近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
目次
〇 グレートブリテン帝国物語――⑤グレート・ゲームの趨勢定まる
〇 グレートブリテン帝国物語――⑮逆襲のロシア(←現在のページ)
- 目次
- 前回のあらすじ
- [7/29]~1888年・£194.3百万・72.4百万人・1位
- [7/30]~1890年・£210.4百万・76.7百万人・1位
- [7/30]~1891年・£216.0百万・77.8百万人・1位
- [7/31]~1892年・£220.0百万・80.7百万人・1位
〇 グレートブリテン帝国物語――⑱火事場泥棒(更新中!)
※見出しは[プレイ日]~ゲーム内年代・GDP・人口・国家ランキング
前回のあらすじ
大国との直接対決を避けて悠々と征服を続けるイギリス
しかし、因縁の対決が刻々と近づいていた
[7/29]~1888年・£194.3百万・72.4百万人・1位
そろそろグレート・ゲームに決着を付けたいので中央アジアの北部に進出していくが、この辺りの国にはロシアが軒並み独立保証している。3つのハン国は見逃してくれるが、ウイグルスタンには確実にロシアが参戦してくる*1
そこで先に勝ちやすい条件でロシアと戦争し、停戦中でロシアがこちらと敵対する側に味方できない状態で新疆を攻める! ギリシアの解放*2にすればイギリスもギリシアも直接ロシアと陸路で繋がってないので、上陸作戦を軽くやってロシアと直接戦わずに済ませられる…
と思ったらイオニア諸島とギリシア本土の間に戦線ができるし、この前自治領にしたペルシアが自動で参戦してるからそこのロシア国境にも戦線ができる~! んじゃあペルシアを保護国にすればいいじゃん♪と思いきや、ロシアが戦争目標に「ペルシアの移譲」を加えるとやっぱりペルシアが参戦するので無意味!!
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ここはプロイセンの力を借りるっきゃねぇ!ギリシアはプロイセンの関心が無いのでバルト総督領の解放で宣戦
恩義でプロイセンを呼ぶ
これなら正攻法で正面から戦っても勝てるだろう。よくよく考えるとプロイセン呼ばなくてもイギリス本国と従属国合わせりゃロシアにも兵力勝ってるが
これならワンチャン戦わなくてもロシアが屈するんじゃね?とこの前オランダにやったように2次要求を追加して屈した方がお得な状況にする。アラスカおーくれ
更に駄目押しでスウェーデンを味方に付け、総動員して本気を見せつける
総動員して金が掛かるので予算を調整。税を引下げると正当性がプラスなので、それで正当性上げつつ下がった収入は消費税増やしてカバーすりゃ良いな(この前一部派閥のリーダーが交代して、思想が先代と大きく違うせいで思想の不一致で正当性が低いのだ)
最終的に双方こんな感じの要求になった
しかし結局ロシアは屈せず
そのまま開戦(開戦時点で兵力差2倍なのにようやる)
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気付いたらブラジルが非主要国落ちしてる(メキシコ以下かいな)
ということは…
従属化できるぜヤッター!!
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戦争目標のバルト海沿岸は戦線を北上させるように上陸作戦していく。首都の守りは硬くても、近隣とはいえこの辺りは司令部が別なので守りが薄っすいんだよなぁ
更にオスマンを参戦させて
100個大隊ほど戦力を増やすと同時にこの辺りの戦線を広げ、こちらも上陸作戦で北上させていく
後は太平洋側で沿海州やアラスカに上陸作戦して占領してからロシア極東に上陸して西へ攻め上る毎度の流れ
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2つの主戦線は今のところどちらも不利。しかし上陸作戦で戦争目標さえ押さえてしまえば、後は敵の戦争支持度が削れてくのを見ながら耐えれば良いので頑張ろう(しっかし味方側総兵力が1500個大隊超えとは凄いものだな)
カナダがバルト総督領の首都に上陸作戦を仕掛けるという分かってんじゃんなムーブをしている
おかげでこっちが同じとこに上陸作戦をできないが、敵の守りが薄いので敵艦隊だけイギリスが片付けてやれば普通に成功するだろう
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フェミニズムが伝播。今後女性の煽動者とかが出て来る
選挙が始まり、指導者交代で左派に傾いたインテリ派閥が与党を割る
結果正当性がヤバいことになる
うおお早く選挙終わって連立変えさせてくれ~
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カナダの上陸作戦が成功し、バルト総督領の首都を押さえた。アラスカも占領し終えてるのでこれで問題無くロシアを負かせるられるぞ*3
主戦線はどちらも味方が集まってきて普通にこっちが有利になり、問題無く攻め込めている
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選挙も相まってフランスから煽動者が亡命してくるとか、労組がベルギーの社会主義知識人に支援してもらったりロシアの労働者と連帯したり色々起こりまくる
そして女性活動家の登場に続いてチェンバレンだ!
