近世を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヨーロッパ・ユニバーサリス4 (Europa Universalis IV) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
(↑ロード画面よりハンガリー王マーチャーシュ1世)
目次
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑥イタリア戦争(イングランドのすがた)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑧サハラ以南アフリカ十字軍
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑨帝国の影(←現在のページ)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑩ディオゴ・カンの足跡を辿る
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑪赤髭の国 VS 黒髭の国
※記事内の見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
前回のあらすじ
一気呵成にブルターニュを平らげたイングランド王国は、続いてアフリカ遠征を敢行する。事前の探検が功を奏し、ニジェール地方での軍事行動を円滑に終わらせ、アフリカ大陸に初めての領土を得る。イングランドの傀儡たる教皇が十字軍を宣言したのも注目すべき点であろう
一方カナリア諸島ではイングランドで初めて植民地の入植が完了したのであった
[3/7]~1474年・207点(2位)
次のお相手はポルトガルでーす
何気にポルトガルと戦うのはこのプレイで初めてだな
ところで何もしないとアラゴン君が来てくれない
まあ戦力的にいなくても余裕で勝てるし、今回はアラゴンに土地を渡すつもりはないので呼びたいわけではないのだが…
呼ばないと便乗して勝手にカスティーリャと戦い始める!
正直、今のタイミングでアラゴンにカスティーリャの領土を取られるのは困る(アラゴンのカスティーリャに対する領土欲が更に高まるので)。しかしこっちと別口で戦争されたらアラゴンの戦利品がコントロールできない
そこで好感度を使って戦争の準備をしてもらい
参戦してもらえるようにする
これでせっかく90まで溜めた好感度20も消費しちゃう上に、領土渡さないのでこの戦争で埋め合わせられないから困る(まあどうせ同盟の自然増とおべっかで何とかなるけど)
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ところで開戦とともにカスティーリャ首都トレドの包囲に行こうとして気づいたんですけど、要塞破棄されて首都のレベル1のみになってるじゃん!!
カスティーリャそんなに金ないのか… まあおかげで楽できるのでラッキー! これなら今の包囲3将軍以外に包囲能力持ちの将軍がいる傭兵団雇わなくても良さそう
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宣戦布告の前に海軍の準備は万端。艦隊を二つに分けて、それぞれリスボンの海上封鎖とカスティーリャ艦隊を港に閉じ込める位置につけている
突っ込んできたカスティーリャの小型船団を撃破
フランスとポルトガルの小型船団が戦闘になっていたのでそちらに援軍を向かわせる
こちらも快勝
それにしても何故かポルトガルの部隊がマデイラ島にいる。まあおかげでポルトガル軍の戦力が実質的に2/3くらいに減ってて助かるんだが
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こうして包囲3将軍の傭兵団でトレドを包囲しつつ、正規軍の約半数は戦争目標のアヴェイラ州を占領してからポルトガル首都リスボンの包囲、もう半数は包囲中の要塞の間で敵襲に備える遊撃隊という構えでいく
少数の部隊を敵領土の占領に使い、しばらくしてフランスの属国部隊がそれに加わる。ところでアラゴン軍主力ははるばるシチリアから陸路でイタリア通って来るっていう…
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リスボンに向かう部隊が敵軍と遭遇するので、せっかくだからと別件でやり直した際に占領地で将軍を配置する
おかげで犠牲者は減ったが、敵部隊は開戦のタイミングで維持費上げて士気が回復する途中だったらしく、元々犠牲者大していないのでそこまで恩恵は…
そして将軍をこっちに行かせたままその部隊が敵地を包囲するので、元の部隊が戦うときに将軍を戻すのに面倒なことに…
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イングランド方面に向かおうとしていたポルトガル艦隊を上手いこと捕捉できたのだが、結果表示で失われてるはずの敵大型艦3隻、普通に撤退してるぞ??
ところでまだ砲兵無いから忘れてたけど、軍艦から要塞に砲撃するのはグランドキャンペーン初期からできるんだった
半分に分けた艦隊だとレベル3要塞の城壁を破壊するのに砲が足りないので
拿捕した小型船に別の艦隊の小型船を少々足して間に合わせた
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今の段階ではあんまり邪魔にならないけど、一応講和で破棄させるか(どうせまた復活するだろうけど)
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フランス軍の主力が到着し、元気にカスティーリャ軍を追い回している
カスティーリャ軍が主力を2分割してるのもこちらに有利に働いた
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その頃
ふーむ。反乱が長引いていたティアコネルも戦争をできるくらいに復活したか
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オーストリア大公が代替わりし、イベントでハンガリーと同君連合に(このイベントについて攻略wikiのコメント欄に詳しく書かれているが、そこそこ条件厳しいようで)
ってのはいいとして皇帝なれてないじゃん!!
