争がスタート

オスマンでの戦争と同時並行なので全軍を投入する必要に迫られたが、両方の戦争ともこちら側の戦力が優勢なので良い感じだ

こうして順調に戦争を進めていたところ、ロシアが持ってるペルシアの条約港にロシア軍の大部隊が現れた

戦争開始時点で敵部隊がいないがら空きだからさっさと落とせると思ったら、味方が戦線の防衛しかしてなかったと言うオチ。ともあれイギリス軍からも多少は部隊を捻出して向かわせるというか、「多少」と言える程度しか捻出できてないが問題無い

カブールが降伏して、アフガニスタンで戦っていたペルシアと東インド会社の大軍が他に向かえる。それにわざわざインド洋側から来てくれるってのは、補給網を通商破壊してくれと言ってるようなもので、物資の供給が0になったロシア軍は防戦に回ることを余儀なくされた

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支配地域の殆どを反乱軍側に奪われ、オスマン政府軍は降伏

イギリス市場が更に広大になったぜ!*2

これで兵力を更にロシアとの戦争に投入できるのでそっちも盤石になったのは言うまでも無い

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ギニアの植民地化が完了。ヴォルタの植民地がマシーナとソコトの隙間を埋めてるので、ティンプクトゥ地域に入植できる

植民地成長がまだ溢れてるので、東アフリカのリンディにも入植を始める

(意外と「過酷なマラリア」地帯以外に入植先が残ってて助かる)

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マレー半島のペラが勢力ブロックに招待できるぞい

無事参加してもらえた。武力で併合しないで済むことになり、ここと同盟してる従属国を敵に回さずに済む

太平天国の乱が発生

清を攻めるには良い隙な気もするが

この兵力差だと普段とあんま変わらない気がする

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最終的にガンガン攻め込まれてコーカサスを占領されるまでになってロシアは和平に応じた

これでようやく英領マラヤを東インド会社に渡せるよ~

あ、これ元はシンガポールにあった海軍基地も渡しちゃうから軍艦6隻一緒にプレゼントしちゃったわ

(10隻所属してた艦隊が半分以下にw)

ポルトガルが借金抱えてるので代わりに返してあげる

[7/6]~1853年・£49.7百万・52.0百万人・1位

太平天国が清と分かれたせいでそっちとの貿易は滅茶苦茶である

せいぜい太平天国とも貿易して稼がせてもらうのだが、貿易路が分かれるので行政力を余分に使わされちゃう

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色々やったおかげでハンブルクに対するイギリス・ブロックの勢力が+200を超える予測値が出たので、そっちは後は待つだけなんだが

問題は前からずっと関与を続けてるのに微妙な感じのベルギーである

こうなったらちょっと気合いを入れて一気にベルギーに投資して成果を出してみせる!

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ブータンに保護国化を要求。ここを取ればインドから直接清を攻められる要地なのだ

ところでちょっと前に民族主義の研究が終わった結果、オーストラリアやカナダで植民地を統合する「決定」ができるようになっていた

試しにやってみると、条件を満たす中から勝手に2ヶ国が選ばれて片方が統合されるのね*3

んで、バフがもらえる期間が終わるとまたこの「決定」ができるようになるから最終的にオーストラリアやカナダが成立できるまでやれと

てかニューサウスウェールズじゃなくて南オーストラリアが部族連合もらってくんかいw

んでカナダの方も仕組みは一緒と

結果ハドソン湾会社とコロンビア地区が合併

てかこれで残る国名はコロンビア地区なのかよw 逆だろw

(ゴールドラッシュでコロンビア地区の方が発展してるからなぁ)

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太平天国との貿易で荒稼ぎする中には勿論アヘンの輸出もあるのだが、かつての清と同様禁止された

あ、中国の国なら清以外でもできるんだこれ*4。てかアヘン戦争イベント複数回起こせるんだ…。ともあれいっちょ太平天国と一戦交えてやりますかって待てよ

アヘン戦争のジャーナルの達成条件、条約港だから香港持ってると条件既に満たしてるじゃん!!

このまま数日進めるとジャーナル完了の通知が出て、再びのアヘン戦争勝利イベントが発生した

どうやらアロー戦争は無血で終わったようだな(白目)

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ヴォルタの植民地化が完了したが、もう深刻なマラリアのところしかほぼ残ってない

狭いので州単位では早めに終わりそうな太平洋の島に入植する

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ブータンとの戦争が始まったと思ったらアメリカがオマーンを征服!?

