この記事は、帝国主義時代をテーマにしたRTSゲームであるVictoria2のプレイレポートです。
長くなってきたので分割しました。
(何となく思いついた)プレイレポのタイトルにちなんで、オルレアン朝が続いていたら王位を継いだであろう、オルレアン家の家長が代替わりした年で区切っていこうと思います
↓元記事
強大な英独同盟に打ち据えられ、欧州の覇者の座から転げ落ちたフランスは、その眼差しを一層アフリカへ向けるのであった。1870年、探検家の経験と科学の進歩は、各国にアフリカ内陸支配への道を開こうとしている。世界の領導たる欧州強国として暗黒大陸を文明の光で照らす欲望と、アフリカの豊かな資源・市場・労働力を手にする欲望とを帆に受けて、宣教師と入植者、野心と功名心を載せた植民船が往く。果たしてフィリップ7世は、アフリカを統一することができるのか
- 無人の野を行くが如く(10/14更新)
- 一人作戦会議(10/15更新)
- 激突(10/16更新)
- 穏やかでもない日々(10/17更新)
- ナポレオン・ヴィクトルの野望(10/18更新)
- プレ世界大戦(10/19更新)
無人の野を行くが如く(10/14更新)
第2次エチオピア戦争(1870~1871年)
機関銃の研究中にこんな知らせが入った
ほほう。休戦期間が終わったらエジプトを攻めようと思っていたが、順番を入れ替えて貴様を先に血祭りにあげることしよう
こちらが国境に張り付けていた部隊に対抗するようにエチオピアが部隊を張り付けて配置していたので、開戦後間もなく敵主力を撃破。後はひたすら占領を続ける戦争となった。エチオピア全土を併合
アフリカ植民開始
エチオピアとの戦争中に機関銃の研究が終了。それからほどなくして植民を可能にする「植民地式交渉術」*1が発明された! どうやらうちが一番乗りだ。早速アフリカ沿岸に入植していくぞ
むむっ
これは…
すごい!
なんとアフリカ沿岸の未入植地域のほぼ全てに入植者を送り込むことができた(マップ上の黄色の区域)。1600ポイントもあるとほんとにすごいな。こうして沿岸を囲んでしまえば、こっちの植民地*2設立後はもう、外から内陸へ他国が入植することはできない。後は既に陸地を押さえてる国(ほぼイギリス)を邪魔しつつ、その他はゆっくり入植すればいい
ところで戦争中は入植が終わっても植民地の設立ができないのだが…… それまでにエチオピアは片付きそうだから問題ないな(実際問題なかった)
そして周囲に植民を始めた段階でセネガルを独立させておく(後にすると西アフリカをごそっと持ってかれるので)
ザンジバルも独立させる。こっちは確か後でも大丈夫
そして植民地設立が可能になる頃、他国も植民に乗り出してきた!
ここに写ってる3ヶ所と、英領南アフリカの真上の1ヶ所に来ている。オランダがガイアナを独立させてまでアフリカに来たのは予想外だったが、案外多くないから一安心。とりあえずシエラレオネ以外は遅くとも第1弾の植民が終わればこっちも入植して邪魔できるので、邪魔してそこから先へ入植できないようにする
第1弾の植民が終わる頃、意外なところに意外な国が現れた
スペイン!? どこからって、ああ。カメルーン沖の島ってスペイン領だったね。もう第2段の植民を始めた箇所だったので、ポイントが余っているうちは張り合ってみたが、正直小さくてなくてもいいのと、こういうとこに別の国が食い込んでるのはいかにもそれっぽいということで、しばらく後にこちらから撤退した
最終的にオランダと争っていたガーナ内陸はオランダのポイントが尽きて勝利。イギリスと争っていた2ヶ所は勝てそうにないので撤退した*3
終わってみれば4ヶ所取られた以外は全てフランスが手中に収めた。大勝利である
第4次仏埃戦争(第4次フランス-エジプト戦争、1874~1875年)
