近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア2 (Victoria II) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました。ロシアでアジアの覇者となれ!
目次
〇 3つの南下政策――⑦ようやく内政に専念(←現在のページ)
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・スコア(国別順位)
前回のあらすじ
オスマンによる再度のシリア侵攻にまたも出兵を余儀なくされたロシアであったが、危なげ無くこれに勝利。モンテネグロへの領土割譲で講和した
平和が戻ったのもつかの間、数ヶ月後にはテッサリアのギリシア人がギリシアへの併合を求めて蜂起し国際的な緊張が高まる。今回の勝利でオスマン帝国を最早脅威とは考えなくなっていたロシアはその領土保全を考えるようになり現状維持を主張。しかし、列強に無視されかかっていた問題にロシアが言及したことはかえって問題への注目を集め、ロシアに反発するオーストリアはギリシア支持を表明する
すぐさまギリシア側のオーストリアとオランダ、オスマン側のロシアと北ドイツという構図が固まり、ドイツ統一による勢力均衡の崩れを恐れる西欧情勢が垣間見えたところでさらに事態が動いた。ギリシアを勢力下に置くイギリスも他国の勢力伸長に繋がるこれ以上のオスマン領解体を望まず、オスマン支持を表明したのである
ロシア、北ドイツ、イギリスという三大軍事大国が組んでしまえば手が出せるはずもない。オーストリアの提示した餌に釣られてようやくスペインがギリシア支持を表明したが、既にオーストリアはロシアの要求受け入れで合意していた。ロシアではこれを機にオーストリアを叩くべきとの声もあったが、イギリスが難色を示したため平和的な解決となった
こうしてロシアからしばらく戦争が遠ざかり、相次いだ戦役への莫大な出費から逃れたロシアは、その資金を工業化への投資へ向けることとなった
[8/27]~1851年・426点(2位)
イギリスの策略によりポルトガルがスペインの勢力圏から外れる
これは…チャンスじゃな?
英西ともにポルトガルと蜜月関係とはいえポイントは尽きてる。この隙に一気にロシアがかっさらうぜ!
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セメント需要の増加で北西イングランドの工場がフル稼働しているので拡張する
キエフ州のセメント工場は働く工員が足りないので、国力傾注で工員を増やす
マゾヴェツキ州の工員はもうそれなりに増やしたからな
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ようやく編成可能連隊数が100を回復
長かった… やたら戦争が続いたからな
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発明で機械部品が作れるようになったので金貯めて工場作るぞー!
セメントがあんまり儲からなくなって結局キエフ州の工場に人が要らなくなったので
国力傾注を景気が良さそうなトヴェリ州の方に変更
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国外移民が激増してるー!?
恐らく1次産業の生産量を増やす発明が相次いだことであぶれた労働力が、識字率が低くて2次産業に移れないため、海外の1次産業に移動しているものと考えられる
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意外と北ドイツとデッドヒートしてるフランス。そしてデンマークに抜かれたのはアチェ征服で兵力が一時的に減っていただけらしく復活してるオランダ
[8/28]~1853年・449点(2位)
初期の鉄道の研究が完了(しっかし鉄道建設まだまだ半端なのにレベルを上げられるようになってしまったw)
そろそろ陸軍技術を上げるか~。というわけで職業軍人精神を研究
精炭を研究しようかとも思ったが、今鉱山の生産量増やしてもあぶれた労働力が新大陸へ行っちゃうので、そっちは工場をもっと建ててからにする
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カザン州で資本家増やしてるけど、工場が無いから当然金が無い。十分人数増えたら工場建てるかぁ
いつの間にかモスクワ州の工員がやたら増えており、工場が一杯になって失業者が出ている
儲からずに閉鎖された製紙工場を再開しよう
しょうがないので潰れないように補助金を出す
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やっと汽走輸送船が発明されたぜ
これで帆走輸送船を置き換えてスピードアップだ
エジプトとペルシアが同盟。明らかに対オスマン同盟だがロシア抜きだと結局厳しいだろうなぁ
というかこうなるとエジプトが攻撃されるとほぼ確定でペルシアも参戦するので、これまでやってたペルシアを隠れ蓑にする戦法がですね
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金が貯まったので機械部品工場を作るぞ。場所はやっぱり工員の多い北西イングランド州
儲からなくて休止している肥料工場を閉鎖して建設(もう空きが無いからな)
モスクワ州も工員増えてきたし、工場を増やそう(製紙工場は儲からんので)
製材所と家具工場を建設。木材を産出するからな
トヴェリ州にもあるけどあっちに工員少なくて、生産量が中々増えないのが勿体ないからなぁ
というわけでトヴェリ州で工員育成してたんだけど、まあまあ増えてきたんで次にリトアニア州でやる
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チュニスから同盟要請。断る。後々メキシコやネジドからも来るが同様
段々この手の同盟(というか保護)の要請が増えてるんだよな*1
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国力傾注でカザン州の資本家が増えてきたが、収入が少ないせいか転職していく率も高くなってきた
もうちょっと粘りたかったが、もう工場作ろう
資本家育成は次の州に変更っと
粗方建てたい工場建てたし鉄道もやろう
シンド州は茶や果物の貴重な産出州。技術が上がってようやく鉄道建設できるぞ!