ヒトラーを甘やかしたチェンバレンの親父がプチブルの指導者交代で登場
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普通に正攻法で行ける有利さになってるイギリスに敗色が強まってきたロシア(そりゃ戦力差2倍くらいとなるとね…)。何せ戦力差と逆でイギリス側より倍くらい死んでるからな…*4
向こうの戦争支持度は0よりちょっと下がった程度だがもう講和が通る
まあ大した戦争目標じゃないからな
ともあれこれで終戦。次の下準備は完了だぜ!!
[7/30]~1890年・£210.4百万・76.7百万人・1位
ロシアを片付けたのでいよいよ新疆を保護国にする
一方イギリス国内では選挙が終了。インテリが抜けたピール党はトーリー党に敗北
ピール党単独でも同じ正当性だが、どうせなので2大政党大連立にしちゃおう
さて、新疆の方だがロシアが加勢
……え、独立保証は休戦スルーできるの!?!?!?
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さてどうしよう。この前の大戦争は何だったのか
いや、直前にロシアをボコボコにしたわけでそのダメージは向こうに残ってるはず。そしてプロイセン抜きでもこちらの戦力は向こうよりかなり多い。…大丈夫行ける行ける
というわけで開戦したところでチベットを参戦させる
これで新疆を直接殴れる!
一方チベットの独立欲求がヤバそうだけど何とかなるだろう
後は毎度の極東から攻めていくのと、コーカサス戦線
こっちは守れればOKなので余裕分を新疆に送ろう
最初は不意打ちで一方的に攻め込めたチベット戦線も、敵部隊が集まってきたらあんまり有利じゃなくなってきたのだ
思い切って大部隊を送ってこれで大丈夫
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アフリカのダホメがこの前投資してくだされ~と頼んできたので受けたのだが、それだけでもう勢力圏入りできるようになった
そういやペルーも従属化できるようになってたな
ってあー! ダホメの回答が来る前に結束力ダウンさせてしまい断られたー!!
(まあアフリカの小国は勢力圏から従属化するより直接征服した方が早いか…)
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コーカサスはキッチリ守り、新疆にはバッチリ攻め込み*5、シベリアを西へ向かう
ここでロシアが降伏。やっぱり連戦のダメージが溜まっていたか
こうなると十数個大隊しかない新疆は当然講和に応じる
いやー、思ったより大変なことになったが無事に中央アジアへ踏み出したぞ!
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マラリア予防の研究が完了。これでいよいよ深刻なマラリア地帯もガンガン入植できる!
それに植民の機関もレベルMAXにできるぜ(後で貿易路を整理して行政力をひねり出した)
これでアフリカ分割がスタート
スタートのイベントはただの告知みたいなもんだが、以降アフリカ植民に関するイベントの頻度が激増
ジャーナルにもアフリカ分割が出現!
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ウイグルに続いてコーカンドを保護国にするぞ
どこも助けてくれなかったコーカンドは屈服*6
悪評が20超えてきたのでしばらく大人しくしよう
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植民地成長が余りまくってるので入植できるとこには全部入植してるのだが*7
ソロモン諸島の入植があまりにも早く終わったと思ったらフランスが殆ど埋めてたのね…
太平洋は別に良いんだけど、こっちがロシアに気を取られてる隙にコロンビア取られてるのさぁ*8
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シク王国が微妙にペルシア方面に領土を持ってるので、グレート・ゲームを終わらせるにはここを押さえねばならん
首都州になってるので必要なとこだけ取るより丸ごと保護国にした方が悪評が安く済む
戦争自体は勿論余裕
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国のランキングを見たらイタリアがまさかの3位。フランスとベルギーが列強から脱落
ジャワが大国入りしボリビアとザクセンが地味に強いと見所が多い*9
[7/30]~1891年・£216.0百万・77.8百万人・1位
電話の研究が完了
こいつはひとまず国が工場を建てて電話が流通しないと、需要が生じないので一生民間が建設してくれないからな
イギリス本国で一応労働力の余剰があり、布告で製造業が強化されてるので利益率も大きいアルスターに工場を造るぞ
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山岳地帯で中々占領が進まなかったシク王国が降伏
次は中央アジアに戻ってブハラを保護国にする
屈服を誘導するため2次要求を追加したが
端っこのショボいとこを要求したせいか普通に開戦
(どうせならトルクメニスタンに入植できる州を取れば良かったかもしれん)
カブールを参戦させて攻め込めるようにする
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ベネズエラを勢力圏に加入させる
結構行けそうな感じになってたのでちょっと資金援助してやればこれよ
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内燃機関の研究が完了。これで自動車を作れる!
だが自動車の生産はこれまで蒸気機関を作ってた工場を切り替えることになるので、今でも全然需要があって元々値段が高止まりしてる蒸気機関が余計値上がりしてしまう
というかこの前ようやく+30%を割ったと思ったのに、先に自動車技術研究したベルギーが切り替えたせいで滅茶苦茶値上がりしてんだよ!(そりゃこんだけ自動車が高いんだからそっちのが儲かるからね…)
ともあれ伐採所と石油リグの新方式は自動車を使わないので、そっちは切り替えておく
(早く自動車を使う動員オプションが使えるくらいに自動車生産したいなぁ)
[7/31]~1892年・£220.0百万・80.7百万人・1位
特に何事もなく全土占領してブハラが降伏したので次はヒヴァを保護国にする
トルクメニスタンに植民するため、最南部の州を追加で要求
ここでロシアがヒヴァに加勢。こいつ地続きなら普通に参戦してくるのかよ!!