直前のセーブデータを確認してみると、確かにオーストリアが全然支持されてない
そういやこのオーストリア、選帝侯と全然同盟結んでないもんなぁ
ともあれ帝国諸侯と戦っても出てくるのがオーストリアではなくヘッセンで済むとなると、中々チャンスだ
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フランス軍がカスティーリャ軍と一戦交えてボコったのもあって、カスティーリャと個別講和できるくらいになった
今回はカスティーリャから欲しいものも無いし(賠償金がもらえると嬉しいが)、戦闘が起きてないタイミングでさっさと講和するか
そんなタイミングでアラゴン軍を殴りにいったカスティーリャ軍、フランス軍が合流してきてボコボコに
いいね~、これで講和したら?
…うーん、オーストリアと同盟破棄させようとしたらギリギリ呑んでくれない! ならもうちょっと待って占領地増やせばOKだな
ということでちょっと待った途端にトレド陥落! やったぜ
おかげで同盟破棄に加えてたっぷり賠償金が取れた
ところで講和直前、南仏に攻め込んできたポルトガル軍にイングランド領を占領されてしまったのだが(止めろー! 荒廃が上がると地域が繁栄状態にならない!!)
占領権をカスティーリャに渡したため、占領したばかりなのに講和で占領状態が解除されるw
ともあれこいつらを撃退するために輸送船でイングランド軍を送り込んでいるのだ
って将軍いないまんまにしちゃってた~!
むう。1.5倍の戦力でこっちの方が被害大きいとか
[3/8]~1474年・213点(2位)
南仏のポルトガル軍を迎撃させた部隊にはもう一つ目的があり、ブルターニュのスコットランド領で反乱発生目前なので鎮圧に行くのだ
って不穏度が0になってる?? あー、反乱目前だから自治度上げて対処したのね。どうせ属領(テリトリー)だからな
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オーストリアが皇帝じゃなくなったから、ブルゴーニュの攻撃戦争に参加してもオーストリアと戦う心配なくなったなぁ。と思っていたら、攻撃戦争に参加する設定に戻すまでも無くブルゴーニュが動いた
うーん、いくらオーストリアが来なくなったとはいえ、スイスの同盟国に加えてヘッセンの同盟国も来るわけだし結構厳しいのでは??
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カスティーリャでの攻城戦が終わってポルトガルの要塞に向かわせた包囲3将軍の傭兵団の前に、南仏から逃げ帰ってきたポルトガル軍が現れる!
士気が回復してない今がチャンスだ! 要塞に行く前にこっちを倒す
おかげでこっちの犠牲が殆ど無く敵を殲滅できた
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すっかり忘れてたけどアフリカにあるポルトガルの飛び地、セウタにも要塞あるんだよな。ポルトガル本土にも要塞二つもあんのに
艦砲射撃できないかなぁ?と思って艦隊を向かわせる
包囲してるのが従属国でも駄目だったわ
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カスティーリャ南部の占領に行かせた部隊がいたのでポルトガル南端の州を占領させといたのだが、そこをポルトガル軍が奪還に来た
ので輸送船で迎撃部隊を送り込んでやった
こちらの損害少なめで敵を殲滅! やったぜ。将軍付けるの忘れた時の借りは返した
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ポルトガル北部の占領を進めたので敵艦隊が追い出される
タイミングが合ったのでこちらの海軍ほぼ全力をぶつけてやる!
今度こそポルトガルの大型艦を全部沈めてやったぜ
(しっかし敵の指揮官、探検家の癖にエグい高い能力してんなぁ)
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敵首都リスボンが陥落!