とっとと引き下がったのには理由がある。競り勝っても植民地設立するためには平時でないとならないのだ。なので、勝ち目の薄い争奪戦をするくらいだったら、さっさとエジプトに戦争を仕掛けたいというわけである。向こうも慣れっこなのか、数ヶ所占領しただけですぐに和平を申し出てきた。コルドファン・ステートを獲得。
伊瑞戦争(1875年)
いつの間にかオーストリアはオーストリア=ハンガリーとなり、イタリアが統一されていた。教皇領押さえとくだけじゃ駄目だったのか? まあ、もうアフリカに食い込まれる心配はないからいいや
ということでスエズ運河を作っても問題ないので作った
イタリア統一はもしかしたらピエモンテ=サルディーニャがスイスに負けて反乱がおこってたのが関係しているのかもしれない。仏墺が手を組んでいるため他に拡張の余地がなかったサルディーニャは、1869年スイスに宣戦。その頃列強の末席に登ったスイスに返り討ちに合い、翌年の講和でサヴォワを失うこととなった。そして今、統一イタリアはその奪還に動き出したのである
両シチリアとの同盟が強かったので、イタリアになってからも改めて同盟を組んでおいたら参戦のお誘いが来た。スイスの軍事力はたかが知れてるので了承。数ヶ所を占領していると他はイタリアがきっちり仕事をしてサヴォワを奪還していった
第2次モロッコ戦争(1875年)
次の相手はモロッコ。数方向から同時に攻め込み、占領しつつ逃げる敵部隊を追い詰め、全土を併合した
ここまでのアフリカ征服で、フランス領と衛星国以外の大きな土地はエジプト、ズールー、トランスヴァール、オレンジ自由国、ポルトガル領モザンビーク、3つのイギリス領を残すのみとなった。アフリカはほぼフランスによって統一されたのである!
う~ん。このでかでかと書かれたFRENCH AFRICAの文字! そしてそれを余裕をもって収める我らが植民地の広大さ! 素晴らしい!!
もちろん残っている領土もどんどんいただくつもりだ(ただし小さな領土は実入りが少ないし風情があるので残す*4)。面倒なイギリスとポルトガルの植民地以外は少なくとも頂くぞ!
【本日のVictoria2:フランス】威信833点(1位)、工業557点(3位)、軍事459点(1位)、総合1124点(1位)
— くるっと (@kurutto115) 2018年10月14日
アフリカ植民大成功の威信増加と、植民地人兵力による軍拡で1位奪還! しっかし列強の末席争いが面白くなってきた pic.twitter.com/pjsmhupB5i
一人作戦会議(10/15更新)
最大の目標であるアフリカ統一を(ほぼ)成し遂げたところで、今後の戦略を練っていこうと思う
アフリカ支配地拡大戦略
アフリカに残る獲物は次のように対処していこうと思う
エジプト:残り5ステートなので、1ステート割譲させてから一括併合する。文明化されると厄介なので最優先で進める
リベリア:アメリカの影響力は排除済みで、同盟もなくなっていることから、普通に攻める。征服は悪評が大きいので衛星国化する
トランスヴァール:イベントで征服の大義名分が得られることから、それを待つ
オレンジ自由国:リベリアと同じ理由で衛星国化。影響力を持つイギリスが参戦してくるので、イギリス領も合わせて獲得する
ズールー:影響力を持つイギリスが参戦してくるので、イギリス領も合わせて獲得する
ポルトガル領:同盟国のイギリスが(略
イギリス領:同盟国のドイツが参戦してくると困るので、上記3つのついでに獲得する
少なくとも上記ではエジプト~ズールーは支配下に収めたい。ポルトガル領とイギリス領はそれなりに
英独対抗戦略