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北西イングランド州で緊張が高まる! くすぶり度が大幅アップしてしまう
でないと威信がアホみたいに大幅ダウンなのでこれは譲れない
これでくすぶり度が結構高くなったが
ギリシアが安定のくすぶり度100%なので「危機」が起こるならそっちだろう
それに比べるとブルガリアはまだまだだなぁ
(北西イングランドよりは高いが)
なお再びイベントが発生し追いつかれる模様
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どんどん鉄道や工場に投資していくよ~
とかやってたらイギリスが北西イングランド奪還で宣戦布告してきた。ヤバい! 陸軍予算0%だから組織率が死んでるので北西イングランドの部隊がボコボコにされる!!
ということで丁度数日前のセーブがあったので、そこからやり直して陸軍予算MAXにしたら宣戦されなかった。流石に予算0%は隙だらけだったらしい
となると今後は抑止力として陸軍予算をある程度の水準に維持しないと駄目か(黒字が激減する~)。それと急な戦争に備えてある程度資金を貯めたままの方が良いな。今回は戦争回避できたから良かったけど、速攻で資金尽きたぞ…
それと北西イングランドで「危機」がくすぶり続ける限り、イギリスが攻撃してくる危険が続く。イギリスがもう二度と復讐出来ないよう叩き潰しておかないとな…
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職業軍人精神の研究が完了
次は軍事計画。軍事技術の2段目を埋めていくぞ
陸軍の維持費がどんどん増えていくのは痛いが
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フランスの奴、北ドイツを引き離してんじゃん!
[8/29]~1855年・478点(2位)
ふと気付いたのですが、アメリカは余っ程の事が無ければ列強のままなので勢力圏に入れられない。逆にメキシコは列強にならないだろうから勢力圏には入ったまま。ということは…
同盟組んでアメリカに領土取られないよう守った方が得!!
(将来的には一緒にアメリカと戦って領土を山分けするのも良いですね)
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インドでももっと汽走輸送船を作れると便利だなと、久々に海軍基地を作ろうと思ったら
現在鉄道建設中だったので待つことに
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リトアニアで工員育成してたのが良い感じに増えてきたので、今回は思い切って工場があるけど人口の少ない中央シベリアや南フィンランドに国力傾注を使ってみる
やっぱり人口が少ない(中央シベリアなんか8千人しか労働人口がいない)ので工員が数百人程度で次に行く。人数が増えて工場が儲かりやすくなれば自然にもっと増えるはずだ
気がついたら北西イングランドの聖職者が2%を思いっきり超えてた
なので聖職者育成も次の州へ
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ブラジルから同盟提案。メキシコ同様後々勢力圏に入れると考えれば、ブラジルの領土防衛は得だ
しかし数ヶ月後、ブラジルはイギリスの勢力圏へ
となると当然更に数ヶ月後同盟破棄
ブラジルは後々ゴムを算出するから美味しいんだがなぁ
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エチオピアを勢力圏へ
どうせもう征服しないんだから勢力圏入れた方が得
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まあ機械部品工場が空いてるからすぐに空きが出るだろうが
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まーたイベントで北西イングランドの緊張が増す
最早くすぶり度75%かぁ
まあイラクなんて全土で100%だけど
ブルガリアも良い感じに盛り上がってきた
危機は前回から5年間は起こらないので、次起こるとしてもしばらくあるな
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休戦が切れた途端にオスマンがエジプトに宣戦布告。もうやだこの狂犬!
当然エジプトから参戦要請が来るが、以前書いた通りオスマンを勢力圏に入れるのであればエジプトから領土を取られても何も問題は無い。というわけでエジプトは見捨てる
ペルシアはエジプトとの同盟を履行する一方で、オスマンの同盟国イギリスはお誘いを拒否
ロシアが出てくる危険があるのに平気でオスマンが仕掛けてくるの、イギリスが味方にいるからだった…?(結局イギリス来ないけど)
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パルマでガリバルディの赤シャツ隊が蜂起して占領してると思ったら、革命成功でイタリアが成立していた
パルマが起因でイタリアになったため、外交関係はパルマのものを引き継ぎフランス勢力圏でフランス同盟国のイタリアが誕生
おい、両シチリアを返せ! まあ、イタリアになったら列強ほぼ確だから、勢力圏も同盟もおじゃんになるのは既定路線ではある
むしろこのままオランダが列強落ちするのであれば、そっちを是非とも勢力圏に入れたいところだな…!
