近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。祝・Vic3初大型拡張コンテンツ発売!*1 これと大型アップデートで色々新システムが追加されてるので、試しにプレイしてどんなもんか見てみましょう。このゲームの主役、大英帝国で!!
♪♪女神、聖女、叡智、聡明、支配、覇権(で・す・わ!)
目次
〇 グレートブリテン帝国物語(←現在のページ)
〇 グレートブリテン帝国物語――⑤グレート・ゲームの趨勢定まる
〇 グレートブリテン帝国物語――⑱火事場泥棒(更新中!)
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・GDP・人口・国家ランキング
[6/25]~1836年・£24.9百万・27.2百万人・1位
バージョン1.7.0
日本語
MOD無し
DLC全部入り
難易度デフォルト
セーブ&ロードあり
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大型アプデの後なのでMODは全部外してスタート*2
(和訳が… 日本語が… あちこち微妙……)
プレイ目標に「グレート・ゲーム」が追加されてるので、せっかくだからこれを選ぼう
てなわけでプレイ国家はイギリス
最初から勢力ブロックを持ってのスタートだ!
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というわけで大英帝国が大量に抱えている従属国。新システムで統治者をすげ替えたり市場を独立させたり領土を受け渡ししたりが可能になっている
そして独立欲求ならぬ「自由への願望」*3
状況に応じて少しずつ変動する
これが小さければ平和裏に併合したりできるわけだ*4
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国の基本ステータスにも勢力ブロックからの影響が表示されるようになった
イギリスは初期からベルギー、オレンジ自由国、トランスヴァールに独立保証をしているからそこでの優位があるが、今のところベルギーを取り込むのは厳しそうだ
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イギリスには既に反仏、反露、親仏のロビー団体が存在している。んで条件に応じてこれらの団体からの支持である「融和」の値が上下するわけだが
それに応じてロビー団体と紐付いた利益集団の支持が加減される。これ結構デカい要素だな?
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建設画面は結構雰囲気変わったが、国と民間でそれぞれ建設キューがあるのは相変わらず
ポイントは従属国にも建設できるようになったのと、協定を結べば外国に投資したり外国から投資されたりできるところ
そして施設の所有権
ランカシャーの貴族↑が農地や鉱山持ってたり、ランカシャーの炭鉱↓を地元や首都の資本家、地元の貴族が持ってる他に従業員にも持分があったりする
何故か織物工場が一部国有だったりするが
インドじゃ東インド会社直轄地の工場が全部国有(東インド会社の子会社?)だったり
[6/27]~1838年・£33.7百万・43.3百万人・1位
1.7.1にアプデ
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開始1ヶ月で貿易路無効の通知が出たと思ったら、清へのアヘンの輸出でこれは…
アヘン戦争イベントだ!
どうせなのでアヘン禁止に対抗する選択肢を選ぶ。ジャーナルの達成条件は条約港取得か(州を丸ごと割譲させるのは駄目なのね。まあそりゃ条約港は禁輸無効化できるしな)
っつーわけで潮州に条約港(香港)取得で戦争だー!
ついでに州を1ついただいていく
結構悪評が上がるが、下がるのも速いのですぐに何とも無くなった
こうして開戦
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悪評が上がった補正で影響力がマイナスになったので、穴埋めにロシアを宿敵にする
そしたら反露ロビーが「ロシアに禁輸しようぜ~」と言ってきた
うん? これ一度禁輸すればその後は関知しないやつだな?
というわけで禁輸してすぐ解除しようとしたらそうは問屋が卸さない。1年解除できませんよとのことだ。まあ1年待てば問題無かろう
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このゲーム、アプデで清が強くなったり弱くなったりするので、このバージョンではちゃんとアヘン戦争でボコボコにされるのかちょっと心配だった*5が大丈夫だった
香港上陸に送り込んだイギリス最大の軍団50個大隊弱に対し、敵は10倍近い500個大隊弱もの大軍だったが、技術差*6と清朝末期の強烈なデバフにより楽勝で勝てる
無事潮州に上陸、占領完了!
ところで山東省も要求に入れてたからそっちも占領しないと。インド(というかスリランカ)に駐屯する部隊を急遽向かわせる
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何か通知が出てると思ったら、ポルトガルが「我が国に投資してくだされ~」って言ってる。取り敢えず受諾
ヴィクトリア女王が即位ですわ~。なのでハノーファーは手放すことになるが
見捨てないでくれ~とばかりに防衛協定を求めてきたので受諾
その後イギリスにハノーファーへの投資を認める協定も提案されて受諾した
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与党を増やす分には選挙後じゃなくてもペナルティが無いので、ホイッグ党を引き入れてトーリー党と大連立を組ませ、開始早々政府の正当性が低かったのを何とかしていた。ともあれ初年度に選挙があり、それを経ても大連立は継続中なのだが、それはそれとして選挙後なので派閥の請願イベントが起こる
要求は内務制度の「保障された自由」だが、各利益集団の反応を考慮して民間学校でお茶を濁す(進捗確率10%だけどまあ何とかなってくれ)
学校制度が宗教学校なのもそうだけど、どうも教会が派閥としてやたら強いんだよな初期のイギリス。そこは削いでおきたい
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本国がアヘン戦争してるのとは別口で東インド会社が独自にカラート征服をしてたのが無事終了。ついでにマクラーンも東インド会社の従属国となり、カラートに味方したシンドも征服された
それからしばらくして清が降伏。アヘン戦争が終わった
アヘン戦争勝利イベントも起こって、これからドンドン中国と商売させてもらうぜ
ところがふと香港を見たら、港が無いのでイギリス市場に接続できず、条約港が機能していない!
