近世を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヨーロッパ・ユニバーサリス4 (Europa Universalis IV) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
- 前回のあらすじ
- [5/10]~1527年・37点(15位)
- [5/11]~1531年・42点(14位)
- [5/12]~1539年・66点(13位)
- [5/13]~1546年・92点(13位)
- [5/14]~1552年・110点(14位)
- [5/15]~1561年・146点(14位)
- [5/16]~1574年・193点(14位)
※記事内の見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
前回のあらすじ
———富・名声・力
彼の死に際に放った一言は、人々を海へ駆り立てた
「俺の国か? 欲しけりゃくれてやる。探せ! この世の全てをそこに置いてきた!」
侍達は、新大陸を目指し、夢を追い続ける
世はまさに、大航海時代!
***
こうして海賊の頭領に乗っ取られた対馬藩。東南アジアの島々からインド洋を渡って南部アフリカ、そして南アメリカへと大西洋を渡って入植を続け、各地の沿岸を襲撃してたんまり稼いでいる
その間に上杉が全国を統一して幕府を開き、更には朝廷を掌握して幕府を廃止。北方への進出を強める。一方の対馬藩はもっと好きに暴れたいようで…?
[5/10]~1527年・37点(15位)
ポップアップも無しに戦争中の通知が出たので何事かと思ったら、宗主国が戦争を始めたので自動参戦していた。日本が樺太を領土とするニヴフを征服しようとしているのだ
これは独立戦争のチャンスか? と思って戦争すると途中までは日本の軍勢を気にせず戦えるが、京都を落としたりするとすぐ戻ってくるので止めておく*1
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ケープの入植が終わったので西アフリカへ進出
これで植民地を中心にこの辺りの沿岸を襲撃できるが、そんなに儲からない気がする…
しばらく後、日本がニヴフを併合(面倒なので宗は手出ししてない。どうせ日本単独で勝てるし)
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何とか日本に勝つ方法を考えて準備をして開戦。まず敵同盟国があまり参戦しないタイミングを狙う。パレンバンは他の戦争に巻き込まれ、クタイは統治者の性格と日本の外交評判の問題で参戦しない今がチャンス!
後は2万弱の現有兵力を全部ルウに回してそっちを倒し、それから傭兵で兵力を補強&包囲能力持ち将軍を調達。2万強になった総兵力をまとめて、日本が半分ずつ1.5万強に分けて東北と西日本に置いてる部隊を片方ずつ各個撃破&京都を落とす
これで行けるはず…
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その頃中国は動乱の時代を迎えていた。同時多発的な反乱によりまず呉と越が独立
更に順が分離するイベントが発生し
続いてイベントで台湾に鄭氏政権が誕生。盛り上がって参りました
[5/11]~1531年・42点(14位)
まずはルウの陸軍を壊滅させるのを優先したが、敗走するのを追いかけるのに要塞が邪魔で、海路で迂回を繰り返していたら半年もかかってしまった
更に3ヶ月ほどかけて要塞が陥落(砲兵のある時代って楽~)。戦勝点が減るので個別講和はしない
そこから全軍を対馬に戻す。先遣隊千人を上陸させるが、残った本隊を警戒して敵部隊は動かない(海軍で日本全国を海上封鎖すると陸上部隊の動きも殆ど丸裸で助かる~)。先遣隊が占領を終えるとようやく敵部隊が近づいてくるが、1プロビでも占領してしまえば船ですぐに本隊を移動させられるからこっちのもんだ
2往復して全軍を上陸させても間に合い、直前で引き返そうとする敵を強襲。余裕の勝利だ! これで安全が確保できたので占領されてる石見を解放すると必要な戦勝点が確保できた
というわけでもう残りの敵部隊を叩いたり京都占領の必要も無く講和
今後の日本との関係も考えて余計な賠償金とかは取らなかった。どうせ量もたかが知れてるし
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その頃フォークランド諸島への入植が終わったのでいよいよ南米へ上陸する
ブラジルの海岸でギリギリ隙間が空いてるところにねじ込む。先住民国家がキレそうだが知らん知らん
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関係改善を+100終えた順に対して大金を渡して…
よっしゃ同盟成立! 兵力が3.5万もある東アジア最強国家なので、日本という後ろ盾を失った穴埋めには十分だ
他の同盟候補としては、兵力3万で海軍も強い日本、兵力1.5万ほどと満洲最大の建州女真、この2ヶ国は関係改善を進めれば同盟できるだろう。兵力1.5万ほどのクメールも以前から関係改善しておいた*2ので既に同盟できるが、今はアユタヤとの戦争でボコボコになってるので様子を見る
[5/12]~1539年・66点(13位)
関係改善の結果無事建州女真との同盟が成立
一方日本は宗を宿敵に指定
これは同盟組むの難しいか…?
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独立したので好きに戦争できるぜー!
