近世を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヨーロッパ・ユニバーサリス4 (Europa Universalis IV) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
目次
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑤大航海時代オフライン(←現在のページ)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑥イタリア戦争(イングランドのすがた)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑧サハラ以南アフリカ十字軍
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑩ディオゴ・カンの足跡を辿る
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑪赤髭の国 VS 黒髭の国
※記事内の見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
前回のあらすじ
弱ったスコットランドを属国にしちゃおうのコーナー!
色々画策してたのにヘルレをブルゴーニュのものにできないし、ブルターニュ領をすぐにスコットランドに割譲できない。とりあえずスコットランド属国化できただけ良しとするしかない(でも賠償金はたんまり搾り取れた)
ところでついに初の植民地へ入植が始まったのでした
[2/15]~1460年・89点(3位)
次はプロヴァンスと戦争する予定なのですが、停戦が切れるまで1年ほどあるのでその隙にアイルランドで少々戦争します。戦いが無いと傭兵の給金が勿体ないもんね
ターゲットはアイルランドの真ん中にあるオファリー。ここを領土にすることでアイルランド西側に陸続きの国が増え、警告が効くようになったり簡単に兵を送り込めるようになるのがメリット。同盟国のレンスターは以前隣国オーモンドを平らげてるので、それを復活させることで威信源のアイルランド諸国が増やせるのもいい。共戦国にしても敵が増えないので、2ヶ国攻略で済むのも楽。全然戦力が無いから正規軍の維持費最低にして大型艦をモスボールしてても戦えるから安上がりで素晴らしい(それにしてもミッションでもらったアイルランド全土の恒久請求権便利~)
アイルランドのイングランド領に傭兵団2つを上陸させておき、開戦とともに2ヶ国の各々に侵攻
敵軍はさくっと消滅
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外交点が溜まって探検アイディア3を取得。植民範囲が1.5倍に!
ここから先はこれまでアイディアのために後回しにしていた外交技術を優先していく。注目は植民範囲が伸びるレベル7と9だ
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こちらを宿敵視している国が尽く倒したり勝手に倒れたりでいなくなっていたのだが、マムルークが宿敵に指定してきた
のはどうせ戦わないしどうでもいいとして
イングランドに同盟破棄されて枠が空いたオーストリア、カスティーリャと同盟。ってマジかよ!? カスティーリャ叩くとオーストリア出てくるのかよ!!(アラゴンにしてくれりゃあいいのに*1)
ブルゴーニュが明らかに宿敵オーストリア対策でヴェネツィアと組んだので、それに対するリアクションかもしれん(カスティーリャはブルゴーニュを宿敵にしてるので)
こうなるとヴェネツィア(withブルゴーニュ)が便乗してきそうor既にオーストリアと戦争してるタイミングでカスティーリャに仕掛けるのが得策か… せっかくオーストリアと戦うのなら帝国解体しようかとも考えてみたが*2、選帝侯が互いに敵視しまくっていて同盟を組みまくるのが難しい
ところがナポリ絡みでイタリア近辺の同盟関係を確認していて気付いた。カスティーリャはサヴォイアと同盟してるから迂回宣戦できるじゃん! 今は北イタリアも帝国領なので結局オーストリアが出てくるが、もうすぐ1460年になればイタリアの帝国離脱イベントが始まるのでそれまでの辛抱だ。いや~、このプレイでは後半までオーストリアとは争うことなく、宗教戦争ものんびり見物した挙句、できたら皇帝の座をもぎ取って補正をいただくつもりだったから助かった
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ユトレヒトがヘルレに勝ったり、ヘルレがリエージュに勝ったりしましたが、不法な領土の返還で最終的には元通りです
そんなこんなでヘルレが1プロビになったり3プロビになったりしたので、気になって賠償金の額が上下するのを見ていたのだが、最終的に2プロビに戻った時の様子がこれ
低地諸国は交易で儲けやすく豊かとはいえ、交易中心地も無い2プロビ国家だとブルターニュやプロヴァンスに全然負けるなぁ(アイルランドのスライゴ君が貧乏なのはイメージ通りです*3)
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敵首都を包囲している途中で傭兵団の包囲2将軍が死亡。後継は残念ながら包囲0
この傭兵団は人的資源減ってきてるし、そろそろ契約解除かな~(国の人的資源も結構余ってきてるしな)
ただ、傭兵は維持費高いとはいえ、正規軍の維持費を下げたまま小規模な戦争ができるので、しばらくアメリカやアフリカでそこそこの戦争をするのが多くなるこのプレイではトータルで安上がりにできるはず。なのでまた別の傭兵団を追加で雇うことになるでしょう
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プロヴァンス公が代替わり
したので破門で宣戦できなくなった。まあ普通に征服の開戦事由があるんだが、破門の方が侵略的拡大を抑えられて得だもんね。まあしばらくしたらまた破門されるでしょ
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レンスター首都陥落
追い出された艦隊と戦闘になる前に講和しちゃえ。月払いと一括払いの賠償金と宿敵変更×2、オーモンドの解放っと
戦勝点が100%まで行ってないが、残り1%を粘っても効率悪いので一括払いの賠償金を減らして調整
威信の自然減も補充できていいねぇ!
