近世を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヨーロッパ・ユニバーサリス4 (Europa Universalis IV) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
(↑ロード画面よりンドンゴ女王ンジンガ・ムバンデ)
目次
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑥イタリア戦争(イングランドのすがた)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑧サハラ以南アフリカ十字軍
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑩ディオゴ・カンの足跡を辿る(←現在のページ)
〇 ザ・交易〜パワーアップ戦略〜 ⑪赤髭の国 VS 黒髭の国
※記事内の見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
前回のあらすじ
イングランドの次なる標的はポルトガルである。ポルトガルとカスティーリャの連合軍はやはりイングランドの敵ではなく、首都リスボンを含むポルトガル北部がイングランドとその支配下にあるスコットランドの領土となった。それでもポルトガルは活路を新大陸に求めているが、カスティーリャは未だ大西洋に漕ぎ出していない…
その頃中欧は歴史の転換点を迎えていた。神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世(オーストリア大公としてはフリードリヒ5世)の死により、ハプスブルク家出身のハンガリー王ラースロー5世(ラディスラウス・ポストゥムス)がオーストリア大公を継ぎ、オーストリアはハンガリーを手中に収めることができた。しかし、次の皇帝に選出されたのはラディスラウスではなくヘッセン方伯ルートヴィヒ2世であり、オーストリアは帝位を手放すことになってしまったのだ
この混乱に目を付けたのがブルゴーニュ公シャルル1世である。彼がスイス侵攻を企てたことによって、ドイツやイタリアの各地を巻き込んだ大戦争が発生する…
イベリアで戦争の最中だったイングランドはこの戦争に巻き込まれずに済んでいるが、きな臭い空気とは無縁ではない。遙か南方、アフリカ中部のコンゴ王国からキリスト教の布教を許可するとの知らせが届いたのである。信仰の擁護者の称号を持つイングランド王としては、現地のキリスト教徒を保護しないわけにはいかない。であれば、あるいは出兵しあるいは橋頭堡を確保できるよう。準備をせねばなるまい…
[3/10]~1476年・229点(2位)
部隊の移動が終わったので次の戦争です。相手はアイルランド南部の内陸国オーモンド
ところが宣戦布告するまでに一悶着が。ここらの国に船売ってて気付いたんですけど、解放してあげたおかげで友好的なオーモンドは外交的に交易誘導の要望を受け入れてくれたんですね
結果、交易誘導を止めさせてからじゃないと宣戦布告できない。しかも関係が良好なので宣戦布告すると安定度が下がる
というわけで交易誘導を中止した上でダメ押しの侮辱で関係悪化させました。てか交易力転送や交易誘導を止めさせると関係に-20が付くのね
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オーモンドもスライゴも兵力ゼロ。スライゴは海軍がいるけどオーモンドは内陸国なのでそれすら無い驚きの非武装国家である*1。というわけで維持費最低の正規兵でも安心して侵攻できる。個別講和できる同盟国を先に落とすため包囲3将軍の傭兵団をスライゴへ。一緒に連れてきた正規兵をオーモンドへ。正規兵は要塞包囲に必要な数だけ連れてきて残りはポルトガルで反乱に備えている
しっかし何で同盟国も含めて兵力ゼロの国が生き残っているかというと、イングランドが全てのアイルランド諸侯に警告を加えているのでいざという時守ってもらえるから。そして唯一脅威となるイングランドとの関係は良好だったので…。まあイングランドに襲われたら多少武装してようが関係ないんですけどね
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ジョロフ独立派の反乱が起こりそうなので弾圧して済ませる
中核化が進んで過剰拡大が無くなれば不穏度もマシになるはず…(その頃には分離主義の自然減もそれなりになるだろうし)
というわけで次の州が中核化終わったぞ
植民距離プラスの顧問を雇えばちゃんとコンゴまで届く
…よくよく考えたらコンゴの隣に入植して請求権付けられても、肝心のコンゴ領が植民範囲外だったら中核化できないから割譲させられないな
セーフ! コンゴの北の端がギリギリ届くからセーフ!!
ところで中核化終わって改宗できるようになったわけだけど
改宗中は不穏度上がるから1プロビずつやろう
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包囲に必要な3千人ギリギリで包囲してたら損耗で人数足りなくなったので慌てて維持費上げたの巻
そして再び維持費を下げられるよう主力から数百人だけの部隊を送ったのだが
スコットランド軍が来てくれたので大丈夫だった
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そろそろ和平の強制でブルゴーニュの戦争に加われないかな~ 戦うのはフランスにやらせれば十分だからイングランドはこのまま自分の戦争できるしな~ と思って試してみたら防衛側にしか参戦できない
参ったな。何か別の方法は無いか。そうだ、部隊を貸し出せば…
って戦争中はできないんだ。ちなみに戦争が終わってから試してみたら今度は休戦中の国と戦ってるから駄目と言われる
そういやそんなの有ったな。本格的にどうしたらいいんだこれ…
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何とかなるんじゃないかと思ってたジョロフ独立派の反乱がやっぱり止められなさそうだったので普通に鎮圧します
というかポルトガル復帰派の方は全然反乱が進捗しない。そっち後回しにして部隊を旧ジョロフ領に送っても全然平気だわ
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スコットランド海軍が果敢にスライゴ艦隊に突っ込んでいくので、スライゴを海上封鎖させてた大型艦1隻を援軍に向かわせる
当然勝利だ
そしてスライゴが陥落
したので講和
賠償金と交易誘導ね
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ポルトガルからイングランド軍主力が到着したので、反乱を気にせずどんどん改宗を進める
ちなみに戦争中は反乱を誘発させられないので、しばらくは待つしかない
一方、顧問で植民範囲が広がった結果、探検がアフリカ南端付近まで進んだのであった
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オーモンドが陥落したので
併合!