というわけでモルディブを征服
これでインド西南岸を襲撃できるようになる
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象牙海岸の植民地が完成したので次に移る
南米西岸の現地国家とポルトガル植民地の間に1プロビだけ空いてる隙間にねじ込む
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順が明に勝利して中華皇帝に
というか明がボロボロすぎて殆ど明の反乱軍と戦っていた
未だに明から地方政権の独立が続き、独立してから明と戦争を始めた国まである
一方、順はチベットの大半を征服するのであった
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日本プレイで明からむしり取る定石で宿敵を中心に戦争賠償金を巻き上げるぞ!
相手と同じ交易ノードで商人が活動していて、そこで自国のシェアが10%以上、相手のシェアが20%以上の場合、諜報アクションで開戦事由をゲットできる*3
というわけで朝鮮に宣戦。この開戦事由は海上封鎖してるだけで戦勝点が溜まるのが特徴。なので陸続きじゃない島国は海軍力だけで勝てる!
相手の海軍を殴るほど相手の船が減る一方でこっちは拿捕して船が増えるので、戦えば戦うほど有利になる
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明の分裂はまだまだ続く
一方で建州女真は満洲の殆どを属国か朝貢国にしていた(頼もしい同盟国だ)
この後ブリヤートと戦争して属国化し、残すは順の朝貢国となった海西女真のみ
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南米西岸で入植が完了
もう北米東岸も軒並み入植範囲内なので、今回も残り少ない隙間にねじ込む
[5/13]~1546年・92点(13位)
植民者が移動してる間に現地国家が移住してきて入植がキャンセルされたので、別の場所に入植する
これでカリブから北米東岸にかけて襲撃できるぜ
メキシコ湾沿岸も届くようにしたいが、その辺りの入植できる隙間はポルトガルに取られそうだな…
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封鎖で稼げる戦勝点を大体稼ぎ終わったので、朝鮮からむしり取れるだけむしり取って講和
停戦中は沿岸襲撃できないのを忘れてたが、こっちの方が余っ程稼げるので問題無い*5。てか普通に700ドゥカート近く出してくる朝鮮は金持ちだなぁ
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モルディブで反乱が起こりそうだったので、反乱が起こるのを待って鎮圧してから次の戦争を始める
今度の相手は朝鮮と同様に宿敵のトンド。交易戦争では戦力投射がもらえなかったので、今度は宿敵に屈辱で宣戦する
こいつらなら同盟まとめて相手にしてもこっちの兵力の方が上なので普通に陸戦をし、要塞を攻略してオーソドックスな戦争をしていく。トンドを全土占領し、トンドとセブの陸軍を壊滅させ、セブが首都の要塞を残すだけとなったところで向こうから泣きを入れてきた
セブから欲しいものは特にないので、もらえる物はもらっといて講和。これで(ブトゥアンが残ってるけど)トンドに負けを認めさせる100点の講和ができる
丁度向こうから講和を申込んできたので受諾。いやー、兵をそこそこ消耗したけど良い感じに進められた戦争だった。というか海賊国家は沿岸襲撃で使い切れない量の水兵をゲット→陸軍枠の半分も持てる海兵隊として歩兵に変換→人的資源が全然減らない なので強すぎる
[5/14]~1552年・110点(14位)
植民地が2箇所相次いで完成したので
北米大西洋岸の北側と
カリブの南側をカバーできる位置に進出する
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宿敵じゃないけどブルネイ辺りも交易戦争仕掛けられそうだと思ったがもっと良い相手があった
インドの大国、グジャラートやヴィジャヤナガルならもっとガッツリ賠償金取れるぜ!*6
まずはグジャラートから始めた。海軍力は余裕でこっちが上なので問題無く勝てる。兵力差が圧倒的な相手に陸軍抜きで戦えるの助かる~
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戦争中だが陸軍はフリーなのを生かして別の戦争を始める。メキシコ湾の西側ど真ん中のワステカから1プロビいただいて襲撃の起点にする*7
丁度相手も取り込み中だったおかげで敵同盟国は参戦しないし、敵軍を殴って目当ての州を占領しただけで十分戦勝点が溜まって要塞攻略の必要も無かったので楽で良かったわ
これでメキシコ湾岸はぐるっと襲撃範囲で嬉しい(まあ襲撃してみたら思ったより実入りが少なかったんだが)
ところがこのメキシコ湾岸襲撃が意外な結果をもたらす
ポルトガルがこっちを宿敵に指定してきたのだ
[5/15]~1561年・146点(14位)
というわけでついにヨーロッパの国から宿敵に指定されてしまいました(まあ元々あちこちで海賊してるので敵はやたら多いんですが)
何が困るって、アジアの国から戦争仕掛けられても海軍力で海を渡らせなければいいだけなんですが、新大陸は周囲の島が少ないし数少ない島は先に取られてるしで、大陸本土に領土を持つ必要があって普通に攻め込まれるんですね
だから植民地国家を襲撃しても本国との関係悪化しないのを利用して、ヨーロッパの国々とは仲良くするつもりだったんですが…… 襲撃する時に植民地国家の領土に紛れて入植中の本国の土地がチラホラあるので誤爆が頻発!! これでポルトガルとの関係が悪化してた*8のに、向こうが中々こちらを認知しないのでこれ幸いと関係改善を後回しにしてたら認知された途端にこの宿敵指定ですよ