スペインとの関係改善と統一イタリアの成立によって、スペイン-ピエモンテの挟撃の脅威はなくなった(大して脅威ではなかったが)。アフリカ大陸はほぼ全域がフランスの支配下であり、今後植民地兵からなる部隊を編成していけば守りは万全である。アフリカ以外の植民地は小規模かつ分散しているのでノーガード戦法でいく。となると問題は依然として英独同盟の本土侵攻となる。既にアルザス=ロレーヌを割譲したので向こうからちょっかいを出してくることはあまりないだろうが、こっちはアフリカのイギリス領にちょっかい出したいし、国際危機から大戦に発展して戦う危険性も大いにあるだろう
対抗策の一つは、同時に相手にすることを避けることだ。イギリスの同盟国や勢力圏の国に宣戦した場合、イギリスは必ず参戦してくると思われるがドイツはそうとは限らない。もう一つは向こうの同盟に対抗する同盟を構築することだ
イギリス単独攻略案
ドイツ抜きでの戦争に持ち込むことがとにかく肝要だ。イギリスそのものが宣戦されたならともかく、その同盟国や勢力下の国相手ならイギリスが改めて要請しないとドイツは参戦しないし、ドイツもあまり乗り気にならないだろう。さらにドイツが嫌がるよう、こちらは単独宣戦ではなく同盟国に参戦してもらう。それでも参戦してくるような場合はこちらの同盟国を増やして再チャレンジするしかないだろう
他国のアフリカ戦力はたかが知れているので、対イギリス戦の要は英仏海峡の防衛と側面となる大西洋沿岸の警戒になる。どうせ陸軍戦力はこちらが上なので、英仏海峡防衛戦は下手したら動員なしで敵上陸部隊を順次撃破できるだろう。なのでせっかくなら、緒戦で英仏海峡の海上優勢を握ってこちらの主力を敵本土に上陸させるとともに、あらかじめ用意した遊撃部隊にも背後から上陸してもらう。敵艦隊は次第に遠隔地から戦力を呼び寄せて自然と波状攻撃になるので、疲弊した艦から港に退避させる。ある程度の陸軍を上陸させれば海峡を押さえずとも問題ないだろう
そしてかなり禁じ手くさいが、上陸した戦力は戦後そのまま英本土にいてもらう。非文明国相手のような屈辱的な行為だが、植民地割譲の要求を放棄*5する見返りと、駐屯が認められないならアイルランドに部隊を移動させて独立運動を支援すると脅したとでも脳内補完するとしよう
ドイツ単独攻略案
国際危機の結果や他国の戦争に参戦する場合に備えて、イギリス抜きの対ドイツ戦を考えておく。基本はアルザス=ロレーヌ地方に進出し、そこに防衛線を構築して、やってくる敵を順次撃破する。向こうの方が陸上戦力が多いので、遊撃部隊をイタリア→オーストリアを通して背後に送り込み、敵を引き付けてはオーストリア領内に逃げるという戦法を使う
英独包囲網計画
そもそも仏墺で英独に対抗しきれないのが問題なので、同盟国を増やして包囲網を構築するという戦略。↓のようにアメリカ、スペイン、オランダ、ロシアを味方に引き入れて包囲網を構築する
これらの国は、
- 英独いずれかの国と敵対的
- フランスとは友好的もしくは中立的
- 英独いずれかと隣国で攻めやすい
- 列強中位~下位程度の国力を持ち、軍事力は十分
といううってつけの条件を持つ。これだけいればその時々で1、2ヶ国参戦しなくても十分だろう。ただし、「大戦」の概念が発明されていないと複数の列強と同盟できないため、それまでは下準備の期間となる。海外投資で工場を建てまくって友好度を稼ぐつもりだ。列強中~下位の国なので、相手の工業力が上がってもこちらのランキングは脅かされないから安心←そういや列強には海外投資できないじゃん! というわけで地道に外交力を関係改善コマンドにつぎ込んでいくこととする。隣国は平時に自動で友好度が上がるので、アメリカとロシア重点
そもそも
自前の軍事力ももちろん重要。人口=兵士の多さは本土<アフリカなのに対して、必要な兵力は本土>アフリカなので、植民地から本土に戦力を適宜引き抜く。これを念頭において軍拡し、本土を陸軍で埋め尽くす。予算はまだまだ余裕だしな!