ともあれ、外交戦が終わったので別の外交戦を始められる。ブータンの隣のシッキムも合わせてゲットしよう

というわけでオマーンの問題だが、アラビアはイギリスのシマだって正史で決まってんだろが! アメリカの手出しは無用! ついでにオマーンは保護国になれって思ったらザンジバルくれすらしない

んじゃお代はアメリカからもらうとしますわ*5

逆にアメリカもイギリスにばっちり要求してきやがる(列強に条約港もらっても有効にならんだろうに)

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ブータンは東インド会社君が一人でキッチリ片付けてくれました

入れ替わりにシッキムとの戦争がスタート。これも東インド会社が全部やってくれるだろう

一方その頃、アメリカも先住民の反乱を抱えていた

そんな状況で戦争スタート。イギリス側は本国が勝手に首を突っ込んだので、アメリカが面貸せやって言ってきたケープ植民地以外の従属国が参戦してないのがポイント。アメリカと地続きのカナダを守らなくて済む

なのでアメリカ軍はようやくリベリアとイギリス植民地の間の戦線に部隊を向かわせるのだがもう遅い。既にイギリスのアフリカ駐屯部隊が現地に到着し進軍を開始している

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カナダのニューブランズウィック植民地で内乱が発生し、借金がヤバくなっている

本国で引き取ってあげよう(安いな)

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アメリカ軍が到着するより先にリベリアの占領が終わった

なのでアメリカ軍は踵を返してアメリカ北西の先住民反乱の前線へ向かって行く

いや、オマーンに上陸作戦しろよ!とは思うが、最初から分かっていた通りアメリカ艦隊はイギリスにボコボコにされてるので上陸作戦とか無理

いやー、負ける要素無いね。だが勝つにはオマーンがアメリカに賠償金を要求しちゃってる以上、相手の首都を押さえねばならん

てかワシントンDC見つけにくい!(ちゃんと別の州になってるんだ…)

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いい加減ベルギーを陣営に引き込みたいと思って一気に5つの施設に投資したのだがが、ベルギー経済は結構大きいので結果は芳しくない

逆にポルトガルはようやく良い感じになってきた

アメリカと戦ってる横でひっそりとシッキムとの戦争が終了

[7/7]~1854年・£52.0百万・52.2百万人・1位

あんまりゲーム用PCのスペックが高くないのだが、画質を落とさなくても秒間コマ数を落とせばグラボの負荷が大分減ると聞いて最大FPSを60に設定。確かに効果覿面だわ。FPSが多少低くても問題無いゲームだし

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そもそもベルギーに独立保証と資金援助やってないの思い出した。この2つで勢力ファクター+400なんだから苦労して経済的依存度上げるより余っ程効率的である。これで勢力争い理論値+200を超えたので、後は実際に超えるまで投資をちまちま続けて200を割らないようにすれば良い

(これまで書くのをすっかり忘れていたが、ブロックのシステムが導入されたことで他国への資金援助の効果にブロック勢力へのバフが追加された)

この機会に纏めておくと、他国へのブロックの勢力を稼ぐために取るべき外交アクションの優先順位は

資金援助、ロビーへの援助>(一定期間継続する縛りが無い壁)>独立保証>(止めても相手国との関係にデメリットが無い壁)>投資権、貿易協定、防衛協定

というイメージ。ただ、必要な費用や効果の大きさなどで多少前後する。小国相手なら投資権もらって鉄道でも作ってやればそれだけでかなり効くし*6

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マレー半島で征服した土地を東インド会社に渡したら独立戦争が始まった件。東インド会社には上陸作戦とか無理だろうからイギリスも参戦しておく

続いて見慣れない通知が来たと思ったら

こっちがアメリカと戦争してる隙にフランスが南オーストラリアを寄こせと戦争を吹っかけてきやがった

愚かな… いくらアメリカが予備役の動員で総兵力200個大隊を超えてるとはいえ、もう有効な戦線が無く上陸作戦が必要なのにイギリス海軍を敵に回してる以上、アメリカ軍は本土から出られず勝ち筋が消滅している。こちらは普通に全軍を対フランスに回せるんだぞ

当然拒否して外交戦に突入

そもそもフランスの兵力200個大隊強ってイギリス本国と東インド会社を合わせた兵力よりちょっと少ないくらいなのによく仕掛けてきたなぁ

って思ったら直接は南オーストラリアに仕掛けてるので東インド会社が参戦しない!?

こうなるとこっちの兵力は140個大隊くらいで普通にめっちゃ不利なんだが、海軍兵力だと戦力差は逆なわけで、それで上陸作戦の必要なオーストラリア要求してるの無理だろ!!

ここでこちらはフランス領象牙海岸の割譲を要求。敵部隊が来る前に速攻占領してしまえば目標達成であちらの戦争支持度を0未満にできるが、こっちはオーストラリアを簡単に守れるので0を割ることは無い。うーん、勝ち確ですわ

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いつものごとくオスマンがエジプトに仕掛けてる恒例行事だが、今はオスマンが自分とこの手下なので嬉しい知らせだ

マレー半島に続いてインドのど真ん中で分離独立の反乱が発生。問題無く平定できるとして東インド会社の内政大丈夫か?

その頃フランスは戦争目標をがめつく追加。オーストラリア(とニュージーランド)全部*7くださいという話だが、まあ無理だろう

ハンブルクをブロックに加入させられたので

プロテスタント相手に受諾させやすくなる原則はもう要らない

市場統合の原則に置き換え、最終的にレベル3でブロック全体を同一市場にする(てかブロックの原則って4つまでなんだな)

これまで待ってた分、すぐにレベル2にアップグレードできた

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アメリカ軍の大半が北西部の先住民反乱の平定に向かったので、この隙に首都上陸作戦を敢行する

もちろん引き返してくるアメリカ軍

余裕で引き返すのが間に合った

うーん上陸作戦、中止!!

