おお、今回は書くことがすらすら思いつくぞ。出来は微妙な回だったけど。それにしても２週連続で出番無しの沙羅… 今回出てくるとレオンのついででジュエルストーンをコンプリートしてしまうのでしょうがないのですが
ところで自分の遅筆っぷりが流石にいかんと思えてきたので途中からメモにあまり手を加えないで書くことを決意。書いた本人以外にはわかりにくい代物になる悪寒。無駄がそぎ落とされてむしろ読みやすい可能性に賭ける
…書き終わってから見てみると大してメモって感じでもない半端さ。これは読みにくそう
ひとまず今回のあらすじ
ジュエルスターグランプリ出場まであとジュエルストーン１個のレオン。しかし自分で何でもできるが故に仲間を信頼して任せることができないという欠点を指摘されてしまいます。そんなところにやってきたジュエルペットのコハク。人々を困らせている翼のある竜をやっつけるんだと泉のドラゴンの力を封じ込めた玉を持って行ってしまいます。レオン達はコハクを追いますが、コハクは竜たちに連れ去られてしまいます。守りきれないからとあかりちゃんとミリア達を置いてコハクを助けに行くレオン
助け出されたコハクは、力も無いのに暴走するなとたしなめるレオンに対して力が無い俺でも頼ってくれるやつがいるんだと語ります。どうすればいいのか悩むレオン。一方、遠回しに足手まといだと言われてショックを受けたりした*1あかりちゃんとミリア達は待ちきれなくなってレオンを探し始め、心配するくらいならついていけばよかった、自分たちにも出来ることがあるはずと気づきます
その頃、竜が人を火の山の周りから追い払うだけで自分に危害を加えなかった理由を確かめに行ったコハクは、卵を守るためだったことを突き止めるもののドラゴンの玉を火口に落としてしまいます。玉の力で暴走した火山から火の怪物が出現。コハクの手助けもあってレオンが玉を取り返し、怪物を倒すことができましたが、ふもとの町に向かって溶岩が流れ出してしまいました。ちょうどその時あかりちゃん達が到着。皆で協力して魔法で岩を並べ、溶岩の行き先を町から湖に変えることに成功します。友を信頼することができるようになったレオンとその信頼に応えたあかりちゃん、ミリアはジュエルストーンをもらうことができたのでした
レオンの心の花、出てきてー
完璧超人のレオンにも欠点が！ 仲間が信頼できなくて一人で済ませてしまうってやっぱりジュエルランドに来るやつはぼっち体質だな。そんなレオンがコハクとのふれあいを通じて仲間を信頼できるようになる…というお話でした。……でした！
他のキャラと違ってレオンの欠点は今までスルーしてたおかげで描写が必要になり尺が*2。後述するようにもっといろいろ尺の使い方があったはずなのに。レオンは完璧超人ポジションだから仕方ないとはいえ*3
一から描くにしても１話完結ゲストキャラ的な扱いをすればよさそうなもの。もういっそデザトリアンにでもされれば（ry とりあえず具体的にどこが悪かったのか考える。この手の話の基本的な流れは
１．欠点の提示→２．欠点を克服するきっかけ→３．克服したことを表現
の３段階に分けられる（多分）
例）今週のプリキュア：１．きちんと先生できてないと悩む先生→２．子供に好かれてる事を実感→３．子供に囲まれて笑顔
そこのとこ今回では
- 欠点の提示：今まで描写が足りない分しっかり描けていた*4
- 欠点を克服するきっかけ：よく分からない。ラストでコハクのおかげみたいなことをレオンが言ってたからそうなんでしょう
- 克服したことを表現：あまり克服した気がしない。コハクにしろあかりちゃん達にしろ、本人がやりたそうだから一緒にやった感じに
３番はコハクの活躍がどうにも大したことないのが地味に痛い。まあこれはうまい活躍のさせ方をどうにか思いつかないといけないからむずかしいれけど。欠点の描写は本当にわかりやすいがもっと少なくて良いんじゃ→減らせば尺を稼げる。描写が多いせいで普段ではあり得ないほど嫌なやつになっていたが、レオンの性格を考えるとおかしいことでもないのがちゃんと考えてあるな
余計なことを言っちゃうのは校長の友人クオリティなのか
何故ドラゴンにレオンの欠点を言わせてしまったのか。自分で気づく→改善すると２段階で成長出来たのに。２段階もレオンの成長にかける尺ないけど*5
それならまだいいんだが、今回ちゃんとレオンの欠点を描写出来てるので口で説明する必要が見いだせない。子供にはやっぱりわかりにくいという判断なのだろうか？ それどころか大人にもわかりにくいかもしれないが、レオンに自覚させる形でやれば…ああ、やっぱり尺が。逆に台詞にしたならここまでしつこく欠点を描く必要は無かったかと。その分の尺を他に！