戦略目標
アフリカのイギリス植民地を多少いただくのは先述の通り。加えてドイツに対してはアルザス=ロレーヌの奪還を目指す! 再度向こうから攻められるのも面倒なので、奪還は最終盤の1930年代を考えているが、余裕があれば前倒ししてさらにラインラント獲得を目論む
激突(10/16更新)
リベリア戦争(1876年)
悪評が下がってきたのでリベリアに侵攻する。征服すると悪評が大きいから衛星国化って選択肢に保護国化があるぞ?→マップを文明化レベル表示にして確認する→リベリア、お前、非文明国だったのか… というわけで保護国化による併合を行うこととした。兵力6千の2プロヴィンス国家なので早々に戦争は終了した
開戦正当化工作がすぐバレて悪評が思いのほか高まったので、南アフリカを独立させて下げる
今なら1プロヴィンスで済むからお得
しばらくするとオランダがポルトガルをイギリス勢力圏から離脱させ、ポルトガルの同盟国もイギリスからオランダに変わった。オランダは味方につけたいので、ポルトガルを攻めるときは事前に勢力圏から離脱させて同盟を破棄するように仕向けよう
ポーランド危機(1878年)
ポーランドのロシアからの独立をめぐって危機が発生。ポーランド側にイギリスがついた。むむ、各国の支持具合を見ると、自分の英独包囲網構想に合致する別れ方だな… よし! この戦争はいい機会だ!! すぐさまイギリスに対して植民地割譲の大義名分作成を始め、アフリカからすぐ送れてかつアフリカでは余剰な戦力を本国に移動させた
よし、どっちも開戦まで余裕で間に合ってるぞ。陣営の別れ方も…
英波独瑞 VS 露仏蘭墺! 理想的だ!!
よ~し、これで英独を叩きのめして植民地ゲットだぜ!
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白紙和平だと!? 日寄ったなイギリス!!*6
ええい! この植民地割譲の大義名分はどうしてくれるのだ! …とりあえず、またまた悪評を結構食らったので南マダガスカル連合という名のコモロ諸島を独立させておく*7。やはり1プロヴィンスなのでお得
ズールー戦争(1879年)
もったいないので、元々の構想通り南アフリカの国を攻めて、参戦してきたイギリスを同時に叩くことにする。2度あることは3度ある。結構食らった悪評を下げるためにオマーンを独立させる*8
んでもってズールーに宣戦するとイギリスが同盟を……履行しないだと!? まあ、わざわざ1ステート非文明国のために軍事点1位と戦争するなんて割に合わないもんな… ええい! この植民地割譲の大義名分はどうしてくれるのだ!(再)
ともあれズールーは併合された。すぐにナタールと分けて独立させ、悪評を下げる。最大10点の悪評で確実に10点の悪評を下げられるのでお得。画像の反乱軍は民族主義者だったらしく、独立の翌日には姿を消していた
仏英戦争(1879年)
仕方がない。大義名分がもったいないから普通にイギリスに宣戦しよう。運が良ければ、同盟国を引き連れたこちらの戦力に恐れをなし、ドイツが参戦を拒否する可能性も――ありませんよねー! 結局英独同盟との決戦だ。こうなったらやれるだけやってみよう。やってみなくちゃわからない
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【本日のVictoria2:速報】仏墺西連合、英独同盟に海陸で大勝利! 北ケープ植民地の割譲で講和 pic.twitter.com/z3msu6Wa0Q
— くるっと (@kurutto115) 2018年10月16日
普 通 に 勝 て ま し た
↓対英勝利を報じる新聞記事。よく読むと開戦から3ヶ月しか経ってない
始まってみれば終始フランス側優勢であり、海陸の主だった戦闘で必ずフランス側が勝利を収めていた。前回と違ってオーストリアが万全だったのと、フランスが金に任せて軍拡しまくっていたおかげだろう*9。ガチガチに固めた防衛線を見たドイツ軍が逃げ帰る始末であった
↓オーストリア方面で独軍の浸透を許しつつも、問題なく兵を進める仏墺両軍
↓海岸線を埋めるフランス軍
↓肝心の北ケープの占領を進めるフランス軍
