この記事は、帝国主義時代をテーマにしたRTSゲームであるVictoria2のプレイレポートです。
前回オスマン帝国で期待以上にアフリカ植民できたので、「これはアフリカ(ほぼ)全土征服いけるのでは?」ということで再度プレイしようと色々目論んでいたのですが、「同じ国で続けてやるのも面白くないな」ということで、フランスでプレイすることにしました*1
革命する気は全くないので、順当にいけばスタート時のオルレアン朝が続くことから、アフリカ征服の頃に王位に就いているであろう、ルイ・フィリップ王の孫フィリップにちなんだ記事タイトルにしました
最終更新日:2018/10/27[完結]
本日の一枚
- プレイ環境
- 基本戦略
- 第1章:フランス植民地帝国の胎動――ルイ・フィリップ王の治世(1836~1850年)
- 第2章:オルレアン朝 今だ健在――フィリップ7世の治世1(1850~1870年)
- 第3章:アフリカ征服―― フィリップ7世の治世2(1870~1894年)
- 第4章:アフリカ帝国の爛熟―― フィリップ8世の治世 (1894~1926年)
- 第5章:オルレアン朝よ永遠に――ジャン3世の治世(1926~1936年)
- 終わりに
プレイ環境
Victoria2 Heart of Darkness 3.04(英語版)
MODなし
難易度普通
セーブ&リロードあり
基本戦略
- アフリカ全土を(できるだけ)征服し、フランスの支配の下*2にアフリカを(ある程度)統一する
- そこで1970年までに未使用植民ポイントを800 1000 1400溜める。そのため本国*3の港を全てレベル3にアップグレードし、不足ポイントは既存の戦列艦と追加の装甲艦で補う
- エジプトを完全に併合*4*5。悪評を稼がないよう、1ステートずつ割譲させるのにチャレンジする
- オーストリアなどが東アフリカに進出できないよう、スエズを押さえ、アフリカ分割終了後まで運河を作らせない
- パナマ運河作りたい
- 余りに脅威になるドイツと、植民の邪魔になるイタリアの統一を阻止する
- 北ドイツ成立阻止のため、ザクセンをオーストリア勢力圏に留める
- イタリア成立阻止のため、教皇領をフランス勢力下に留める
- ドイツ方面とイタリア方面を押さえるため、オーストリアと同盟する
- イギリスと仲良くする。ロシアと仲良くする
- ポルトガル領アンゴラは、南アフリカ進出の足掛かりにするためにいただく
- 北アフリカを巡ってトルコと争うため、ペルシャと同盟する
- 国力ランキングはそんなに気にしない
第1章:フランス植民地帝国の胎動――ルイ・フィリップ王の治世(1836~1850年)
長くなってきたので分割しました
(何となく思いついた)プレイレポのタイトルにちなんで、オルレアン朝が続いていたら王位を継いだであろう、オルレアン家の家長が代替わりした年で区切っていこうと思います
時は19世紀、フランスはオルレアン朝ルイ・フィリップ王の治世。ナポレオンが欧州に覇を唱えたのも今は昔。しかし拡張主義の炎は未だ消えず、海を越えアフリカの地で燃え盛っていた。(プレイヤーの)アフリカ統一の野望を載せて、北アフリカの砂漠で、赤道アフリカの草原で、フランス軍が走る!
第2章:オルレアン朝 今だ健在――フィリップ7世の治世1(1850~1870年)
19世紀もちょうど半ばにして、ルイ・フィリップ王は世を去った。彼の長子は既に亡く、王太孫が位を継いだ。その名はフィリップ7世である。その頃フランスは来たるべきアフリカ奥地征服に向け、着々と橋頭保を築きつつあった。また欧州では、スペインに対する戦場での勝利と、プロイセンに対する外交での勝利によって、フランスは大陸の覇権を握りつつあった
第3章:アフリカ征服―― フィリップ7世の治世2(1870~1894年)
強大な英独同盟に打ち据えられ、欧州の覇者の座から転げ落ちたフランスは、その眼差しを一層アフリカへ向けるのであった。1870年、探検家の経験と科学の進歩は、各国にアフリカ内陸支配への道を開こうとしている。世界の領導たる欧州強国として暗黒大陸を文明の光で照らす欲望と、アフリカの豊かな資源・市場・労働力を手にする欲望とを帆に受けて、宣教師と入植者、野心と功名心を載せた植民船が往く。果たしてフィリップ7世は、アフリカを統一することができるのか
第4章:アフリカ帝国の爛熟―― フィリップ8世の治世 (1894~1926年)
第5章:オルレアン朝よ永遠に――ジャン3世の治世(1926~1936年)
終わりに
初めてのフランスプレイでしたが、確かに列強初心者向けらしく、ほどほどの難易度で強国プレイを楽しむことができました。イギリスだとあっちこっちに植民地があって戦時が面倒そうですし、ドイツは統一までにドイツ諸国を勢力圏に収めておかないとならないので神経使いそう…。逆にフランスは器用貧乏みたいなことも言われますが、なんだかんだこうしてAI国を圧倒することができるので、フランスの底力を見た気がします