この記事は↓のプレイ日記を分割した記事です
こうして始まったハノーファーでのプレイだったが、初めての小国プレイは戸惑いを禁じ得ないものであった
- [4/16]威信10点・工業0点・軍事9点・総合16位
- [4/17]威信93点・工業0点・軍事15点・総合8位
- [4/18]威信104点・工業3点・軍事20点・総合8位
- [4/19]威信117点・工業5点・軍事22点・総合8位
- [4/20]威信183点・工業12点・軍事24点・総合7位
[4/16]威信10点・工業0点・軍事9点・総合16位
ハノーファー王国はドイツ領邦の一つで、イギリスと君主を同じくしていたことが特徴である。つまり同君連合の下位国家、このゲームのシステム上衛星国なのだ。このままではろくに外交ができないが、ヴィクトリア女王の即位で話が変わってくる。ドイツは男系継承が決まりなので、女王の即位とともにハノーファーの王位はイギリスと分かれるのだ
ハノーファー独立(1838年)
ゲーム開始から2年ほどをじっと待ち、ついにこのときが訪れた
よーし、これで開戦事由をでっち上げて戦争できるぞ!
衛星国から開放されるとともに、ハノーファーはイギリスの勢力圏を離れるが、同盟は結んだままだ。というわけで、植民地獲得戦争に協力してもらおう。それ、パンジャーブと開戦!
参戦を断られたー!?
…うむ。流石に欲を張りすぎたか。独立したところからロードし直して、今度はズールーをいただくぞ!
やっぱり拒否られたー!?
どうやら、最早半ばプロイセンさんとこのうちの子になりつつあるハノーファーにくれてやる植民地はないらしい
しかたない、自力で戦争しよう。幸いハノーファーは海に面している。ギリシャよりも心もとない予算と兵力だが、こんな国でも征服できる相手はいるはず…
よし、チュニジア君、君に決めた!
さーて、何か微妙な兵力差だけど上陸して占領を始めたぞ
ってオスマン帝国?? これは…Friendly参戦だ!!
ええい、1ステート非文明国にも勝てるかどうか怪しい小国が、腐っても列強の末席に勝てるものか!
[4/17]威信93点・工業0点・軍事15点・総合8位
うーむ。どこかに勝てそうな国はないものか…
おや? マダガスカルがフランスの勢力圏に入ってない??
そういやフランスはオランダあたりを勢力圏に入れようと他のどっかと争ってたな。マダガスカルどころではないというわけか
これはチャンスだ! 2ステートを征服は悪評の効率が悪いから、まずは租借地要求で南マダガスカルを割譲させよう
マダガスカル戦役(1839年)
海軍限界が輸送船4隻分しかないが、陸軍は6個連隊いる。限界を超えた規模の海軍を維持する余裕はないのでピストン輸送だ! 先行する部隊をモーリタニアあたりで上陸させ、イギリス領ケープ植民地までアフリカを縦断させる。その間に残りの部隊は海路でケープへ。両者が揃ってからマダガスカルへの上陸作戦にかかる
収入がギリギリなので、陸海ともに予算をギリギリまで絞ったまま戦争を遂行する。正直マダガスカル軍相手でも戦闘になれば厳しい。敵部隊を牽制して戦闘を避けつつ、じりじりと占領を進めていくと…
来た! 和平の提案だ!
勿論受諾。こうして直接干戈を交えることなく。マダガスカルとの戦争は終結した
ハノーファー初の植民地だ!
シャム征服(1840~1845年)
マダガスカルとの緊張感ある戦いの間も世界情勢をチェックしていると、興味深いことに気がついた。シャムがビルマとダイナムの連合軍に敗北し、それぞれ1ステートずつ奪われたのである。つまり、現在のシャムは4ステート国家。一回の戦争で併合できる!