続いてオファリーの首都も陥落
こっちは賠償金と領土併合
貧しい1プロビなので侵略的拡大を気にするまでもない
いやー、片手間で戦争できるのすごいね
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その頃、ハンプシャーのストーンヘンジを修復しろというイベントが発生。金を払ってモニュメントのアップグレード費用減が貰える
ストーンヘンジ以外のモニュメントにも効果があるので後半に来れば神イベントだが、残念なことにゲームスタート直後から発生可能性がありこんな序盤にこの効果貰っても困る。頑張って1回アップグレードしても得するのは250ドゥカートなので、先に払う分とあんまり差がない…
なので断る。ハンプシャーの不穏度が上がるがこの程度なら反乱の危険は全くない
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いよいよプロヴァンスとの停戦が終わったが
アイルランドから傭兵団を移動させたり、破門されるか様子を見るとかでちょっとだけ待つ
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交易力を転送させていたレンスターと戦争して転送が無くなったため、他の国との取り決めも一旦白紙にして改めて取れるだけ転送させる
小型船を売ってあげたおかげかアルスターの交易力がやけに高いんだよな
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イベントで登場した時は請求権:平均的 (50) だったジェーン王女も、今ではカンスト間近だ
てかお前ら宿敵なのにアラゴン派の王子選んでたんかい
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そんなこんなで教皇影響力溜まってきたので、それ使って教会税*4でも取ろうかと思ったが、今の教皇*5かなり歳だな…
よっしゃ影響力の投資に全ツッパだ!
約17%だから結構な確率にできたな*6。これで教皇の死に際してリセットを繰り返せば、次の教皇庁の支配者は確実だ!
[2/17]~1462年・106点(3位)
NVIDIAのゲームグラフィック最適設定が「このマシンスペックじゃ4KはきついからWQHDにしとけ」って言うのを「うるせ~~!! 知らね~~!!」と無視してきたのですが
試しに適用してみたら、これまでしばしば何かの処理をきっかけに重くなって再起動してたのが解消しました
さっさとやっておけば良かった…
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アラゴンの後継者が成人して即位するタイミングなので、ここでやり直すことで都合のいい性格を選べるわけですよ。こちらとしては頑張ってナポリ奪還してほしいので
軍国主義者の方が良かったけど引けなかったので平衡型で妥協
更に翌月には一つ目の個性が決まるので、これもできるだけ戦争に積極的になるものを選びます
10回くらい繰り返して一番良さそうだったのがこれ
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色々試しているとアラゴンで反乱が発生。アラゴンにはこんなのに煩わされずにナポリに挑んでほしいので、ちょっと戻ってこっちの戦力でさっさと倒せるように準備したら今度は全然蜂起しない
このために上げた陸軍維持費が勿体ね~!
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中核化が終わったイベリアの領土を本土(ステート)*7にしたら、議席増やせと言われたので
開発度の高いところを割り振る(この前イベントで2増えたからなここ)
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オーモンドを独立させたのでそういや警告しといた方がいいなと思って外交画面を開いたところで気付いた
バージョンアップにより講和で解放した国には自動で独立保障が付くようになって、しかも外交枠を食わないのだ! カスティーリャみたいな大国解体するのにめっちゃありがたいじゃん!!
