最近、cc-sddという仕様駆動開発(SDD)ツールを試してみました。これは仕様書からコードを生成していく開発手法をサポートするツールで、以前に↓の記事で紹介した手法よりも本格的なものです。本記事では、cc-sddのインストール方法と、実際にCursorやGemini CLIで使ってみた所感を簡単にまとめています
インストール
npxで配布されてるので、Node.js環境を用意したら後はターミナルでプロジェクトのフォルダを開き、コマンドを実行するだけでインストールできる
npx cc-sdd@latest --cursor --lang ja
ちなみに上記のコマンドは最新版のインストール、コーディングエージェントにCursor、言語は日本語を指定している。オプションの詳細については公式のReadMeを参照
インストールするとプロジェクトのフォルダに.claude, .gemini, CLAUDE.md, GEMINI.mdなどの設定フォルダ/ファイルが作成される。これにより仕様駆動開発の手順がコーディングエージェントに指示されるともに、カスタムスラッシュコマンドが作成される*1
このような仕組みであるため、複数のコーディングエージェント用にcc-sddをインストールすることも可能である。インストールコマンドをコーディングエージェントごとに複数回実行すれば良い。また、設定の内容を編集することでカスタマイズも柔軟に行うことができる
プロジェクトフォルダごとに何度もインストールするのは多少手間ではある。しかし、プロジェクト開始時に都度最新のものをインストールしつつ、更新により他のプロジェクトに不都合が生じることも無いし、使わないプロジェクトではコンテキストを消費することも無いのは利点と言える
ちなみに同様のツールではSpec Kitも、コマンドさえ知ってればuvでいきなりプロジェクトフォルダから始められるのでかなり手軽。逆にMCPは設定が面倒と言われるのがよく分かる(そっちはコーディングエージェントの違いに影響されにくい利点はあるが)。ここで参考に仕様駆動開発のツールを4つ比較してるページを貼っておく
使ってみる
インストールが終わったら、後はコーディングエージェントにカスタムスラッシュコマンドを入力して実行していくだけだ。他所の紹介記事でも見たけど、次に何をするのかコマンド込みで表示してくれるので分かりやすい

まずは要件定義をしていくわけだが、これ自体は普通って感じだ。続けていくと実装に移り、ReadMeに謳われているとおりテスト駆動開発 (TDD) をちゃんとやってくれて感動

Cursorの無料枠が尽きたので、Gemini CLIで続きをやる。そっち用のcc-sddを改めてインストールすれば勿論ちゃんと動くぞ!

ところでcc-sddはアーキテクチャの図とかを作ってくれるのだが、自分が独特なコーディングフォント使ってるせいで崩れるw*2

大人しくフォントにconsolasを使えばちゃんと揃う

参考
*1:設定フォルダ内にカスタムスラッシュコマンドの設定ファイルが作成され、設定ファイルにカスタムスラッシュコマンドを利用した仕様駆動開発のプロンプトが記載される
*2:UDEV Gothic JPDOCを使っている。この前良さげなコーディングフォント探してインストールしたのが裏目に出た