そして戦争が終わったのでジョロフの反乱軍を挑発し
鎮圧!
さて一仕事終わった主力部隊ですが、ポルトガルの方は反乱までまだまだかかりそうなのでコンゴ侵攻へ向けて移動を始めます
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プロヴァンスとの停戦が終了。早速戦争を始めたいのは山々なんですが…
なにせ今や1プロビ国家のプロヴァンスはアンジューの要塞も維持できず、これならフランスに任せて余裕で勝てる
でもブルゴーニュが他の戦争してるから呼べなくて、ロレーヌ食わせられないんだよなぁ
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金か教皇影響力がもらえる美味しいイベント
他にも入植に補正がもらえるイベントも
こういうイベントが複数起こってるので、アイディアとかの補正が少ない序盤でも結構入植の補正がもらえてます
[3/11]~1476年・232点(2位)
案の定ブルゴーニュは苦戦している。ガンガン攻め込まれるので腰を据えて要塞攻略できなかった結果、ハーグやアントウェルペンを落とされる間にアヴィニョンしか陥落させられてない
どうなることやらと思ったら今度はアラゴンが戦争を始めた
こっちはまだ大丈夫そうだと思うんだが…
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以前スコットランドがアイルランドのティアコネルを攻めてる途中に百年戦争が再開して、イングランドにボコられた結果ティアコネルにも負けたのだが、その時にゲールとして独立させた領土をティアコネルが回収しに戦争を始めていた
しかし普通に返り討ちに遭い、スコットランドに得ていた領土を全て失って元の1プロビ国家に戻るのであった。ゲールによって全ハイランドが統一されて収まりがいいが、どうせ最後は全てイングランドになるのだ!
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ベニンにも請求権作ったのでしばらく植民距離プラス顧問は要らないから、元のレベル3顧問に戻して外交点を稼ぐ。ってこいつ以前いた半額顧問じゃないな!? 報酬が半額じゃないし、代わりに年齢が半分になってる
ところで統治点が余ってきたので顧問のレベルを一つ下げても大丈夫だろうと、統治顧問を改宗強度アップの顧問に変えたんですけど、結局インフレ減と交易効率アップの顧問がいると君主点大量にもらえるイベント起こらなかったなぁ*2
[3/12]~1477年・240点(2位)
イングランドの全軍をアフリカの赤道直下に送り込み終えたのでコンゴに宣戦!
少数の部隊で戦争目標を始め手前の州を占領しつつ、主力は先に奥地の敵同盟国に向かってそっちから落とす。多分道中で敵軍も倒せる
しっかし都合良く敵国が連なってるから通行を邪魔されなくて楽だわ
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ところでヘッセンが皇帝になった辺りでリエージュがヘルレに宣戦してて、一時期はヘルレ側がリエージュを陥落させるくらいだったんですけど、何とリエージュはデンマークを味方に付けていて無事にひっくり返すことに成功という
結果上ヘルレを獲得したんですけど、どうせ皇帝に不法な領土って言われて返すんでしょ?って思ったら普通に返還拒否ってる。やっぱオーストリアに比べて舐められててんな~ヘッセン。そして少ししたら便乗してユトレヒトがヘレルに仕掛けるっていう
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何か占領されてる州とか包囲中のドンパチが見えると思ったらやっぱりルート上にいるよ反乱軍
とはいえ最終的にコンゴ全土を占領するなら避けては通れない。この機会に主力部隊で倒せるんだから丁度いいな
というわけでサクッと撃破。その後は敵との遭遇もなく順調に奥地へ進軍。コンゴ軍を横目に、できるだけ奥地へ逃げ込む敵同盟国軍を追い詰めた
よくよく考えたら先にコンゴ軍と戦ってもこいつらに逃げられる恐れは無かったが、ともあれこういう順番になったわけだ
グゥレイトォ! 数だけは多いぜ!! やっぱ先進国の…技術差を…最高やな!!!