南マダガスカルで編成した部隊もくわえ、近くのイギリス領に上陸。開戦後南の端からシャムを占領していく
このプレイで初めての戦闘。数回の戦闘でシャム陸軍は壊滅した。あとは占領を進めるだけだ
沿岸のプロビを占領したらシャム海軍が出てきたので、こちらも海軍を突っ込ませて初の海戦に挑む。修理できないのに酷使してボロボロの帆走輸送船4隻というあんまりな艦隊だが、相手も快速帆船(フリゲート)と帆走輸送船各1隻というささやかな戦力だったので、問題なく勝利をあげた
それにしても戦力が少ないので時間がかかる上に、貴重な戦力が酷く消耗していく… 振り返ってみたら足掛け6年も戦争してたよ! 影響度を「蜜月」に上げたイギリスが介入してくるんじゃないかとひやひやしたが、無事シャムを征服だ!
憲法発布(1845年)
政治改革で選挙を導入し、政治体制がプロイセン型立憲君主制に移行した
シャムを併合したことで一気に財政が潤い、資本家に資金援助して工場の建設も始まった。一方でタイ人が北ドイツ人を抜いて国内最大勢力になったりもしたが。
国民の半数越えが仏教徒だぜ!
ともあれ本国はドイツ人社会であり、なんと識字率が80%を越えている!
宣教師も本国だと4%超えてるしで、研究がさくさく進むぞ! 元々先進国として最低限の技術は押さえてるのにこれだからよい
番外:佐幕派の乱(1843年)
タイを占領する様子を眺めつつ新聞を読んでいたら
佐幕派による革命だそうで、文明化が遅れるな
なんちゃら号事件(1846年)
植民地軍同士のいざこざって、ポルトガル領とは海を隔ててるんですけど…
まあ海軍同士で何かあったと脳内補完しよう
ポルトガルなら場所を選べば勝てそうだな… 開戦事由を獲得する方向で進める
なお、この直後にアメリカ相手にも同様のイベントが発生した。一体どこで両国の部隊が遭遇したのか謎だが(やっぱり海軍か??)、アメリカ相手に戦うのは無理だし、欲しい植民地もないしでこっちはスルー
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このまま順位を保てば列強だぞ!
[4/18]威信104点・工業3点・軍事20点・総合8位
対葡開戦回避(1847年)
ポルトガルを所詮2等国と侮っていたけど勝てません! 植民地軍を撃破できるけど、占領してる間に向こうがこっちの本国を押さえに来る
(画像:当初の計画では敵の海軍を避けて北の空白地から上陸、進行する予定だったが…)
協力してくれないイギリスではなくプロイセンと同盟して本国を守ってもらっても、イギリスがポルトガルへの影響度を上げてFriendly参戦してくる。結果ガチで戦うとプロイセンへの悪影響が大きいので、しばらくして白紙和平されてしまう
(画像:どこかの薄情な紳士の国と違って、同じドイツの国に協力を惜しまず参戦してくれるプロイセン他同盟国達)
(画像:Friendly参戦してくる腹黒紳士)
イギリスが参戦してくる前に戦勝点が足りるよう、モザンビーク南部から東ティモールに目標を変えても、今度は余裕過ぎてプロイセンが戦争切り上げてくれず、結局イギリスに参戦される
というわけで勝つ目がないので諦めました
ハノーファー、列強となる(1847年)
やったぜ!