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悪評がそれなりに下がってきたので、そろそろ次の戦争の仕込みだ
ブルネイはインドから極東への艦隊補給地点として丁度良いし、南方に植民するとゴムが採れるので美味い
大南から通行許可を貰い、侵攻部隊を集めておく
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日露和親条約イベントなんてあるんだ
休戦が切れてようやくワラキアを勢力圏に
オスマンに宣戦→イギリスを釣り出すという構想があるため、オスマンの衛星国はさっさと勢力圏に入れる(これで敵が10個連隊ほど減る)
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[8/30]~1855年・475点(3位)
ブルネイへの開戦工作が完了。このまま攻め込みたいところだが少々問題がある
ブルネイと戦争を始めてしばらくすると、毎度のパターンで同盟を切られる
変なシステムだとは思うが、戦争してると同盟の継続にマイナスらしい
いつものごとく戦争が終わってから結び直すことができるので大丈夫だと思っていたら
北ドイツと同盟が切れてる隙をついてイギリスが仕掛けてきやがる
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とりあえず対策を考えよう。イギリスの兵力はロシアの1.5倍くらいあるので成程単独だとやられるわけだ(てかフランスもこんなに軍備あるのかよ。道理でランキング抜かれそうなわけだ)
やはり北ドイツと同盟が切られるのはマズい…。ならば同盟を切られる前にブルネイとの戦争を終わらせればいい。要は戦争に投入する部隊を追加して占領にかかる時間を短縮するのだ
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というわけで、輸送船をインドに戻して追加の部隊を向かわせようとしている間に事件は起こった
お楽しみの「危機」が起こるのうちかよ~。他にも燃えそうなとこ色々あるのに!
(試しに何度か条件を変えてやり直してみたが毎回北西イングランドで発生した。他の候補地が全部オスマン領なのにオスマンがエジプトと戦争してるのが悪いのか?*2)
フランスが意外とロシア寄り(というより当然だがめっちゃ反イギリス)
北ドイツが意外とイギリス寄りでマズい(隣国のロシアが強大化することを脅威と捉えているか…)
他のオーストリア、スペイン、オランダは毎度のごとく明確にイギリス寄り
だがこいつらの力は所詮数合わせ程度に過ぎん
何と言っても北ドイツをこちら側に連れてくるのが肝心。幸い、イギリスに屈辱を与える条件でこちらに付いてくれた
悪評も3で済むので助かる~。ってそのせいでフランスがそっぽ向いてるんですけど!?
フランスが向こう行ったら流石に勝てない兵力差なのでやり直す
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「危機」が発生するかどうかなどを含めて色々試した結果、何だかよく分からんが微妙な条件の違いで結果が変わってくるらしく
普通に最初と同様にドイツを誘ったが、フランスもこっち来て万々歳
これなら戦争しても勝てるが、わざわざ戦争する必要は無い
北ドイツの勧誘に使った「屈辱」は呑んでくれないので白紙で妥結
戦争目的未達成で威信が引かれるが、「危機」解決の威信と合わせればプラスなので問題なし!
北ドイツとの関係が下がる分は関係改善しておく
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民間プロジェクトに政府も出資して作られた工場も増えてきた
イングリア州の弾薬工場、オルシャ州の大砲工場、サマラ州の製鉄所、トランスバイカル州の小火器工場、ルガンスク州の爆薬工場、南フィンランド州の汽船造船所
てかトランスバイカル州ってバイカル湖の東だからモンゴルの北なわけで、やっぱ人口少ないなぁ(中央シベリア州とかよりはマシだが)。よくまあここに工場建てるプロジェクトが
ともあれ、国力傾注で多少は工員増やしておこう。でないと全然増えないだろうし
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カザン州に工場ができたので、資本家育成の国力傾注をモスクワ州に戻したのだが
職人の人数だとモスクワ州の方が倍はいるが、貴族の方が資本家への転職率が高いのでキエフ州の方が有利かもしれん。計算して確かめよう
流石にモスクワだったかー!
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ブハラがヒヴァに宣戦
一方、オスマンの方はエジプトとの戦争を終える
両国の県が混ざってた2つの州がオスマンに統一されたが、まだまだシリア地域にエジプト領残ってんな
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次の記事へ続く