これのせいで、言われたから仲間と協力しました感が出てしまう*6←結局レオン一人で何とか出来そうなせいで余計に
ジュエルストーンのバーゲンセールやー
さて、ここまでの説明で見落としていた要素が
- CM入り前のレオンとディアンの会話から、レオンが仲間を危険にさらしたくないから悩んでいるとわかる
- レオンを探すあかりちゃんとミリア：「こんなに心配するくらいなら」「私たちにもできることが」と気づく…これって成長要素では→だからジュエルストーンをもらえたんじゃ
うん、大事なことをあっさり済ませすぎ
今回は脚本書いてる途中でこうしてくれと注文が入ったり、書き上げたのに不備を見つけてどうにかしようとしたけど付け焼き刃程度にしか直す余裕が無かった感にあふれてるな
そんな脚本で大丈夫か？→一番いいの(ry
悪い点をまとめたところでどうすればよかったか考える
一番重要なのはレオンの成長をわかりやすく。コハクを２回助けるんじゃなくて、竜の行動の謎を調べに行くのはレオンにして追いかけてきたコハクのおかげでピンチを逃れる→仲間の大切さを実感。コハクが助けるときにはドラゴンの玉を使わせるとよさそう。結局あれ溶岩魔神生み出しただけだったし。これでレオンに仲間に協力してもらう発想が生まれる→溶岩から玉を拾いに行くときも、この期に及んでコハクはそこにいろなんて言わせない
そのあとのコハクの活躍が微妙：卵を助けた直後に「レオン危ない」→コハクの一言で溶岩攻撃を避けるなんてのを入れるとよさそう
あふれた溶岩を止めるところは、コハク「溶岩が町に！」→レオン「大丈夫。みんながいる！」→「輝く勇気は（ｒｙ」というよくありそうな展開に：あかりちゃん達を置いていったレオンがみんなを信頼できるほど成長したことを描くことができる。溶岩をどうにかするのにレオンは手を出さず、完全にあかりちゃん達に任せた方がより信頼してる感じが出ていい
欠点がわかってもどうにかできないレオンの葛藤もちゃんとやる。助けられたコハクがいろいろ言われてレオンに自分の言い分を言ったあとで、レオンが「弱い者を危険な目に遭わせたくない」という自分の言い分を語る*7→竜の謎を調べに行くというコハクを止めてレオンが調べに行く。レオンが出発したところにディアンのお前の優しさもよく分かる云々の台詞を持ってくれば、せっかくのイケメンディアンも無駄にならないし何故か雨の中修行してる謎も回避できる。それに対してレオンは飼い犬の命と引き替えに助かったことと目を離したすきにディアンが声を失ったことで反論：今までの展開を生かせるぜ。この場合は欠点をドラゴンに指摘させて、ミリア「レオンは私たちを頼りにしてくれてるもん」レオン「俺は彼女たちを信頼しています」：これで結局あかりちゃん達を置いてく展開がより生きる
うん、あれこれ案を出してみたけどレオンのトラウマが深すぎて結局ちゃんと仲間を信頼できるのか不安になってきたがまあいいや
あかりちゃんとミリアの成長も描く。ミリア「レオンまだかなー」→あかりちゃん「ついて行かなくてよかったのかな…」→ガーネット「怖い竜がいるのよ！」ミリア「私だってレオンのことは心配だけど、足手まといだって言われちゃったし…」→本編通りサンゴがスイーツを出して虫に追われる→スプレーしてるのが嫌になって洞窟から逃げ出す→あかりちゃん「これからどうする？」→ミリア「レオンを探しに行く！」→サンゴ「とっても危ないにゃん」→ミリア「こんなに心配するくらいなら一緒に行く！」→あかりちゃん「うん！ 私たちにもできること、きっとあるよ！」
うん、やっぱり尺が足りなそう。レオンが心配で待ちきれなくなる→結局探しに行くというミリアの心境の変化をうまく表現できないと「何で心変わりしたの？」ってことになるし。ちなみにレオンを探しに行くと本編通りにみんなで盛り上がってからは変身するところまであかりちゃん達を映さない方が駆けつけたときに盛り上がりますね
*1:後ろ向きのガーネットが良い味だしてました
*2:32話（運動会回）の個人競技はよくて団体競技が駄目なディアンとか今回の伏線になるんだろうけど
*3:序盤は「普通に助けても面白くないな」とかあったのに
*4:ディアンが何とかできることまで自分でやる、ついていくと言い出したあかりちゃん達への返事の間、コハクに追いついた時の上から目線、足手まといになるあかりちゃん達を置いていく、最初にコハクを助けた後の注意の仕方、など
*5:ちなみにミリアに質問されたから答えたのだが、そのタイミングでコハク乱入をやればうやむやにできる
*6:前半で欠点丸出しだったのを見るにそうではないんだけど
*7:今回あった回想シーンはここにもってくるとよさそう
*8:流石に本格的にバトルもの過ぎるかｗ