そして切られる同盟
複数の列強と同盟してると切られちゃうから自分から切るよね。そして同盟するならハノーファーよりプロイセンを選ぶよね
英米戦争(1847~1852年)
イギリスが参戦要請してるから何かと思ったら
アメリカに「屈辱」の開戦事由で宣戦したそうな。アメリカならこっちまで手を出してこないだろうから受諾。正直イギリス勝てるのか怪しかったが、火事場泥棒でメキシコがアメリカに宣戦したのもあって何とか勝利していた
ちなみにメキシコは普通に負けた
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[4/19]威信117点・工業5点・軍事22点・総合8位
コーカンド問題(1852年)
コーカンドに対して「屈辱」の開戦事由を得る。「陸軍5個連隊くらいしかいない弱小国家じゃん。サクッと成敗してくれよう」と思うも、同盟しているペルシャに普通に勝てないので断念
英国の同盟打ち切り
これまで何かにつけて同盟切られる展開があり得たイギリス―ハノーファー間の同盟だったが、ついに打ち切り確定。グッバイ、イギリス、近くて遠い未来にプロイセンやフランスと戦うためにまた同盟するまで
ちなみにどうやらこっちよりプロイセンと同盟するのを選んだらしい。イギリス、お前も結局それか。それにしてもイギリスとの同盟を当てにしてハノーファーで始めたのに、同盟自体はまるで役に立たなかったな… サクッと通行許可出してくれるのはめっちゃ助かったけど
親仏親露外交
ということで何かあった時に守ってもらえるよう、近場の列強と同盟を組みたいのだが、プロイセンは先述のとおりイギリスと同盟組んでるので無理。というわけでフランスとの関係を上げたら向こうからフリーのこっちに同盟を申し込んでくれた
それとプロイセンとオーストリアを背後から刺せるロシアとも関係をガッツリ上げておく
ちなみにハノーファーのせいで列強落ちしたオスマン帝国からも同盟を申し込まれたので受諾
対ドイツ領邦鉄道投資
影響力を溜めるにあたって、相手の国に他の国が投資しているとマイナス補正がかかる
↑通常の場合
↑マイナス補正がかかる場合。右側の影響力ポイントの下にプロイセンが7500ポンド投資済みなのが表示されているのに注目
というわけで他国の横やりが入るであろう国には鉄道を建設して妨害しておきたい。既に他の国が投資してる場合も、自国からの投資を増やすことでマイナスを緩和させることができる
特に目的がない場合は北ドイツの国をプロイセンからひっぺがすようにしている。産業規模が小さい小国故、輸出入の面で勢力圏を拡大する必要に迫られていないので…
次回へのフラグ
イギリスと愉快な同盟国達がパンジャーブと戦争していた。イベントが発生したのか何なのかしらんが屈辱か軍縮&賠償あたりらしい
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[4/20]威信183点・工業12点・軍事24点・総合7位
ナショナリズムと帝国主義と王家の谷
王家の谷を発掘するぞ!(違うそうじゃない
それから更に時間が経ち、シャム征服による悪評も下がってきたこの頃。ここらで次のターゲットを考えるのだ。ナショナリズムと帝国主義にプラスして列強なので、4ステート国家も保護国化できる。となると弱いからってわざわざ小さい国を狙うのは悪評の点で効率がよくない。じゃあ兵力を伸ばすために人口/悪評比が良いところは…?
- モロッコ全土336.46k(陸軍兵力がまさかの0個連隊、イギリスの影響度「蜜月」なので干渉される、タザ・ステートをスペインに奪われた残り)
- アルジェリア全土321.60k(陸軍兵力が12と互角なので技術の差で倒せる。フランス勢力圏)
- ソコト・ハウサランド395.91k(首都州なので割譲させられない)
- ソコト・東ハウサランド614.10k
- エジプト・下エジプト615.87k(陸軍兵力が5個連隊のみ、同盟国オスマンの協力が見込める、首都州なので割譲させられない)
- エジプト・シナイ284.17k
- エジプト・アムハラ371.05k(エチオピアから割譲)
- エチオピア全土839.63k
- オマーン全土275.88k
- マダガスカル全土265.85k
- シンド全土433.13k
- パンジャーブ全土2.72M
- ビルマ全土1.14M(イギリス勢力圏)
- ダイナム全土1.58M(中国と同盟)
- 朝鮮全土2.55M(アメリカ勢力圏)
- 日本・九州933.38k(アメリカ勢力圏)
- 中国・広信・広東3.52M
(1856.9.22時点)
こうなるとマダガスカルの残りはあんまりおいしくないな… 悪評1ポイント当たり人口100千人欲しい。それにしても現時点ではまだ狙えそうにないがアジアの人口密度ほんとヤバいぞ
……いや、まだ無理に狙うほどではない。現段階での目標は、兵力を倍にして、中国に海南島トラップ*1を仕掛けて勝つこと。倍の兵力ということはハノーファーの現人口1.77Mを倍にするということだ。ならば東ハウサランドとエチオピアの悪評合計15ポイントでクリアでき…
あれ? パンジャーブがイギリスの勢力圏から外れてる!?(どころか「蜜月」より下の「親密」だぞ) アメリカと「蜜月」だが勢力圏ではない…!