要塞2つ残ってるけど十分講和できるな
欲しい州と一括の賠償金を少々もらって講和
コインブラはスコットランドに割譲させて、更にイングランドが取った州もアヴェイロ以外は下賜する。リスボンもだ!(そして地味にリスボンより開発度高いポルト)
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ポルトガルの植民地がついに新大陸に
(ここ交易中心地だから毎度ポルトガルが取ってくよな)
一方カスティーリャはまだアイディアを解放すらできてない
君主のパラメータが低すぎて技術が全然上げられてないのね*1。特に統治技術はレベル3のままなのね。グラナダとモロッコ征服して統治点消費したからな…
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レンスターから解放してやったオーモンドとの停戦が終了
解放してやったおかげで恒久請求権が消えて、改めて作った期限付きの請求権しかないからさっさと征服してしまおう
とは言え他にも戦争のネタというか、戦う必要がありそうなんだよな
ブルゴーニュの対スイス戦争が雲行き怪しい気がする。ヘッセンの同盟国にはブランデンブルクもいるし(とはいえスイス同様に兵は1万もいないが)、ナポリとの戦争でパワーアップした教皇領が1.1万人も繰り出してきたりしてるからなぁ。結果合わせて2.5万人くらいに固まった軍団が低地地方に現れ、ブルゴーニュの手下をボコったりする。いざとなったら和平の強制で介入しよう
[3/9]~1475年・215点(2位)
スコットランドに渡した元ポルトガル領が不穏度高いので、反乱に備えてイングランド軍の主力をそのまま近くに待機させる。んでもって包囲3将軍の傭兵団と正規兵を少々、次の戦争に備えてアイルランドに送り込む
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これまで信仰の擁護者に成れてもスルーしていましたが、ついに手を出すことにしました。帝位が小国に渡って帝国領を取りに行きやすくなったので、不法な領土による帝国諸侯との関係-25を考えると、信仰の擁護者で同宗派との関係+10が包囲網対策に魅力的なのです。あと改宗し始めるので改宗費用減も嬉しい
これまでは500ドゥカートも払うのが高く感じてたのもあって、それは最近ますます儲かるようになって余裕で払えるようになってきたんですけど、やっぱり異教異端からの防衛義務がね~。イングランドがいるせいで、オスマンがオーストリア攻められなかったりモスクワがポーランドやデンマーク攻められなくなるのはちょっと。まあオーストリアが皇帝じゃなくなって、こいつらが弱体化しにくくなるデメリットも最早あんまりありませんが
ともあれ信仰の擁護者になったおかげで色々とプラス補正がもらえますよ! ってあれ? 教皇影響力+1/年があるはずでは…?
調べたところその補正はバージョン1.33からだってよ!! 楽しみにしてたのに~
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アヴィニョンを関心のある土地に指定してるのにフランスが請求権作ってくれない~(教皇領と関係が良好すぎるとか?)。属国の隣は中核化できても請求権作成はできないからなぁ
しょうがないのでアヴィニョン優先のため外していたサヴォイア領に再び関心を指定
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教皇影響力が美味しい!
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そういえばオーストリアが皇帝なの前提でブルゴーニュ継承について考えてたけど、ヘッセンに替わっちゃったんだよな… てことは宿敵関係もないし、ブルゴーニュの方が兵力あるしで、イングランドが継承する確率下がるじゃん!! 改めて計算してみよう
一応確認だが、今のブルゴーニュは安定して列強だ。4位となるとオスマンやマムルークがルネサンス受容したくらいじゃ列強から外れない。てかハンガリー取ってもオーストリアは入らんのな。そしてイングランドはそろそろ1位が見えてきた
そしてブルゴーニュとヘッセンの関係は-100と0の間。-100以下だと独立ルートの確率が上がり、0以上だと皇帝が継承する確率が上がるので、イングランドには丁度いい状態だ
結果イングランドが継承する確率は……50%!!
うん、そんな低くないからまだまだ大丈夫だな! どうせ失敗したらリセットすればいいし(前は70%くらいあったのに。その前は85%くらいあったのに。
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元ジョロフ領が中核化できたので改宗できる!
のもいいけど、植民範囲が広がってさらに遠くの国を征服できるぞ!
ってコンゴどころかベニンにも届かない~!?
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(3/12追記:果たしてどうする?? 次の記事に続く!! って流れの予定でしたが、記事の長さのバランスを考えて対応策もここに書くことにしました)
カナリア諸島からの植民距離で計算するとコンゴまで届くはずだったんだがなぁ。ともあれ植民範囲については奥の手がある
実は外交顧問候補に海洋探検家がいるので植民範囲を2割も伸ばせるのだ! 試しに雇ってみるとこの通り
んん~! 全然届かないじゃん!! いや、待て。まだ旧ジョロフ領で請求権付けてた中央の州を中核化しただけだ
これならもう一つ南の州を中核化すればギリギリ届くはず…!
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ところでこの外交顧問、レベル1なので昇進させたいんだけどできないと思ったら受容文化じゃない人だ
カスティーリャ人かー。そういやブルゴス出身って書いてあったわ
そのうちカスティーリャの領土を食っていくんだから受容してもよさそうだけど(「記念碑」*2も使えるようになるし)、外交点を100近く使うから技術やアイディアに使いたい今はなぁ
ちなみに統治顧問で採用したい布教強度プラスの人も、フランス人なのでレベル1から昇進させられない
フランスも将来的に統合するわけで受容してもよさそうなんだけどなぁ(「記念碑」も使えるようになるし)
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