ここでも敵軍は逃げ出す始末だった。面倒なので放っておいて適当にそこらを占領させとこうと思ったら姿が見えない。なんとこちらの攻撃を受けたシエラレオネの友軍を助けに向かっていたようである。いやいや、南アフリカから西アフリカまで何千キロだっての。開戦前にこちらの兵を動かした時点で、通行許可を出しっぱなしだったフランス領内へ逃げていたが、カメルーンまでたどり着いたところで終戦となった。ただでさえ補給が厳しい敵地で、さらに補給の厳しいジャングルを横断したため、出発時には3万人いた兵士が終戦時には1.8万人まで減少していた。インパール作戦かよ…
各地に分散するイギリス海軍に対して、こちらは主力をドーバー海峡1ヶ所に集める作戦はほぼほぼ成功した。植民ポイントのために量産した装甲艦88隻に仮装巡洋艦13隻を加えた、101隻の大艦隊である! 小規模な艦隊はすぐ逃げてしまい、現れたのが140隻近い大艦隊だったときは焦ったが、内訳を見るとAI艦隊にありがちな主力艦:補助艦:輸送船=1:1:1の構成。しかも蓋を開ければ帆船ばかりというもので、港に逃がしておいた帆船を援軍としてトドメに投入する判断*10も功を奏し、フランス側の快勝に終わった
↓艦隊決戦の様子
同じ頃、スペイン沖でスペイン艦隊がイギリスにボコられていたので、予備の戦列艦と輸送船護衛の仮装巡洋艦を援軍として差し向け、こちらも勝利した(↓)
本土の陸軍は防衛に徹したけど普通に攻勢に出られる状況だったし、アルザス=ロレーヌを要求してもよかったかな~? でもまたドイツが隙をついて仕掛けてきそうだしな~
でもなぁ。もうアフリカのイギリス植民地より、ドイツ本土*11を削ってランキングでドイツを引き離したい気もする。開戦前の時点でイギリスを抜いてドイツが2位だし(↓)
いや待て、焦るんじゃない。「大戦」が発明されてからでも遅くない。それでロシアやオランダを味方につけて、徹底的にドイツを攻めればほぼ再起不能に追い込める。その時から諸国でドイツをおいしく分割して、アルザス=ロレーヌでもラインラントでもいただけばいいじゃないか。うん。そうだな。そうしよう
さーて、今日は色々濃すぎて、というか前倒して戦争しすぎてしばらく戦争できないから、明日はネタがなさそうな気がしてならないw というわけで、内政とかいくつかのネタは明日に回すとしよう
【本日のVictoria2:フランス】威信994点(1位)、工業699点(3位)、軍事530点(1位)、総合2174点(1位)
— くるっと (@kurutto115) 2018年10月16日
すっかり1位が安定してきた。しかし領土の一部を独立させると、元の国の何%かの威信をもって独立する仕様のおかげで、南アフリカが威信だけで2等国に入ってるの笑うw pic.twitter.com/6Ulc2LaFny
穏やかでもない日々(10/17更新)
内政あれこれ
話はリベリアに戦争を吹っ掛けていた頃に戻る。気がついたらオルレアン派が自由主義派閥から保守主義派閥に変わっていた
自由主義の頃と違うのは宗教政策が寛容主義から国教絶対主義に変わっているところ。こういうことあるんだな
1877年。とうとう初の社会改革を実施。念願の医療制度:最低限となる。これで人口増加率が上がるぞ!
なんとなく生産物の欄を除いたら、まだ発明されていない品目以外全てをフランスは生産していた
ちなみに大抵の品目で生産高トップ5入りを果たしている
軍事的な小技
陸上部隊を国境に張り付けておくと、AI国家は大抵それに対抗してこちらより人数の多い部隊を置いてくる。そこで自分は部隊を置くのは国境より一つ離れた、相手から見えないプロヴィンスにしている。おかげで仏独国境はがら空きになっており、予定通りかつて自分が建造したアルザス=ロレーヌの要塞を利用して防衛線を構築することができた。逆にAI国家は偵察をしてくる割にそういうとこ無頓着なので、仏独国境ががら空きなのは見え見えだったし、アフリカのイギリス植民地の兵力は丸わかりだったので、こちらはそれを撃破するのに十分な兵力を前もって準備しておくことができた
陸海軍のユニットを作成するときは特定の物資を必要とするため、それらの在庫をあらかじめ貿易画面で設定しておくことは、スムーズなユニット作成に有用だ。しかし、既存のユニット維持に必要な物資が慢性的に不足している場合、新規ユニットを作成する前に用意した在庫を食いつぶすこともある。そこでユニット作成の際には予算画面で国家備蓄を減らす=維持物資の支給削減を行うと、ユニット作成に必要な物資に余剰が生まれ、スムーズにユニット作成を進めることができる
五月党の乱(第1次反動主義内乱、1881年)