まあウイグル攻めた時も普通にロシアに勝てたし今度も大丈夫だろう…*10
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教会派閥のリーダーが庶民に優しい感じの奴に交代したので、それ系の法改正ができそうだな
オスマンで派手な内戦になりそうなんだが、自力で勝てそうなのでこっちは対ロシアに全力で大丈夫そう
やることは新疆の時と一緒だ。ペルシア国境の戦線には防衛できるだけの部隊を用意し、残りは目的の国近辺に待機
開戦したら
既に保護国にしてある隣国を参戦させて、新しくできた戦線から攻め込む!
(もちろん無防備な極東からロシアを占領するのもやる)
しっかしロシアも毎度ボコボコにされて余裕が無いのか、ヒヴァの戦線にはろくに軍を送ってこない
(どうも向こうはペルシア方面に本気出してるのに、こっちに余裕で防がれているようだ)
結果、ヒヴァ侵攻はイギリス側がかなり優位で推移し、無事全土占領
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選挙が終了。イベントの選択肢で誘導したのもあって前回以上にトーリー党が勝利
んじゃ正当性を1ポイント犠牲にピール党を与党から外しまして
邪魔者がいなくなったので労働者の権利を保護無しから規制機関有りに法改正するぞ
イギリス本国は労働力が不足しがちだから労働災害を減らしたいもんね
地主と実業家が多少嫌がるが問題無い(というかもっと嫌がる法改正もしたいけどまずは一番嫌がられないやつから)
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企業の繁栄度が100を割って、特殊効果がもらえなくなってるという通知が出る
かつては食料品が不足しがちでボロ儲けだった食品産業も今やあんまり儲からないようで。仕方ない。別の企業に入れ替えよう
こいつらは繁栄度100のボーナスも美味しいが、単純に製鉄所とエンジン工場にバフがあるのが中々美味い
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全土占領され当然戦争支持度がガンガン減ったヒヴァはしばらくして降伏
というかロシアの戦争支持度が意外とまだまだ高くて講和に応じないからこうなった。ヒヴァは全然講和する気だったのに
んでようやくヒヴァの方向からロシア領内に攻め込まれてマズいな…となりそっちにも部隊を向かわせているが、それはそれでペルシアからも攻め込めるようになるだけなんだよなぁ*11
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ちょくちょく自分の従属国の借金を他国が肩代わりしてて(これ危なくないか?)ってなるので、先回りできるよう借金肩代わりできる国が無いかチェックしてるんだが、日本の借金が凄いことになってる*12
ともあれ、これでゲットした恩義で投資協定を結ばせてもらおう*13
久々に日本への投資権が復活したわけだが、以前フランスも投資権得てるのでフランスが所有権を持つ物件もイギリスが持ってる物件に交じってチラホラある
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ガンガン攻め込まれてロシアの戦争支持度もジワジワ下がっていき
向こうから和平を提案してきた
これで無事戦争が終わり、中央アジアの国をイギリスが全部ゲットしたわけだがまだグレート・ゲームは終わらない。やっぱり分権国家のトルクメニスタンが残ってるから、植民が終わるまで完了しないかぁ
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ロシアとの戦争が終わったので少々オスマンの反乱を平定する手伝いをして、こっちも無事片付いた
政府が工場を1つ建てたばかりの時は微妙だったが、需要が伸びていって工場への就職も増え*14、利益がしっかり出るようになると民間の投資が始まり電話の生産も増えてきた
(まあまだまだ需要に対して足りてないんだが)
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コンベアの研究が完了
これで色々な工場の方式をアップグレードできるが…?
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次の記事に続く
*1:東トルキスタンも中央アジアなんだなぁ
*2:属国の移譲にしようかと思ったらギリシアもらうだけで悪評を20以上食らうのは割に合わないので解放で
*3:まだ両国とも戦争支持度80超えてるのにw
*4:一方戦費はイギリスが金掛けまくってる
*5:今更だけどこうしてタリム盆地占領してみると半分くらいカザフだよなこの新疆
*6:内陸でわざわざ隣の保護国を参戦させて独立欲求上げないと攻め込めないので、戦争しなくて済むのは助かる
*7:従属国がやってるアフリカ内陸も直接入植してぇ~
*8:パナマのせいかヌエバ・グラナダにやたら警戒されてんだよな
*9:ボリビアはイギリス勢力圏で地味に移民集めて産業が強いからな
*10:全軍投入する必要は出て来たが
*11:まあ山岳地帯のコーカサスは占領スピードが遅いから平地の守りを優先するのは合理的ではある
*12:借金常連のポルトガルとかデンマークでも500万ポンドあれば酷い方なのに1000万ポンド以上って…
*13:ほんとは一方的な投資権が欲しかったんだけどなー。てかこの受諾スコアなら借りを利用せずともこっちから貸しにすれば通るじゃん!
*14:イギリス本国は人手不足なので工場で労働力の取り合いなのだ