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【株シストレ】iTRADEの入門講座で実用的なストラテジーをゲット【自分ヘッジファンド】

システムトレードで目指せ!自分ヘッジファンド

この前買ったシス達のストラテジーはひとまず置いておいて、iTRADEの無料体験期間中にiTRADEを使い倒すことにします。入門講座で実際にストラテジーを検証しながらiTRADEの使い方を覚えられるので、思いがけず実用的なストラテジーをゲットできたのです。ただで!

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(iTRADEについては前回の記事をご覧ください)

kurutto115.hatenablog.com

iTRADE入門講座

iTRADEの無料体験に申し込むと、マニュアルなどが記載されたサイトにログインできるようになるのですが、そこのコンテンツの一つに入門講座があります。入門講座の内容は、ベースになるストラテジーを検証、改良して、iTRADEの使い方とストラテジーの作り方を身に着けるというもの。なのでこの講座を一通り終えると、実用的なストラテジーが一つ手に入るというわけです。これはおいしい

コナーズのストラテジーで作業

ベースとなるストラテジーコナーズの短期売買入門という書籍に紹介されているものですが、これをそのまま日本の株式市場で使ってもろくに機能しません。そこでこの入門講座では、このストラテジーを改良してまともに使えるものを作成します。作業としては

  1. 仕掛け条件を一つずつON/OFFしてバックテストし、機能していないものを外す
  2. 仕掛け条件を似たような機能のものと入れ替えてバックテスト結果の変化を見る
  3. 仕掛け条件のパラメータを最適化
  4. 手仕舞い条件についても同様

てな感じです。何十もの条件でバックテストすることになるので、iTRADEのバックテスト機能の威力を実感できます

受講の成果 

こうして改良されたストラテジーが完成するわけです。が、更に、自分で気付いた改良のポイントと講師が示唆した改良のアイディアを盛り込み、大幅にストラテジーを改良しました。元のストラテジーと、入門講座で説明されたもの、自分で更に改良したもので累積リターンを並べるとこんな感じ(順に色が橙、緑、水色)

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ふふふ、どうです? リターンの絶対値も圧倒的ですが、講座で改良したやつのグラフが落ち込んでる時期でも、自分が改良したやつは着々とリターンを増やしています!

まあ講師が「もっと改良できるから頑張ってね!」と出してきたもの(中身は非公開)はもっとすごいリターンなんですがね…

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スタートはあんまり変わらずに2015年末くらいで270%て

ただ講師のストラテジーが下げてる時期も自分のは上げてるので、後の時期も比較できると自分のが有利かもしれません

中身を確認

改良したストラテジーの、年次と月次のリターンはこうなります

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500万円、単利でバックテストした結果なんですが、信用取引レバレッジ3倍の設定です。なのに最大ドローダウンが年次で約5%、月次で約8%しかありません! 運用額を加減する必要はなさそうですね

フォワードテストという名の

カーブフィッティング(過剰最適化)にならないよう、バックテスト期間が全体的によくなるような改善を心がけましたが、ちょっと確認してみましょう。フォワードテストを行います!

…普通フォワードテストはその名の通り、バックテストに使用したデータより未来のデータを使いますが、既にバックテストで直近の株価データを使用しています。じゃあどうするって? 要はストラテジーの作成に使わなかった期間のデータを使って、それでもストラテジーが有効であると確認すればいいのです。シス達ならiTRADEより古い期間のデータが使える。時が未来に進むと、誰が決めたんだ!

ちなみにシス達では、同じストラテジー指値と成行を使い分けたりETFREITを取引対象から除外したりできないので、これまでのバックテスト結果とは若干差が出ます(実際下のグラフでは、iTARDEだとジワジワ増えてたのにジワジワ減ってる期間が)

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というわけでフォワードテストをしてみましたが、1997年の途中から2007年にかけても順調に増えていて、バックテストの範囲外でも問題なく機能しています。1997年までほとんど増えも減ってもいませんが、少なくとも減っていないから問題ないでしょう*1フォワードテスト成功です!

今後の課題

フォワードテストで少なくとも問題なく使えそうだというのは分かりましたが、本当にカーブフィッティングではなく、どれも統計的に効果のある条件・パラメータの組み合わせになっているとはまだ断言できないと思います

それに順次パラメータの最適値を探っていったため、検証したのとは違う思わぬ組み合わせの中に、効果的な設定が埋もれている可能性もあります*2

これらの課題を解決する方法を薄っすら考え中です。キーワードは「品質工学」

雑記

バックテストの知見から覚え書き

  • このストラテジー損切りが機能しないのだが、同値降りも然り
  • 中期線による手仕舞いを無くす;1銘柄の配分資金上限を増やす;出来高によるフィルタを緩める……どれもリターンは増えるが、リスクが増え、損益の増加が安定しない。他のストラテジーと組み合わせてリスクを減らせば活用できるかもしれない*3
  • レバ1.5倍単利で比較すると、運用額3000万くらいまではそんなに利益率落ちない
  • iTRADEは現金維持率30%引いてからレバレッジ3倍掛けるので、70%×3=実質レバレッジ2.1倍となる
  • 実際バックテストから取引一覧を見ると、運用額500万では約1000万を10%上限で各銘柄に分けて運用してた。なので例えば運用額1000万なら1銘柄200万強でやればいい
  • 一方シス達は10銘柄に分けると決めたら、レバレッジ効かせずに元本の1/10までで1銘柄の投資額を決める。なのでiTRADEと合わせるなら運用額を実際の2.1倍にすればよい。レバレッジの設定は、代用有価証券の掛け目も考えて、1.2~1.3倍*4にしておく

(追記)

今回完成したストラテジーの最大ドローダウンや期待年利を計算したり、所謂ファットテールに直面したりしました

kurutto115.hatenablog.com

*1:やっぱり90年代まで戻ると相場の動きが違うんですねぇ

*2:というかほどほどで切り上げただけで、現在の設定にしたことで再びいじるべきところが出てきてる気がする

*3:このストラテジーは単体でここ20年のどの相場にも対応できるくらい安定しているので

*4:口座内の現金の預かり金の額も考えて上手いことつじつま合わせておく