さらなる社会改革を進めるため、国民の闘争心がかなり高まっているにも関わらずイベントでかなり闘争心の上がる選択肢を選んだところ、肝心の社会改革は実行可能にならず反乱分子が増えるばかりという散々な出来事があった。この失敗が最終的に、今回のプレイ初の国内反乱という結果となった
↓フランス本土の反乱軍。パリにアホみたいにいる
反乱がおこったのはフランス本土、アルジェリア、そしてアフリカでお決まりのナイジェリアとエチオピアであった*12。今まで何となくでも上手いこといって、闘争心や社会運動の急進性上げてもそのうち反政府運動も沈静化してたんだけどなぁ。近くの部隊で問題なく鎮圧
話は変わるが、ドイツは未だにホルシュタインに手を出してこない。影響ポイントを100まで溜めて放置である。こっちが介入するのを恐れてでもいるんだろうか? もう勢力圏入ってないのに
【本日のVictoria2:フランス】威信966点(1位)、工業785点(3位)、軍事517点(1位)、総合2267点(1位)
— くるっと (@kurutto115) 2018年10月17日
何かフランスでプレイして初めて一日戦争しなかったような……
反乱は起こったけど pic.twitter.com/KFI01w85Em
ナポレオン・ヴィクトルの野望(10/18更新)
共産主義の「発明」をうけて、フランスでも共産主義政党、フランス労働者党が発足するのはいいとして、その後何故か新しい反動主義政党、右翼国家主義派が誕生する
一方、政党としての正統王朝派は消滅した
さらに先述と後述の反動主義者に対する反乱鎮圧… これはオルレアン派も盤石だな! 実際にはボナパルト派が政権与党なんだけど!
待てよ、てことはあれか? これまでほぼずっとナポレオン3世になれないルイ・ナポレオンが首相やってたのでは? あ、でももう80年代だから代替わりしてるか。ナポレオン4世ことナポレオン・ウジェーヌは1878年に若くしてズールー戦争で戦死……この世界でも1879年にズールーで戦争してたしそこで死んでそう。というわけで、5代目のナポレオン・ヴィクトルが首相とアフリカ副王及び総督を兼任とかして、最終的にその地位をボナパルト家が世襲ですね。わかります
第5次仏埃戦争(第5次フランス-エジプト戦争、1883年)
毎度のエジプト侵攻。エジプト砂漠ステートを獲得。これで残り4ステートなので、次は一気に保護国化できる。待ってろムハンマド・アリー、朝の……ええっとこの時代はタウフィーク・パシャ! 次の休戦明けが貴様の命日だ!(保護国化なので名目上は王朝が存続するものと思われる)
無政府主義者の乱(1884~1885年)
今度はアフリカを中心に無政府自由主義者の反乱軍が蜂起。前の反動主義者ほどの数はおらず、普通に鎮圧。てか大晦日に蜂起するって
十月党の乱(第2次反動主義内乱、1885年)
何かロシアっぽいネーミングにしてしまったが、また本土で反動主義者が反乱を起こす。というか相当数が蜂起とともに軍に突っ込んで即日倒されてるな…
第2次ヒジャーズ戦争介入(1886~1887年)
実は最近数年にわたってスペインがヒジャーズの保護国化を目論んで戦争を続けていたのだが、戦力を小出しにしては負けを繰り返していたらしく、白紙和平していた。自分が最後に見たときの戦勝点が-44%で愕然。チュニジアどころかヒジャーズにも負けるって… 負けてるっぽいから戦費援助までしたのに
一方、スペインと同じくらい長々とアメリカに対して負け戦を続けていたイギリス。カナダ全土を占領されるも、海戦で挽回して戦勝点を持ち直してきていたので、アメリカに多額の戦費援助してやったら白紙和平となった。軍事技術の発展と工場の補助金で赤字の中、多額の積立金に胡坐をかいて援助したんだから感謝してくれよな、アメリカ!
そんなこんなでイギリスとヒジャーズの情勢が落ち着いた結果、
イギリスがヒジャーズの保護国化を求めて宣戦。最初はぼーっと眺めていたが、「アフリカのすぐ近くにイギリス領が増えたら面倒じゃん!」と気づいて、速攻影響ポイントをヒジャーズにつぎ込みFriendly参戦。ドーバー海峡での海戦に勝利、シエラレオネの英軍を撃破、南アフリカ駐屯軍とヒジャーズ侵攻軍にフランス軍が間近に迫ったところでイギリスが降伏。原状回復に持ち込んだ
↓ドーバー海峡の艦隊戦と相変わらず英仏海峡沿岸に展開するフランス軍
ちなみにこの頃、前弩級戦艦の第1陣が進水している。戦闘には参加せず
トランスヴァール戦争(1887年)
…来た!