そんじゃあ占領用に一部の部隊を残して、遅れて到着した包囲3将軍の傭兵団に要塞攻略をさせて、主力部隊は残るコンゴ軍を倒しに行こう。行ったんですけど…
こいつ、間の国に通行権もらって通り抜けたな! コンゴでは占領を進めてる部隊がいるからやられないように気を付けないと(フラグ)
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布教強度アップの顧問を雇ってスンニ派の土地も改宗できるようになったので、交易会社から外して改宗します
うーん、このマイナス補正。でもまあここだけ改宗しないのも半端に感じてすっきりしないからね
地域全部の中核化終わったら本土(ステート)にできるから、更に改宗強度が上がるので顧問抜きでも普通にスンニ派も改宗できるんだよな。どうせ属領(テリトリー)に戻すから統治点使って本土中核州(ステートコア)にしちゃわないように気を付けよう
ところでそろそろ領土管理限界がギリギリなんだよなぁ。まだまだ行けると思ってイベリアとかアイルランドも本土にするのは時期尚早だったか? なにせ属領でも自治度は9割のくせに管理限界の消費は1割じゃなくて25%あって以外と多い。交易会社にすると5割に増えるし…
ともあれ統治技術8で領土管理限界+100&裁判所解禁するまで、限界超えてペナルティ受けても耐えるしかないな。もうすぐ技術レベル7だからその次とはいえまだまだかかるなぁ
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気を付けようとか言ってたのに迂闊に兵を動かしてコンゴ軍に襲われる
でも五倍の兵力差でいきなり相手の士気がっつり削ってるし意外といけるんじゃね?
ということで占領用の小部隊を順次送り込んだところ普通に主力が到着するまで持ちこたえる
結局2千人見捨てるより被害は大きかったが勝てたぜ!*3
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技術コスト1割減とかいう神イベント発生
ちょっとくらい君主点払ってもお釣りが来るぜ
元々統治技術と外交技術は先行ペナルティ払っても上げられるだけ君主点が貯まってたが、これで軍事技術も上げられる。まあまだ先行ペナルティが減るのを待つのだが。革新性がもらえる期限が切れる前には上げよう*4
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一番奥地のカルンドウェが落ちたので講和
賠償金と交易誘導ね
その頃アラゴンはジブラルタル海峡を押さえていた艦隊がモロッコ海軍の猛攻を受けていた
ブルゴーニュはスイスを止めてドイツ中部を攻めてるが
低地地方の要塞は順調に落とされている
[3/13]~1478年・243点(2位)
コンゴ軍の残党を攻撃しに行ったらゲームスタートからの付き合いだった将軍が死んだので新しい将軍をリクルートする*5
リセマラするつもりでセーブしたらしれっと一発で強い将軍が引けてやったぜ!*6
この将軍を配置してコンゴ軍を攻撃
たちまちコンゴ軍を殲滅するのであった
初戦闘で早速特性を獲得する将軍ほんと有能。陸軍伝統増えるのほんと美味しいし
まあ前の将軍の移動速度アップも相当便利だったけど
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残った敵軍を掃討しつつ、包囲3将軍は敵要塞を攻略、その他部隊を分けて敵地の占領を進めるのだが
小部隊が向かった先で敵が新ユニット募集しやがったー!
って勝てるのは当然としてめっちゃ余裕じゃん
大部隊で将軍付きなら更に余裕である(っていうかルンドの旗↑やたら格好いいな…)
とはいえ犠牲者0て
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年が明けて技術の先行ペナルティが減ったところで革新性がもらえる期限があと数日なので外交技術を上げよう
先行ペナルティが10%残ってるが近隣ボーナスで5%引きもある
というか諸々の割引が大量にあるので基本コストから100点以上お得に研究が進むぞ
ともあれこれで植民距離アップだ
顧問雇って補正もらわなくてもコンゴの南側まで届くぜ!
(いやー、これが無かったら顧問雇い直さないと中核化可能範囲外なので領土割譲させられなかったし、ギリギリ中核化できる北の端から順番にやらなきゃならなかったから過剰拡大がしばらく続くことになってたから助かった)
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コンゴの諜報網が50溜まったので地図を盗む
これで中央アフリカが丸裸だぜ!(まあここら辺の領土取りに行かないから自然に伝わるの待っても良かった気がするけど)
意外なことに南アフリカ地方の地図も盗めたけど、多分半端なので止めとく。無事仕事が終わったのでスパイを帰国させたが、よくよく考えたら諜報網で要塞包囲にプラス補正もらって、要塞攻略終わったら地図盗めば良かった気がする。でも、どうせレベル1要塞だし平気平気
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一方その頃、ブルゴーニュは更に要塞を二つほど落とされていたが自分はさっぱり
てかブランデンブルクにヴォルガストが多分全軍貸し出してんじゃん。敵の方が兵力上じゃない?
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*1:要塞の守備兵はいるけど
*2:実は一度起こったんだけど戦争中で部隊の機動ミスってやり直したから無かったことに…
*3:ちなみに勝てると見込んで最初から積極的に味方を送り込んでいれば主力の到着を待たずに1.5千人くらいの犠牲で勝てる模様
*4:それにしても外交技術7と軍事技術7は近隣ボーナスがもらえるってことはレベル7に上げた国があるわけで、外交技術はヨハネ騎士団だけだったが、軍事技術はいくつか先行してる国があった。小国が多いので砲兵持ててるかは怪しいが
*5:思えばこれまで何回か死んでたけど結局やり直して無かったことになってたんだよな
*6:死んだ将軍は2/4/3/0だったのでそれより普通に強い