考察とは名ばかりで感想?

最近は主にゲーム(戦略系)と資産運用(FXで食ってくぞ!)

えりかとあかりの違い

昨日こんな記事を書いたのですが、ちょうど今日のハートキャッチプリキュアで「ダメな面を受け入れる」という話をやっていたのでそれについて書きたいと思います

パワーアップのための試練ということで影の自分と戦うのですが、これは実質的には過去のトラウマを克服し受け入れたことの確認作業でした。まあよくある展開なその場で克服というのを一度に4人やるのは無理がありますからね

ここで今回影の自分を受け入れた3人の中でえりかをピックアップしましょう。ええ、美人モデルの姉にコンプレックスを持つ妹としてあかりちゃんの先輩とも言えるキャラですからね。ジュエルペット感想ブログなこのブログでここに注目しないわけがありません
ではまずえりかが姉への嫉妬を克服できた理由を考えて見ましょう

1.姉の悩みに触れた
えりかから見ると完璧で悩みなど何もないように見えた姉ももかも、仕事が忙しくて友達ができないことを悩んでいました。ももかにも欠けているものがあると知ったえりかは以前よりも劣等感を和らげることができたでしょう

2.自分の長所を実感した
今回えりかが語っているように、仲間との関わり合いの中から自分の長所を見つけ出すことができました。ファッション部での活動がわかりやすいですね。部長としてみごとに部を引っ張っていました

さて、これを今のあかりちゃんで考えてみると姉への劣等感が解消できてないのも頷けるわけです。

まず上の1番が達成されていない。姉のモニカは既に3クール目だというのに未だにその心の内を覗かせていません。視聴者から見ても、分かるのはせいぜい自分に対して複雑な感情を抱えている妹のこともよく見ていて父や母にも気配りができる家族思いのやさしい性格だということくらいです*1。いずれ訪れるであろうお姉ちゃん回でどういうことになるのかとても楽しみですね。

2番目もあかりちゃんのネガティブな性格ではなかなか難しいです。そもそもえりかの前向きな性格だからこそ、日々の出来事から自分の長所を自然に理解できたのでしょう。ルビーに何度すごいと言われてもあかりちゃんは自分を過小評価してしまいますからねぇ。家族が成長に気づいても本人はあまり気にしていない。今週お母さんから成長したことや長所について言ってもらったのにそのうちまた何かあったらいつものように落ち込むんだろうなぁ。

嫉妬を健全なあこがれに変え、それでもわずかに残った後ろ向きな自分を受け入れるえりか*2。あかりちゃんは欠点のある自分でもいいんだと無事に理解することは出来るのでしょうか

でもさ、あんたのこと嫌いじゃないよ。私って、自分のこと全部大好きだから。
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それにしても自分の心の弱さを受け入れるという展開はベタだけどいいものです。しかし同じダメなところを受け入れる展開でもてぃんくるの29話は何で妙に不自然な感じがしたのでしょう? 親とはいえ他者のダメな部分をあっさり受け入れるのがあれだったのか、それともちゃんと長所があるのにそれをスルーしてダメな方を肯定してるのが原因か。まあ、トールがダメダメで良い理由を「面白いから」とか言っちゃうノリのせいかもしれませんが、いずれにしろギャグ回だからシュールな落ちということで問題ありませんね

*1:家庭内でも相変わらずハイスペックなお姉さんですね。おかげでますますあかりちゃんの劣等感が(ry

*2:決め台詞が出てきた頃はおいおいと思ってたけどほんとに海より広い心だなぁ