トランスヴァールと植民地が接してると、征服の大義名分がもらえるイベント!
ゴールドラッシュに沸くヨハネスブルクには入植者が急増。フランス植民地を通して流入する大量の入植者は国境で問題を引き起こし、無策なトランスヴァール政府に対してフランスは宣戦を布告した
ぶっちゃけ当時のトランスヴァールには政府軍というものがまるでなく、反乱軍が各地を制圧するのに乗じて、彼らを倒したフランス軍が占領作戦を引き継ぐ形となった。全土を制圧し無事に併合
内政と国外情勢の話題
フランス領でゴムが発見されだした。さらにこれを書いている時点で既に電気部品、飛行機、自動車、電話の生産を開始している。Victoria2における重工業の時代が到来したのだ
ツタンカーメン王の墓所を発見! アホみたいに研究点がもらえる
ドイツがデンマーク、ホルシュタインに対して続けて戦争を敢行し、領土を拡大。「未回収のドイツ」は全て第2帝国の下へ帰った。長年放置していたのを急に回収したのは、デンマークでの共産主義革命に起因すると思われる
↓拡大した領土に建設されたキール運河
陸軍研究と産業研究をやるだけやったので、社会思想の研究なんかも進めている。おかげでようやくアフリカの植民地にまともにフランス人が移住するようになった
↓社会思想研究による移民ボーナスがろくに無かった頃、フランス人の暮らすめぼしいプロヴィンス
↓研究を進めることで、ナマカランド(南ナミビア)がステート化できるまでになった
ブルガリアの独立を巡る危機。発生して速攻でいつもの面子に分かれているのでイギリスは折れるだろう
【本日のVictoria2:フランス】威信1137点(1位)、工業1127点(3位)、軍事814点(1位)、総合3079点(1位)
— くるっと (@kurutto115) 2018年10月18日
ついに3千点を突破! しっかし工業点が千を上回ってもイギリスとドイツはまだ上とかどうなってんの pic.twitter.com/xOA7buvvX2
プレ世界大戦(10/19更新)
ブルガリア解放戦争(1889年)
イギリス、折れませんでした
そういやオスマン帝国もいたんだよねあっち。忘れてた。そしてイタリアがついても物の数じゃないだろうと侮っていたのもあって、ブルガリア側が確実に優勢だと思っていたが、実際に戦ってみると意外と互角であることが判明。それでもブルガリア側の方が優勢ではあったが、結局3ヶ月強戦って白紙和平となった
↓開戦間もない西部戦線
↓東部戦線
↓オーストリアが奮戦し、フランスが最初すっかり忘れてたイタリア戦線
↓こんな時に反乱が発生して、そっちに兵力を取られる
↓フランスの誇る戦艦の姿(戦闘はせず)
主要メンバーはいつもの面子という感じだったので、先の仏英戦争のノリで部隊を置いていたが、始まってみると実は全然参戦国が違うことをすぐに思い出させられた。少数とはいえイタリア軍が攻め込んでくるわ、オランダがドイツに攻められて四苦八苦してるわ。今回の大戦争から戦略的な教訓がいくつか得られた
①オランダが単独でドイツと戦うのはキツイ
ベルギーと合体したとはいえ、史実では道路にされる国である。列強の中ではランキング最下位。フランスが狭い仏独国境をガッツリ固めても、そっちはスルーされてオランダを攻められるだけだ。フランスからいくらか援軍を送り、共同戦線を張ることになる
②イタリアは味方につけよう
元々イタリアは味方or中立というプランで対英独戦争を考えていたので、今回イタリアが敵なのを忘れていて背後を突かれ少々焦った
また、オーストリアは独露土伊4ヶ国のうち3つが敵という、よくよく考えたら大変な事態になっていた。それでも押し負けることなく十分に大暴れしてくれたが、仏英戦争の時を思い出すとやはり勢いが落ちていた。少なくともイタリアは敵に回さない方が、ドイツ兵をバンバン倒してくれることだろう
ちなみにロシアが戦争している隙にアメリカがアラスカを要求して宣戦。ロシアの同盟国オランダも参戦し、列強8ヶ国全てが絡んだ戦争状態が生じていた
「大戦」の概念が「発明」されるのは、この戦争から約1年後のことであった
「大戦」が発明されると、列強相手の同盟が複数結べるようになる。早速既に仲間も同然のオランダ、ロシアと同盟。イタリアとも同盟を結びなおす。アメリカはロシアと北米で利権が競合しているのの今回の件わかったので保留*13。イギリスに戦争を吹っ掛ける時になってから同盟に誘うことにした
第6次仏埃戦争(第6次フランス-エジプト戦争、1889~1891年)
何度も続いたエジプトとの戦争もこれで最後! エジプトの陸海軍は倒され、全土をほぼ占領されてエジプトは完全にフランスに併合された
その間に色々ときな臭い動きがあったが極めつけはこれ!
