帝国主義時代をテーマにしたリアルタイム・ストラテジー・ゲーム、Victoria2に最近はまってます。「もっとアフリカ植民思いっきりやりたいな~」ということで選んだのがオスマン帝国。結果は以下のスクショの通り
戦略資源であるゴムの産地も確保できたし、陸軍で完全にアフリカの覇権を握りました。元はトリポリ、ベニン、ケニアを結ぶ名付けてTBKラインの内側を最低限押さえるつもりでしたが、上手いこと南アフリカにも伸ばせましたね。おかげで国境でのトラブルからトランスヴァール征服の大義名分をゲット! 併合することができました
オスマン帝国はとにかくバルカン半島が火薬庫で、独立運動に列強が介入してくるんですが、ロシア以外の列強とがっつり友好関係をむすんでおいて味方に引き入れ、ロシアを引き下がらせる戦法で行きました。また、アフリカに専念するために背後のペルシャと同盟。結果、ロシアを牽制することができ、同じく背後の安全を確保したペルシャはのびのび中央アジアを征服していました
今回のプレイの面白ポイントとしては、モンテネグロの反乱軍がこっちに攻めてきてびっくりしてたら汎ユーゴスラビア主義者だったからだとか、都合のいい政党を選んだら「クルド人党」という代物で、「カリフの宮廷に必要だったのはイェニチェリじゃなくてクルド人だったのだ!」ってなったりとか。あとは属国のワラキアやモルダヴィアが、宗主国の技術発展の恩恵を受けて、産品によっては宗主国より生産量が多くなるほど重工業が発展したとこですかね
そして世界大戦へ
終盤には世界大戦が発生。というか引き金を引いてしまいました。僕はただ「オスマン帝国の最大版図を考えれば、アルジェリア全土がカリフの支配下にあるべきだろ常考」という考えの下、フランスの領有するアルジェリア海岸部の割譲を迫っただけなんですが…*1 こっちはアフリカ*2だけ何とかすれば、フランス本土は同盟国のイギリスとドイツが何とかしてくれるよね*3。って楽勝に考えていたんですが(画像は案の定最終的にドイツとイギリスにボコボコにされるフランス)
いつの間にかフランスと同盟していた中国まで参戦した結果、世界大戦に発展してしまいました。てか中国どこで戦ってんだ。……いた
こっちの同盟国ペルシャと中央アジアで領土接してたんですね。ヨーロッパだけでなくアジアとアフリカでバリバリ戦ってるし、オスマン帝国と同盟国*4は並行してメキシコとも戦争していたので、まさに世界大戦
無事に勝利してアルジェリアをフランスの支配から解放したのですが、とばっちりを受けたのがフランスの同盟国オーストリア=ハンガリー。ドイツが要求に北チロルとスロバキアの割譲を追加したために、そこを全部持っていかれるという… フランスはアルジェリアの海岸部を失っただけなのに…
このオーストリア=ハンガリー、既にシュレージエンとボヘミア、モラヴィアをドイツに、ロンバルディア、ベネト、南チロルをイタリアに、西ガリツィアをポーランドに、東ガリツィアをロシアに割譲し、ルーマニアに独立されているので領土が↓のようにやせ細った有様*5
アフリカに広がるイスラム教とトルコ人
グランドキャンペーン終了時の人口統計がこちら
アフリカでの布教が進んだ結果、イスラム教スンニ派が85%以上を占めるように。史実だとキリスト教に改宗が進んだような地域も支配してますからね。また、人口増によりトルコ系住民の割合が30%弱にまで回復しました。おかげで植民地へ移住するトルコ人も多く、元の人口の少ないところではトルコ人の方が多いなんてことも。画像はトルコ人が半数近くを占めるトランスヴァール
こういう地域にはトルコ人の他にセルビア人、アルバニア人、ブルガリア人、クルド人などなど、本土の少数民族も移住し、ソ連のウクライナ人やベラルーシ人のような感じに
おまけ
首都だけ残してグランコロンビア化するコロンビア、そのままベネズエラとブラジル北部を獲得するの図