その頃ベルギーがフランス戦で加勢を申し出てきた

将来的にベルギーもイギリスの従属国になる予定なので損は無いとはいえ、たったの10個大隊のベルギー軍には釣り合わないし、何より君が参戦するとフランス本土との間に戦線ができて大変なことになるのよ…(海外の戦線と違って海上補給路を通商破壊して無力化できないのは死しか無い)

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ハンブルクが終わったのでポルトガル相手に色々やってたら、これまでの投資の甲斐もあってブロックへ加入させられた

この前借金肩代わりしてあげた恩義が効いていて助かる~

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大した兵力も無いと思ってた太平天国がドンドン動員できる兵力を増やしていき、更に清にはデバフがあるらしく太平天国優勢で戦いが続いていたが

清で反乱が起きて占領が完全にリセットされていた(可哀想)

あー、これでこっちはまた有力な貿易相手が増えたので貿易路に行政力が取られる~*8

その頃エジプトはオスマンに屈していた

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あ゛~、中国にアヘン輸出するの儲かってたまらん*9

またまた禁輸される

今忙しくて条約港を取りに行けないが、禁輸を認めるとアヘン産地の従属国がキレるので日和るわけにはいかない

後で何とかしよう(反乱軍が平定されて無かったことになる方が先かもしれんが)

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フランスとの戦争がスタート

と同時にマレー半島での反乱もスタート

このためにアジアに残しておいた部隊で上陸作戦をやる

東インド会社に取られて艦隊の数が足りないデバフがあるけど、相手は技術も遅れた小国だし大丈夫だろ

まずは海戦で勝つ!(この頃にインドの反乱とカナダの反乱が平定される)

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フランス軍が到着する前にこちらが要求しているフランス領象牙海岸を占領

後はフランスが降伏するまでセネガル戦線を守って耐えるだけだ。良い感じに兵力が拮抗するようにできたので、そうなると基本技術が同等なら攻撃より防御の方が高くなりがちなので行ける

後々敵の補給路は通商破壊されるしな。まずは敵艦隊を追っ払って、と

(なお、どうも現行のAIは戦争が始まってからようやく部隊を動かすようなのだが、こっちの方が戦場の近くに部隊を集めてあるから先に着くだろうと思って敵が動き出してから対応したら、アメリカ上陸用にカリブにいた部隊が間に合わなくてやり直す羽目になった模様)

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一度占領地をチャラにされても相変わらず押してた太平天国

無事、独立を勝ち取る(相手を併合までは至らなかったが)

これで中国を相手にするにはやりやすくなったけど貿易路は結局余計に必要なままだなぁとか思ってたら清の崩壊イベントが発生

漢族の土地は殆ど太平天国と反乱軍が持ってたので、そこはバラバラにならずに済んでるタイミングの良さが凄い(まあそれでも真っ二つなんだが)

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フランスとの戦闘は勝ったり負けたり(勝ちが多め)で

相手が援軍を送ってきても何とか戦線を押しとどめている

通商破壊で敵は補給不足になってきており、士気の回復が追いついてない南側の敵部隊はついに守りに回った。北側も同様の状況に持ち込めばもう戦闘が起きないにらみ合いに持ち込める

一方、マレー半島の反乱を平定に向かった部隊は普通に上陸作戦に失敗していた

艦隊が少ないデバフが結構大きかったようだ

でも負けて陸軍部隊が削れたのと建造終わった艦で艦隊が増えたおかげでもうデバフは食らわずに済む。再チャレンジだ!

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次の記事に続く

kurutto115.hatenablog.com

*1:穴埋めの将軍がいる部隊で新しい将軍を雇ってから、穴埋めの将軍を別部隊へ移動させた

*2:この前まで通商破壊したせいでチュニジアとリビアの市場アクセスがボロボロなのはご愛敬。すぐ治ったし

*3:英攻略wikiによるとGDPが小さい方が吸収されるらしい

*4:多分条件は主要文化が漢族

*5:イギリスが全軍動員すればビビってアメリカも退くんじゃね?と思って余計な要求しないでやっても駄目だったので、やり直して要求をしっかり突き付けた

*6:あと影響力が余ってると補正がかかって上手くやれば+10%とかできるので、外交アクション使い過ぎるのも考え物。更にブロックの結束力が高いと同様に+10%とかの補正がもらえる

*7:タスマニアを除く

*8:試しにそれなりに良さげな貿易路を全部設定したら行政力マイナス300を突破して週の収支が30kポンドくらい減ったので、利益率は良くても利益額は少ない貿易路をガンガン整理して行政力をプラスに持っていった

*9:次いで絹を輸入するのがこれまた儲かる。今回反乱軍支配地域からの輸入路の生産性が40とかある