慌てて港の建設を始めた
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支配者か与党が変わったのか、従属国の国家戦略が変わって宗主国に対する態度がコロコロ変わりよる
勢力ブロックのマップ表示を見てたらブレーメンに対する勢力で大英帝国がトップ、ついに他と比較した数字がプラスの国が出て来た
こりゃブロックに加入させられるんじゃないかと思ったらできないぞ?
あー、プラスの数字が200を超えないと駄目なのか。結構厳しくない?*7
しかもこれ200を超えてようやく呼べるってだけで、受諾されるかどうかはまた通常の外交協定と同じように相手国の判断があるみたいだな…(恩義、やっぱ恩義だなこういうときは!?*8)
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イギリス市場では鉄がやたら不足しているので、一度国の予算で鉄鉱山を造ったのだが、産業の公有が可能な法律だからそのまま国営鉱山なわけだ
でも別に国有にする必要性を感じないので、民間に払い下げする。ボタンを押して許可しておいたらいつの間にか売却されてた
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アルゼンチンで内戦が発生。これは反乱軍を支援して従属国にしてしまおう
南米はまだ他の列強の目が届かないから邪魔されないし、案外弱い国ばかりだから付け入りまくれる
反乱が内陸なので事前にこちらの部隊は辿り着けず*9、開戦してから上陸作戦をする必要がある
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その頃、開始2年も経たずしてフランスが共和制になっていた
3つの家系で君主の座を争うどころではない
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アルゼンチンとの戦争がスタート
こちらの保護国となった反乱軍は、内陸でイギリス市場にアクセスできないためか独自市場を要求
どうせ戦争が終われば大丈夫なので拒否しておいたが、後から考えるとここで自律欲求を上げずに下げといた方が良かったかも?
ともあれ反乱軍に戦力は皆無なので即占領される。すぐに継戦支持がマイナス100に張り付くが、従属国は個別に降伏できないので問題無い(助かる~)
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定期的にポイントが貯まって勢力ブロックの「原則」をアップグレードできるわけだが
とりあえず「植民地事業所」を上げといた
レベル2から追加される効果が非承認国への悪評半減はデカい
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「製薬」の研究が完了。これで次にキニーネを研究できる
それが終わればマラリアのデバフが無くなって植民が捗るぞ!
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アルゼンチンは入植地があるのもあって戦線が入り組んじゃうのだが、それで分かれた戦線を放置してるとそこから敵に占領地を奪い返されてしまう
よって指揮官がいなくても1個大隊ずつ部隊を分けて取り敢えず空いてる戦線を埋めとくのが大事
こうして無事アルゼンチンの占領が進み
敵は降伏。全土がイギリスの支配下、ラ・プラタ川植民地となった
んだけどそしたら勢力ブロックの結束力に異変が。この前まで60ちょっと上だったのが32に向けて低下中!?
うーん、ラ・プラタの自律欲求が高すぎるのが悪い!
下げるにしても今回は自然減しか方法が無いから困る
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ベルギーが独立保証を防衛協定にグレードアップしてほしいと言うので乗っかってやる(どうにか勢力ブロックに入れたいんだけどなぁ)
フランスがまたアルジェリアを攻めてるので、雑に参戦してフランスとの友好関係を構築する
ペルシアがアフガニスタンを攻めてると思ったら、ロシアが参戦してたのでそっちも同様に雑に乗っかる
(とはいえロシアに条約港取られるのは癪だなぁ。てかこっちもペルシアから何か取れば良かったかも?)
[6/28]~1840年・£34.4百万・43.6百万人・1位
和訳改善MODを追加
通知をアウトライナーの横に表示する設定をオンにする*10
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ラ・プラタの自律欲求が高いのでフォークランド諸島でもあげて宥めようと思ったらあげられる州ないよって言われる
地続きで隣接してないと駄目とかそういう…?*11
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ボリビアで反乱が起きたのでまたまた便乗する
スペインでも反乱発生。面白そうではあるが*12
体制側にポルトガルが着いたり、革命側にサルピエと両シチリアが着いたりと入り乱れてややこしそうだったので触らないでおく
ちなみにこの戦争、体制側とポルトガルがボコボコにされるのであった
(やっぱ便乗してたらキューバもらうとかできそうだったな)
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反露ロビーがロシアに征服されるのが確実な小国との外交案件をとりまとめてくれるイベントが発生
って内陸国と貿易協定結びやすくしてもらっても何の有難みもねぇ!
