前回「斉藤式空売りデイトレ」戦略を改めて評価しました
しかし、ついでにシス達を利用してフォワードテストを行う試みは失敗。とはいえおぼろげながら「フォワードで損失出てるんじゃない??」という感触がありました。これではこのまま運用するには不安が残るので、iTRADEに課金して改めてフォワードテストを行ったところ…
今更明らかになる衝撃の真実ゥ!
以前のアカウントは残ってないので、新しいアカウントでストラテジーを設定し直す必要があります。その作業をしていると気になる項目が…
そういえばこんな設定あったけど、買いも売りも「制度信用(買)」のままにしてたなぁ。確か「制度信用(売)」でやると何だか結果が怪しかったので。とはいえ最近仕掛け対象の制度信用銘柄や貸借銘柄の中身について頭を悩ませていたこともあり、気になるんだったら確かめりゃいいじゃんということで、制度信用(買)、制度信用(売)、一般信用(売)の3つについてテストしてみることに
こうしてフォワード期間も含むテストを行った結果のグラフがこちら
橙色:制度信用(買)
緑色:制度信用(売)
水色:一般信用(売)
…
……
え? これ不味くない??
信用買いできる銘柄ならばっちりだけど、売れる銘柄の場合そんなに利益出ないどころか、制度信用銘柄だとマイナスまである
つまりこの前フォワードが怪しかったのはそもそも元の戦略が怪しかった…ってコト!?
そういえば以前同じ戦略なのにiTRADEとシス達で仕掛ける銘柄が違って謎だったけど、こういう原因だったのか…*1
一応確認&ちょっと調査
念のため、ほんとに制度信用(買)=制度信用銘柄、制度信用(売)=貸借銘柄で合ってるのか確認するために、シス達に制度信用銘柄と貸借銘柄のリストを読み込ませてテストし*2、取引した銘柄をiTRADEの場合と比較しました。11月入ってからの銘柄を見るにやっぱり合ってますね(ちょこちょこ差がありますが大体は規制銘柄*3)
合わせて一般信用(売)の銘柄も見たんですけど、明らかに銘柄のラインナップが少なくて、それが制度信用(買)よりリターンに劣る原因でしょうね。恐らく決済期限が長期の一般信用売建可能銘柄を対象にしているらしく、そしてどうも貸借銘柄でも長期の一般信用売りができない銘柄はかなり多いようなので…(少なくともiTRADEが基準にしているauカブコム証券などでは)
今後の方針
先月にこの事実が判明したら絶望しかなかった。だがたまたま↓を読んだ今なら知ってる。一般信用で大抵の銘柄を売ることができるらしいことを!
大抵の銘柄が空売りできるなら普通に制度信用(買)でのリターンに実現性がありますし、もう制度信用銘柄どころかシス達で全銘柄対象にしたバックテストしても実現性があるので怖いもの無しですね
とはいえ実際どれくらい売れるもんか知らないので(規制や在庫切れもあるでしょうし)、しばらくシス達でシグナル出してどれくらいの銘柄に仕掛けられるか検証します
(追記)
本当に大抵の銘柄を売れるのか、一般信用取引について調べてみました