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はーい。準備が整ったのでプロヴァンスと戦争しまーす。フランスに作らせた請求権を使い、目標は要塞が無いのでさっさと占領できるフォルカルキエ
ロレーヌ方面の領土を渡すためにブルゴーニュを呼ぶ。アラゴンは別に用がないので余計な好感度使いたくないのだが(オーバーキルってほどに戦力既にあるし)、アラゴン王を普通に戦争する性格した結果、チャンスと見て単独でプロヴァンスとの戦争を始めてしまう
アラゴンが取れる領土はこっちが先に取っちゃうので無駄だし、単独で戦うとこっちが講和してからもう一度要塞攻略したりする必要があるので、余計な兵力消耗と時間を使うことになる。これはナポリ奪還してもらうのには良くない。なので一緒に戦争してもらってさくっと終わらせる
戦力が多いのでイングランド軍で戦うのは包囲3将軍の傭兵団だけで後はアラゴンの反乱に備えてイベリアに置いとく。包囲3将軍にはまずアンジューの要塞を攻めてもらい、他の要塞は将軍に包囲能力がある国に割り振る
それと戦争目標のフォルカルキエにも近場のフランス属国を割り振っておく
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雇ってない傭兵団の新人将軍の通知が来たが、包囲2じゃん! これは欲しい人材
でもこの傭兵団、歩兵戦闘能力プラスとかあってお高いやつじゃん
とはいえ将軍の能力はやっぱり魅力的。そのうち今いる傭兵団と入れ替えよう
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安定度コスト-10%とかいう給料半額以外にいいところのない顧問がやってくるイベント*8
ジェームズ1世の個性のおかげで追加で威信がもらえるのは美味しい
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カリブ海の探検が終了。ここで気付いたのだが、カリブ海に直行すると外洋で消耗が激しいのでアフリカ沿岸を経由するべきで、そう考えると先にそっちを探検しておくべきだった
そしてまた後から気づく。西アフリカ沿岸→大西洋→南アメリカ沿岸→カリブ海と移動するので、南アメリカの方も探検しないといかん
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イタリア離脱の帝国事件が発生
これで1年後には皇帝がイタリアの放棄を選ぶので、イタリアに攻め込めるぜー!
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プロヴァンス側に対した兵力いないので戦闘で心配することなどなく、敵と遭遇してもさくさく勝利を重ねているが
首都エクスを包囲しているフランス属国フォワ軍、他の皆がロレーヌとかに行っちゃったので孤立、プロヴァンス軍と4千対4千の戦いとなり敗北してしまう
そこに現れたのがアラゴン軍。おい、馬鹿お前、それじゃあイングランドに占領権がもらえないからこっちの領土にできないじゃん!!
…まあ別にアラゴン領でもいいかぁ
その頃イングランドはアンジューの攻略に成功。手が空いた包囲3将軍はロレーヌ首都の要塞に行かせるか
包囲の進捗だけで見るとエクスの方に行かせたらいいんだけど、アラゴンが途中で他行ってこっちが占領権取れる可能性を考えるとそっち優先しなくてもいいな
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こっちが開戦事由使えるようにもっと早くやってくれ~
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アフリカ方面の探検を進める
前のプレイだと2プロビになってたジョロフだが、今回は早いからかマリが弱いのか4プロビある
ともあれマリよりは弱いし同盟国も少ないので後々攻めるのはこっちからだ。その時に備えて同盟国のところまでは探検をしておこう(ジェンネってどこら辺だ?)
というわけでアフリカに送り込む部隊を用意して征服者を雇う
これで指揮官枠溢れちゃうなーと思ってたらいつの間にかバージョンアップで陸海の指揮官枠が別になっていた。やったぜ
それでは採用早々アフリカに行っていただこう。そのために通る国の通行権を貰う
結果、外交枠が溢れる
新大陸はこれがないから楽でいいよな~。さっさと外交技術上げて地図盗みたい
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こっちの援軍のおかげもあってロレーヌが陥落
あれ? 従属国の外交画面にも講和の提案がある??
講和条件作る画面は出せるけど送るボタンが非アクティブになってるのか。あんまり有効活用はできなそうだな
同じ頃ブルゴーニュがフリースラントを攻略し終えたのでこちらとも講和
領土を取ると侵略的拡大がヤバいので賠償金と交易力でとにかく金だ!