南オーストラリアで反乱が発生したが、反乱側に軍が皆無だったので一瞬で制圧されていた
何とか私立学校の法律が制定された
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いつの間にかハノーファーに対するブロックの勢力がめっちゃプラスになってる
あー、外交協定とかロビー団体とかでめっちゃポイント稼げるんだ
(1000ポイントの勢力シェア争いで200ポイントのプラスを稼ぐ必要があって、これは元になる勢力ファクターを各国で合計した数字を1000に換算してるわけだから、今のハノーファーに対して勢力をあと30稼ぐにはファクターを100も稼げば十分か)
ひとまず貿易協定を追加する(最終的に同じ市場に入れてしまえば、経済的な協定は要らなくなって使ってる影響力は返ってくる…!)
結果予想されるプラスが199ポイント! 惜しい!!
貿易を増やして何とか経済的依存度を上げようとしてみるが、いっそドイツ人がイギリスで差別されないようにすれば…
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はい、ここでイギリスは市民権の法律が「国民至上」でスタートするのでアイルランド人とか差別されまくって面倒なのでどうにかするのが課題なんですねそもそも
というわけで民間学校の法律が通ったら次は市民権を2段階下の「文化的排斥」に改正してるところだったんです丁度
(進捗確率が9割近くあるので笑っちゃう。何せ人気の煽動者が政治運動盛り上げまくってるし、有力派閥の指導者が支持しまくってる)
ともあれこれが通ればイングランド人(かスコットランド人)と同じ特性を持つ文化は差別されなくなる
なのでドイツ人も差別されなくなって、ハノーファーは大英帝国のものってわけ
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選挙があったのだが実業家までホイッグ党に加わるとか言い出していよいよ挙国一致政権になってきた
ホイッグ党単独の方が正当性が上がるのだが、閾値を跨がないのに10上がってもなぁ
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ベルギーがイギリスからの投資を求めてきたので受諾
これでベルギーにおけるイギリス勢力は大分拡大するが、まだまだ足りないなぁ
親英ロビーに金でも出すか
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そんなこんなしてる間ボリビアの戦争は順調に進み*13
向こうが降伏(あ、やっぱりペルーは独立するのね)
幸い自律欲求はラ・プラタと違って十分低いので助かる
休戦オマーンとミスキート海岸の自治権を縮小できると通知が出てるけど、従属国の自律欲求が軒並み+10されるのがなぁ
ラ・プラタのそれが十分下がるまで待たないと
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南米に足掛かりを得た分、関心が浮いたのでニジェールなどに関心を付けておく
実は以前ベニンに親英ロビーが発足したって通知が来たけど、関心が余ってなくて資金援助できなかったんだよね
ついでにハノーファーの親英ロビーにも資金援助しておく
ちなみに自国に融和的なロビー団体がどこの国に存在するか調べるには、ロビー団体を選択したときにマップに表示されるのを見れば良い
南米進出の結果ウルグアイに対するイギリス勢力が結構強くなってる
中米なんか分裂して小さくなったお陰かめっちゃ取り込みやすそうじゃん
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次の記事に続く
*1:僕のような初手でグランドエディションを予約購入した人間にとっては既に購入済みのものだ…!
*2:要らなくなったやつもあるしな…
*3:必ずしも独立を求めるのではなく、あくまで従属国としての権限拡大を指向したりもするのでこの言い回しなようだ
*4:しっかし保護国→自治領→傀儡国の3段階はやっぱ多いよな?
*5:というか1.5の頃は大軍同士がぶつかると戦線が膠着してどうにもならなかったんだよな。現バージョンだとこの後フランスがアルジェリア征服で敵に回ったオーストリアをボコボコにしてたのでそこら辺は大丈夫そう
*6:向こうは非正規兵なのにこっちは最初から散兵だからな…
*7:関税同盟とかだともっと緩いんだろうかと思ったらそうでもないらしい
*8:逆に考えると恩義では勢力の優位性が足りないのはどうにもならないのか
*9:そもそも部隊を動かすのが遅くてギリ間に合わない
*10:以前そういうMODがあったけど公式が採用したのね
*11:試しにローワー・カナダに譲渡しようとすると選択肢にニューファンドランドだけ出て来るのでそうっぽい。編入済みじゃないと駄目とかは無い
*12:カリブ海辺りの土地がもらえたら美味しい
*13:参戦するのが遅かったのでイギリス軍が戦場に到着するのが遅れ、微妙に反乱軍の領土に攻め込まれてたのは内緒だ