考察とは名ばかりで感想?

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ジュエルペット てぃんくる☆ 第34話「天秤にかけてドッキ☆ドキ」

うーむ… なかなか面白かったのに、「テン・ビンちゃんかわえぇ〜」とか「ミリアついに秋葉デビューか」とか話の展開について以外のことばかり思い浮かぶ。とりあえずこの回が全体でどのような意味があるのか考えて見ましょう

この回メインの話は前回告白したあかりちゃんと告白されたUMA君がどうするのか。告白のせいでぎくしゃくした状態はどうにかしたいけど答えを聞くのに踏ん切りがつかないあかりちゃんと、ちゃんと答えようとは思っているけどなかなか言い出せないUMA君。なんともべたな展開ですな。UMA君が思い切って返事をしようとしたものの邪魔が入ってうやむやに。結局今後に持ち越しとなりましたが、ビンちゃんが言うようにそのうちなんとかなるのでしょう。早速36話でUMA君が男気をみせるようですしね


このようにほほえましいあかりちゃんの恋物語が進む一方で今回は基本的にギャグ回。モルダヴァイト校長が相変わらずのトラブルメーカーっぷりでした。今回は騒動を起こすようなグッズじゃないという校長の主張をテン・ビンちゃんの活躍のおかげで登場キャラも視聴者も納得しそうなところに、校長の優柔不断のせいで結局大騒動になったり、序盤に第3の選択でテン・ビンちゃんを怒らせたと思ったらラストも校長の第3の選択落ちで〆。うん、よくできた展開だ

答えを急がないあかりちゃんとUMA君に対して校長はあっさり第3の選択をしてどつぼにはまるのが面白いですね。とはいえあかりちゃん達を肯定するための反面教師として校長の選択が否定されてるわけではありません。ただのギャグ要員です*1。焼き魚定食を選んだ序盤の選択も悪いわけではありませんし、ラストだってめちゃくちゃな選択をすることで皆の怒りを一身に背負い、テンちゃん派とビンちゃん派の一触即発の状況を解決した深謀遠慮という解釈が可能です*2

おまけ

今回はあかりちゃんの友達、麻衣ちゃんの出番が比較的多く、あかりちゃんが友達と一緒に帰ろうとする場面が初めて描かれました。友達と一緒に下校するモブ達の中で、一人魔法学校へ急いだ5話とはえらい違いですね



(左:ぼっちの頃のあかりちゃん、右:ぼっちを脱しつつあるあかりちゃん)

それにしても今回のの麻衣ちゃんは普通にあかりちゃんの貴重な友達という役どころで安心です。最近モニカさんネタであかりちゃんを落ち込ませる役割ばかりでしたからね

*1:これは逆にあかりちゃん達の行動が強く肯定されているわけでもない状況に合致する

*2:モルダヴァイトレクイエムとでも呼ぼう