(交易の誘導はどうせ同じノードで回収しているので頼まなくても希望通りのことやってる)
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最後にプロヴァンス首都エクス州が残ったのでそっちに包囲3将軍を送り込んで無事陥落
アラゴン軍がいるせいかフランスの包囲3将軍はずっと見てるだけだった。従属国の軍事的焦点の機能を使って包囲を指示すればよかったかな?
ロレーヌ方面の3プロビをブルゴーニュへ、プロヴァンス地方の2プロビをフランスとアラゴンに割譲させる
戦勝点からするとブルゴーニュが4プロビ取れそうだったが、断られるので代わりに賠償金をたんまりいただく
アラゴンの好感度が16増えるので参戦させた元は取れたな
ブルゴーニュはたんまり持ってった分、好感度+25だ
こうしてプロヴァンスとの戦争は終了。残った2プロビはまた15年後ね
領土分配の結果フランスに渡した州がアラゴンに狙われている
まあ1プロビなら大した影響はないが、今後イベリア半島でカスティーリャ領巡って面倒なことにならないか心配だ
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無事イタリアが神聖ローマ帝国から離脱。これで次はサヴォイアに攻め込めるぞ
よく見るとシエナが残留を選択してるのが面白い。教皇領に狙われてるけどろくな同盟国が無いってところかな
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次に国内でルネサンスが新しい州に広がるまで2年あるのだが
もう次の軍事技術が取れちゃうからルネサンス受容しちゃおう
これで次の戦いに向けて軍もパワーアップだ
制度普及促進の布告は役目を終えたので取消す
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次の戦争の下調べをしていたら気付いたのだが、この前の戦争のせいかアラゴンが借金を抱えている
これじゃあナポリ攻めは期待できない。列強の外交アクションで借金肩代わりは相手も列強なのでできないから
普通にどーんとプレゼントしよう
これで無事アラゴンは借金を返せたようだ
返しても次の戦争には呼べないようだが、むしろ呼ぶと不都合なので問題ない
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同君連合の体制派支援を続けていたおかげか、フランスの独立欲求が下がるイベント
待てよ。これなら…
宿敵へ禁輸させなければ体制派への支援をしなくても50%切る! やったぜ
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アフリカ探検でよくあるパターンだが、現地で反乱が発生していて物騒でしょうがない
何とか反乱軍との遭遇を躱しながら探検を続ける
その頃フランスでは僭称者反乱が発生したのであった。何で??
ともあれイベリアでの反乱に備えていた部隊を送り、フランス軍とともに撃退する
華麗に勝利。この後士気が回復しないうちに追撃を食らって反乱軍は雲散霧消なわけだが、何かブルゴーニュの方でも反乱起こってんな
ついでだから手助けに行く。要塞を囲む反乱軍の隣で様子を見ていたブルゴーニュ軍が、イングランド軍が突っ込んでもすぐには来てくれないの図
ちょっと待てばちゃんと来てくれたので良かったが
部隊をくっつけるの許可してやればよかったのかなぁ?
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反乱鎮圧で少々兵力が削れたので新しい部隊を用意しよう
何かいつの間にか陸軍扶養枠増えたな。この前まで38だったが
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そういや階級から土地取り上げられるようになってる!
メモっといたのに2、3年無駄に過ぎてしまった
また5年後なわけだが、忘れそうだなぁ
ということでタイマーMODを導入
実績には対応していないが、元々鉄人モードじゃないので関係ない
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続きは次の記事↓へ
*1:ナポリに兵出してくれそうだしな。でもまあ、カスティーリャと組むのは史実だし… ←いやそれイベリアン・ウェディング後だろ
*2:解体しちゃえばブルゴーニュに低地諸国やスイス近辺を食わせ放題だぜ! ブルゴーニュ継承の確率も上がるし、その後の低地の要求も無い
*3:でもアイルランドの1プロビ国家がヘルレ1プロビ分と同等って十分上等な気もする
*4:税収+15%、建設費用-10%
*5:Xystusって何て読むの??と思って調べたらシクストゥス/Sixtusの別綴りらしい。kが足りなくない?? 最初のXに入ってる扱い??
*6:その上もう1年経てば更にもう1回影響力を投資できる
*7:テリトリーは属領とでも言うべきか。準州だと州(プロヴィンス)と横並びみたくなっちゃうからな…
*8:まあでも給料半額ってのは十分魅力的だが