いやあ、スイス君。僕の同盟国のイタリア君と戦おうってのはよしてくれないか?そりゃあ君も同盟国だけどさ。どうしても君がやるって言うなら、僕はイタリア君につくぜ? その時裏切り者って言われると困るから、君との同盟は今切っておくよ(国境に陸軍6万人を移動させながら)
こうしてこの件でスイスがイタリアに宣戦することはなかった。勿論、大義名分の有効期限が切れるまで、スイスの再三の同盟要請をフランスがスルーしたのは言うまでもない
ポルトガル革命(1891年)
工場や鉄道は接収され、国有化された。勿論フランスが投資した案件もである
ふてぇ野郎だ! だがこれはチャーンス。ポルトガルを攻める大義名分を得たぞ! 傀儡化の大義名分がもらえる選択肢をポチッとな
よ~し、待ってろポルトガル!ってあれ? 宣戦布告コマンドが選択できない?? って大義名分がなくなってる!?!? 4ステート以上あるからダメなのか…? 謎
ブルネイ出兵(1891年)
スペインがブルネイに宣戦布告してる。ヒジャーズにすら勝てないとは言え、流石にブルネイは最弱もいいところだし流石に…遠いけど大丈夫だよな? まあ、フィリピンの近くだしな…
(数か月後)さーてスペインVSブルネイはどんなもんかね。ってボルネオ島のスペインの領土占領されとる! スペイン軍はフィリピンで見てるだけ。しょうがない。オランダの介入を避けるための参戦要請に応えたこのフランスが決着をつけよう
ブルネイは無事スペイン領となった
オレンジ戦争(1894年)
オレンジ自由国に宣戦して衛星国化。常備軍はなく、急遽徴兵された部隊も蹴散らして無事支配下に
その他世界のニュースと内政
列強の対立が一大戦争に発展したブルガリアでの緊張の高まり。次の危機では何事もなかったかのようにブルガリアが独立した
今度は誰もオスマンの味方をしなかったからな…… ともあれ、大ブルガリアがオスマン帝国に対する防波堤になってくれるぞ!
ノルマンディーの全てのプロヴィンスで鉄道のレベルが1上昇させられるイベントが発生。おいしい
新たな保守主義政党、王党派が誕生
これに伴いオルレアン派とボナパルト派は消滅した
いやこれこの2つが合流したってことだよな。やっぱり王をオルレアン家、首相をボナパルト家が世襲する体制が完成したのでは?
*1:発明を可能にする研究の筆頭が「機関銃」なので、こういう訳し方でいいよね?
*3:残したセーブデータで試してみたが、1か所に絞って争ったところ向こうがポイント切れになったらしきあたりでこちらもポイント切れに
*5:悪評はちゃんともらっておく
*6:冷静に考えれば引くのが当然の戦力差である
*7:勝手に南マダガスカル諸島と通称することにする。むしろ北側だが、南マダガスカル・ステートなのでしょうがない
*8:戦争するのが予定より前倒しになっちゃったからなぁ。まあ元々独立させるつもりのとこを独立させてるけど
*9:とは言えこうも違うのか
*10:残存戦力では勝っていたが、指揮統制値が低下して敗走しそうだったので
*12:人口多いからね
*13:ちなみに米露の戦争はもうしばらく続き、最終的にアラスカはアメリカのものとなった。今後は北米に残るロシア領コロンビアを巡る争いの危険がある