あ! 普段は10連隊強の現兵力では狙えないパンジャーブの兵力ゼロだ! この前イギリスに負けてたからか。ペルシャと同盟しているが…
こっちもこの前オスマンに負けて*2兵力ゼロ*3!! これは行くっきゃない!
てかアメリカの勢力圏がおかしくない? パンジャーブ狙ってるのもそうだけど、勢力圏マップで両シチリアの色が変だと思ったらフランス色じゃなくてアメリカ色だった件
ともあれパンジャーブだ。まずパンジャーブと海との間にあるシンドが勢力圏入れても通行権くれない。なのでペルシャから攻めると、広すぎて占領に時間がかかってるうちに時間経過で戦勝点がマイナスになる。これはもうちょっと考えないといけないな…
まず、ペルシャを勢力圏に入れることで、パンジャーブに対する同盟を履行させない。そしてシンドは保護国化する。人口/悪評比の面ではマイナスだが、衛星国として解放して悪評を下げれば十分お得だ。これで行くぞ!
シンド戦役(1857年)
というわけでシンドを倒す
悪評を下げるため即解放
アメリカのアフガン干渉(1857年)
アメリカがアフガニスタンのパンジャーブ侵攻にFriendly参戦した
というわけで白紙和平。結果、一部とはいえパンジャーブをアフガニスタンに奪われずに済んだ。アメリカ君よくやってくれた。じゃあ君の影響度は下げさせてもらう! こっちまで干渉されてはたまらんからな!
埃土戦争
恒例のオスマンVSエジプト。安定のオスマン勝利だと思ったら戦いが道半ばの段階でオスマンが破産(デフォルト)したとのニュースが飛び込んできたので、同盟国のよしみで戦費援助してみた。戦費援助を真っ当に活用できる機会も珍しい
エーゲ海諸島危機(1860~1861年)
このプレイで初めての危機イベントが発生! ギリシャ君、君かあ。べただね
ともあれ、プロイセンやフランスを敵にまわして戦争にでもなったらどうしようもないので、他の列強の様子を見て受動的に動く…
…
…プロイセンはギリシャ側についた! ならばハノーファーもこっちだ!
結局オランダやフランスもギリシャ側についたしロシアとの関係を損なわないしで、ハノーファーとしてはこっちにつく以外にないな。てかどう考えてもこっちが勝つだろ
…
…オーストリアが降りないな? というわけで戦争です! イギリスが攻撃してくるかもしれないから、シンドの部隊を逃がしておこう
マレー半島のイギリス領にシャムから軍を差し向けたりした以外は特に何もせずに終了ってオーストリアが勝ってるじゃん!? オーストリアがリウネ・ステート*4を獲得
パンジャーブ侵攻(1861~1864年)
ペルシャは勢力圏に収めた。パンジャーブへのアメリカの影響力を「蜜月」から「親密」に下げた。悪評も十分下がってきている。というわけで
湧いてくる敵兵を追い回すのに苦労したが、イギリスが影響度を「蜜月」に上げて参戦してきそうなギリギリのタイミングで戦勝点100%!
講和だ!
やった…! ついに自力でのパンジャーブ併合を成し遂げたぞ!
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