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ともあれ西欧の大国を敵に回したらマズい。ポルトガル本国だけでも兵力が5.4万あって順と同格*9
更にポルトガルと同盟しているスペインは本国だけで8.3万あるので、ポルトガルと合わせるとこちらの同盟国の総兵力を超えるため、下手すると攻めてくる危険性が高い
ということでこれから対策を講じることになる*10
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グジャラートに対して封鎖でもらえる戦勝点を稼ぎきったので講和
うーん、相手が強くて戦力保ってるので、戦勝点26ポイントに対して通せる講和は14ポイントだけかぁ
まあそれでもかなりの儲けではあるが
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戦争が終わったのでようやく色々外交ができる。まずは戦力投射稼ぐのに丁度良い宿敵のトンドを凌駕してしまったので、代わりにマジャパヒトを食って伸びてるスンダを指定
次はポルトガル対策で同盟国を増やす。まずはオイラトから独立後順調に大きくなったモンゴル。建州女真と同じくらいの兵力を持っているので前々から目を付けていたのだが、どうせ順が食うだろうと思ってそのままにしていたのだ(結局順は手を出さなかったので同盟した)
そしてフランスに脅かされてるので手を組んでくれるイングランドだ。何せイングランド本土までフランスの手が伸びてるんだから、このまま放っておくとフランスに食われてしまうだろう
おかげで兵力がやはり建州女真程度しかないが、いざとなったら頑張って4万くらいに兵を増やしてくるので侮れない
ついでに金にものを言わせて自前の兵力も扶養枠オーバーの4万に強化。これで同盟の総兵力が17万くらいになるのでポルトガルもそうそう手出しできない
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また一つ植民地が完成したのでお次は中米の太平洋側に
これでメキシコ太平洋岸の南側半分くらいを襲撃できる
その頃ついに自分以外に南アフリカに進出する国が
このままポルトガルがアジア方面に伸びていくか
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戦力投射が減ってきたので、ジャワ島にある宿敵のスンダに宣戦
普通に陸海でボコボコにしてやって勝利
ただでさえ総兵力で負けてるのに同盟国が別々の島に分かれてて合流できないんじゃあこちらの敵では無い
[5/16]~1574年・193点(14位)
休戦明けて沿岸襲撃もしたし朝鮮にまた交易戦争を仕掛ける
アジアの同盟国は呼べば来るので、そうすれば兵力差は3倍にもなり普通に陸戦で勝てるだろうが、そこまでやるほどではないのでやらない
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また入植が終わったので、次はメキシコの太平洋側の北半分を狙える位置に行く
も一つ終わったので今度はカリブ海の西側をカバーするところへ
海としては大陸の表裏だが、直線距離だと入植し終わったところのすぐ近くだ
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交易戦争が無事終わって毎度のごとく大金ゲット
グジャラートと違って朝鮮相手だと封鎖そのものによる戦勝点が20弱あるから、賠償金満額取るのに戦勝点が足りるんだな
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またまた入植が終わったので今度は北米太平洋岸に入植。1プロビ国家が3つくらいしかない閑散とした地域で、ポルトガル辺りが植民するまで儲からないと思いきや
これらの国々は移住する部族なので待っていれば海岸線の殆どを襲撃できる上、1プロビあたり20ドゥカートくらい取れるので中々稼げる
一方ポルトガルはインド洋を飛び越していきなりインドネシアに入植していた
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今度はヴィジャヤナガルに交易戦争を仕掛けるぞ
グジャラートwith同盟国より兵力少ないから余計にむしれそうだがどうか
ここで時代の能力がもらえるので他宗教に対する戦勝点コスト減を取る*11
――――
次の記事に続く
*1:こっちの総兵力が2万弱に対して日本は3万弱だからなぁ。インドネシアの敵同盟国はどうせ日本まで来れないけど、こっちの植民地に隣接しててそこを占領しにくるし。あと海軍でも負けてるので増強しておく
*2:沿岸襲撃が届かない立地で国力がそこそこあるから目を付けていたのだ。てか同盟国は当然襲撃できないし、襲撃すると関係が致命的に悪化するので候補が必然的に絞られる
*3:これで作成できる開戦事由はTrade Conflict(貿易闘争)で、一方的に禁輸されてると使えるTrade Dicpute(貿易紛争)とは違う
*4:それにしても「制度」受容のために外交点つぎ込んで開発した石見が、銀山開発イベントで貴金属産出州になった結果貴金属収入がすさまじい
*5:とはいえこれからはタイミングを考えよう
*6:この2ヶ国はこっちから小型船送り込んで必要なシェア確保できる位置にいるから有難い。アユタヤとかベンガルとかはこの点が駄目だった
*7:探検アイディア終えると新大陸に請求権作り放題なのほんと助かる
*8:イングランドとフランスは植民地少ないのでちゃんと避けられてた
*10:ちなみにスペインと同盟しているフランスは圧巻の陸上兵力10.2万で、スペインと一緒にイングランドやオーストリアをボコボコにしていた